松井証券のIPO注力ぶりを考察!IPO当選には松井証券は欠かせない!

松井証券はここ最近IPOに非常に注力しているネット証券になります。注力の歴史としては2015年頃から感じられていましたが、2017年ぐらいからデータ的に鮮明になり、2020年時点では、もうIPOでは外せない証券会社になっています。

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このページでは松井証券のIPO注力ぶりの変遷を振り返り、なぜIPOでは松井証券が狙い目なのかを紹介して抽選ルールからの戦略などを考察したいと思います。

松井証券のIPOの歴史

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証券会社別のIPO割当、幹事実績年別グラフ

当方がまとめている2001年からのIPOデータで幹事証券実績をグラフにしたものを掲載します。リーマン・ショック前にもIPOバブルの時期がありました。その2007年よりも手前の時期では松井証券もかなりのIPO取扱実績があったことが分かります。

  • 過去にはIPO落選時に50円貰えた。

松井証券は5大ネット証券の一角として、古くからIPOを取り扱っていました。なんと2006年の4月まではIPOに落選したときにはお詫びとして50円もらえるというサービスまで行っていました。この徹底したお客様に得してもらう姿勢というのは松井証券の特徴です。

しかしながら2007年以降、リーマンショックなどによりIPOの数などが減ってしまうと松井証券もIPOに注力しなくなった印象があります。しかし、上記のグラフを見ても分かるように2015年頃から右肩上がりに件数が増加傾向なのが分かると思います。

2015年といえば郵政IPOがあった年です。明らかにこの頃から松井証券IPOへの注力姿勢が復活しています。

  • 2015年にオプトベンチャーズ(VC)に出資

IPO注力として分かりやすい話題が、2015年のオプトベンチャーズへの出資でしょう。IPOの卵への出資を高めることによってIPOが登場したときに幹事証券として活躍することが増えています。この注力の結果があからさまに見えてきたのが2017年頃からです。

松井証券の幹事証券件数の推移(2014年~2019年)

  • 2014年・・・4件
  • 2015年・・・16件(郵政は3カウント)
  • 2016年・・・11件
  • 2017年・・・14件
  • 2018年・・・9件
  • 2019年・・・20件

2014年より前は多くても年4件という状況でしたので、明らかに数が増えています。実際の案件も見ていてもオプト出資の企業のIPOには大抵松井証券の名がありますし、特にネット系であったりベンチャービジネスに松井証券の名が多く出てきます。

つまり、初値の上がりやすい人気IPOに松井証券が幹事証券を努めている傾向も感じます。

取扱件数も増えて、しかもその案件は人気が集まりやすい(評価の高い)IPOという2つの面で松井証券のIPOのメリットを感じます。

  • 2018年9月にIPO抽選ルールを変更!前期抽選型、前受金不要に!

IPO抽選ルールでも改善がされたのが2018年9月です。それまでは松井証券は後期抽選型で資金拘束であったり、購入申し仕込み忘れなどが考えられていました。手続きが面倒な部分もあって穴場感がありましたが、そういったものを取り払って口座を持っている人全員に参加しやすくなっています。

松井証券

特に「抽選時は入金不要!」ということで、とりあえず口座さえ持っておけば参加が可能です。参加者が増える分、当選確率は下がっているでしょうが、それでも参加しないと損といったレベルになっています。

松井証券のIPO申込み戦略

松井証券のIPO申込み戦略は2018年9月のIPOルール変更以降、非常にシンプルになっています。

ブックビル期間に入ったら、忘れずに需要申告。結果を確認後、当選なら忘れず購入する」だけです。

特に取引実績などの傾斜配分などはありません。そういったところは平等抽選を貫いていて、初心者に優しい証券会社と言えるでしょう。松井証券はIPOの他にも「業界初のサービス提供開始」が多い証券会社として有名です。

業界初を抜粋列挙すると「1998年:本格的ネット取引開始」「1999年:定額手数料体系導入」「2002年:預株制度」「2003年:無期限信用取引開始」「2013年:一日信用取引開始」「2014年:プレミアム空売りサービス開始」「2018年:ベストマッチ(SOR)開始」などなどです。

IPOの他にも使えるサービスがいち早く登場することが多いのが松井証券の特徴でもありますので、IPOがない時は他のサービスを使い倒すというのが良いかと思います。

「黒澤の松井証券でのIPO当選実績」

最後に当方の松井証券での当選実績を紹介します。

今のところ年に1回ぐらいIPO当選があれば良い程度ですが、IPO人気によってIPOの当選確率はかなり厳しい状況ですので、年に1回IPOがあたって楽しめるのであれば、かなり優秀かと感じます。抽選ルールが変わった2018年以降でも当方は、公募株当選を経験しておりますので、まだまだ当選狙いに有効な証券会社ですね。

松井証券

個人的には松井証券さんにはIPO以外にも、PO・立会外分売、一般信用売(株主優待クロス取引)、プレ空サービスでの売り仕掛けやヘッジなどなどお世話になっている場面が多いです。IPOもそれ以外も活用するというのが松井証券の上手な使い方かもしれません。

他の証券会社で優遇抽選などによって、なかなかIPOが手に入らない方で松井証券の口座を持ってない方は損していますね。

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