いよいよLINEのIPOの新規承認が発表されましたが、気になった点がグローバルオファリングで国内のほうが枚数が少ない点です。目途としては国内募集株式数13,000,000株及び海外募集株式数22,000,000株となっています。

枚数で見て日本での配分は、コメダホールディングスよりも少ないことになり、大型といえど意外にも取りにくい現象が起きるかもしれません。なお、日本郵政株はLINEの国内配分数の30倍程度ありました。これをみてもLINEは余裕の気持ちでいると、1つも取れないといった結果もありえます。

そこに出てきているのが、幹事団に入った東海東京証券です。

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東海東京証券は郵政IPOの時は、もちろん注目ではありましたがそれほどプッシュするような証券会社ではなかったため「ゆうちょ銀行・かんぽ生命・日本郵政」の3銘柄が、殆どの人がゲットできるという、かなり穴場証券になりました。東海東京証券から申し込んでいた人はかなりラッキーだったはずです。

LINE上場でもネットから申し込めて、口座数的に見ても穴場な東海東京証券が狙い目証券となります。しっかりとルール確認と攻略の糸口を復習しておきたいところです。

1.東海東京証券は主幹事実績も多く、IPOに強い

東海東京証券が実はIPOに強いというのはあまり知られていないですが、大手店頭証券を除けば次にIPOに強い証券会社です。主幹事になることも多く、IPO攻略には外せない証券会社となっています。

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東証が「主幹事候補証券会社」というものを公表していますが、そこにしっかりと記載されています。

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大手店頭を除いて、店頭系証券では東海東京証券の他、岡三証券、東洋証券あたりが国内では注目ですね。ネット証券ではSBI証券が基本ですが、マネックス証券も主幹事候補に入っているのですね。

東海東京証券は2015年度も主幹事を5件受けています。2016年でも活躍していますね。断続的にIPOの主幹事になります。

2.申し込みはオンラインから可能、ステージ制あり

ネット申し込みが出来るようになって非常に便利になりました。申し込みの手軽さからやや当選確率が下がった感もありますが、まだ穴場です。なお、ネット入金がないので入金方法は他の代替方法を考えたほうがいいですね(個人的オススメは東京三菱UFJ銀行のダイレクト口座での振り込みです)。

またIPO抽選はステージ制を引いています

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ステージを一つ上げるだけで10%に絞られないところでの抽選となるのがミソですね。ステージCに載せるためには時価総額で500万以上の資産と、累計10万以上の手数料です。

可能といえば可能なステージC以上を取るかは、皆さんが東海東京証券とどれだけ密にお付き合いするかによってきそうです。ここの判断は人によって変わってくるところですね

なお、郵政IPOではステージDでもほぼ全プレ模様でした。LINEでもこれから申し込む人が十分手に入れることが出来るレベルで配分があるのではないかと思います。


LINE株は配分される枚数を見ていると思っている以上に手に入りづらいかもしれません。 申し込めるところはしっかり申し込んで、当選確率を高めておかないと残念な結果もありえます。

東海東京証券は幹事証券に入ってくれたので、正に救世主的な活躍をするのではないか?と見ています。

ちなみにですが、手数料0円キャンペーンがかなり凄いです。信用金利が低いので、キャンペーン中ならコストが一番安く取引できる証券会社になると思います。