株主優待クロス取引にオススメの証券会社として、手数料も安く株主優待も使えるGMOクリック証券とダイレクトコースなら無条件で取引手数料0円のSMBC日興証券をオススメとして紹介しましたが、もう一つオススメの証券会社があります。

それがライブスター証券です。

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今回はライブスター証券がおすすめの理由を紹介します。基本的には信用取引手数料が条件なしで安いということが、出来る限り小額のコストで実施したい株主優待クロス取引に向いています。もちろん、優待クロスだけでなく通常の取引でもその恩恵は大きいです。

GMOクリック証券よりも安い信用取引手数料体型

証券会社株式取引手数料比較一覧

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まず、上記表を確認して下さい。信用取引手数料の一覧表です。当方がGMOクリック証券SMBC日興証券をオススメとしているのは上記表から確認できますが、ライブスター証券の方がGMOクリック証券よりもさらに安いです。1取引で「100-86=14円。」ですが、クロスなら1銘柄で買いと売りを考えて年間100銘柄取引しても2,800円の差になります。

小さな差に見えますがクオカード優待3,000円分ぐらいの違いは出てきますね。

また、上記表だけみるとSMBC日興証券がいいではないか?となりますが、実はSMBC日興証券は現金余力の取扱が、信用口座と別々管理されていることで資金効率が悪いです。これは口座を実際使ってみると分かります。クロス取引の場合は現物の買いと信用の売りなので、別管理しないといけないというのはかなり資金効率が悪くなります。

ですので、まだGMO系の手数料キャッシュバックがないなどの場合はライブスター証券が最有力の証券会社になります。

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ライブスター証券でもこの比較表を出していますが、大手ネット証券に加えてGMOクリック証券を一緒に入れているところ力の入れ具合がわかりますね。なお、各方面のネット証券ランキングでは手数料部門で1位に良くなっているのがライブスター証券です。

※なお、ライブスター証券も大口取引プランを用意していて適用されると取引は全て0円になります。さらに信用買方金利優遇もあるので、VIPプランを見てもお得です。キャンペーンということで実施していますが、今のところ常に継続しています。

弱点はWebの取引画面の貧弱さ、それは取引ツールでカバー

手数料で見るとライブスター証券がオススメなのですが、弱点と感じるのはWebの取引画面です。GMOクリック証券はネット系の会社なのでウェブのUIに優れていますが、残念ながらライブスター証券のWeb画面は使いにくいです。

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例えば信用取引の画面ではいちいち銘柄コード打ち込んで時価更新ボタン押さないと注文が出来ません。IPOの受付も始まりましたが、コンタクトフォームで連絡など原始的な印象は否めません。

ただ、それはダウンロード版取引ツール「LivestarR」がカバーしてくれます。でもこのツール起動に一回ログインしてダウンロードして起動するのは納得していませんが・・・。

信用クロス取引はLivestarRをダウンロードして行ったほうが、圧倒的にやりやすいです。マウスのクリックで銘柄選択や注文ができるので、同銘柄の「買い」と「売り」の注文を一緒に入れるのに間違いが少なくなります。

特に「株主優待クロス取引」は同時期に複数の注文をたくさん入れますので、間違いが起きやすくミスって損失するとコツコツと積み上げたものがなくなってしまうので、注文ミスは結構痛いです。ですので、取引のしやすさは重要視しておりライブスター証券はダウンロード版の取引ツールが使えれば問題ないです。

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ツールに関しては実際使わないとそのスムーズさがわかりづらいと思いますが、マウス操作で直感的に出来るし「現引」「現渡」もダウンロード版のツールを使ったほうが簡単です。

私はツールで発注してWebの画面でポジション確認をするといった工夫をしてミスを防いでいます。


ライブスター証券はどちらかと言うとマイナーな証券会社ですので、注目されている人は少ない穴場証券会社かもしれません。でも、その分何かで勝るものがないといけないので「手数料の安さ」は間違いなく大手系のネット証券より強みを出すと思っています。

特に株主優待クロス取引など、頻繁な小銭稼ぎのトレードは手数料の安さでコスト削減も結果の違いに反映されますので、手数料で特徴のあるライブスター証券はオススメの証券会社になります。

新規口座開設時は、取引手数料が無料になるキャンペーンもあるので、最初も上手に使ってほしいですね。