ウェルスナビ株式会社は新規承認されました!
ウェルスナビ株式会社の概要
事業内容:金融商品取引業(ロボアドバイザーによる個人資産運用サービス「WealthNavi」を運営)
ウェルスナビ株式会社の注目度・上場初値期待度・コメントなど
期待度 | 評価: (A:期待度高い) |
---|---|
注目度 | 評価: (A:注目度高) |
・上場に対するコメント
ロボアドバイザーによる資産運用最大手。運用者数No.1。預かり資産も順調に増やしている。
売上は伸びているものの宣伝費などかさみ赤字状態なので、上場には財務改善など必至。上場はしたいだろうが、財務状況が良くなって上場承認できる体制になってからだろう。
売上は伸びているものの宣伝費などかさみ赤字状態なので、上場には財務改善など必至。上場はしたいだろうが、財務状況が良くなって上場承認できる体制になってからだろう。
・上場に対する追加メモ・関連企業情報など
日経新聞の選ぶ将来性のある企業に選ばれており、日本有数のフィンテック企業として注目されている企業。
資産運用を全自動で行うロボアドバイザー「WealthNavi」を運営するウェルスナビは11月9日、複数の株主を引受先とした第三者割当増資と金融機関からの融資などにより、総額で40億円を調達したことを明らかにした。
内訳は第三者割当増資が25億円、融資などが15億円。なお今回同社に出資したのはいずれも既存株主だ。
ウェルスナビは2月にも第三者割当増資と融資により45億円を調達。2015年4月の創業からの調達額は総額で107億円になる。(2018年)
個人投資家の資産運用を金融工学を使って自動で指南するウェルスナビ(東京・渋谷、柴山和久社長)が、株式の上場を東京証券取引所に申請したことが分かった。承認を受け、年内にも上場する見通し。資産運用のフィンテックとしては初の上場で、今年最大規模の新規株式公開(IPO)になるとみられる。
上場で調達した資金は技術者の採用など開発体制の拡充や新サービスの開発、マーケティングに充てる。
企業価値は推定で500億~600億円とみられる。市場は東証マザーズを想定している。主幹事はSBI証券と大和証券が共同で務める。公開価格は今後、投資家の需要を見極めて決まる。
ウェルスナビは年齢や年収、運用目的などの顧客情報を基に、世界の株式や債券に自動で分散投資するロボットアドバイザーの国内最大手。15年4月の設立で、直近の口座数は約36万口座を突破(2021年1月8日時点)、預かり資産残高は3400億円を達成(2021年1月8日時点)。
20~50代の勤労世代が老後に備えた資産形成に使っている。19年12月期の営業収益は前の期比76%増の15億円だが、技術開発など先行投資が続き、最終損益は20億円の赤字(前の期は17億円の赤字)となっている。
20年のIPOは新型コロナウイルスの感染拡大で一時期落ち込んだが、7月以降は急回復している。初値が公開価格を大きく上回る企業も多い。再上場の雪国まいたけを除くと、ウェルスナビはニューラルポケットやモダリスなどと並ぶ今年最大規模となりそうだ。
世界でロボットアドバイザーの市場は拡大している。独調査会社スタティスタによると預かり資産は20年の9874億ドル(約104兆円)から、24年に2兆4872億ドルになる見通し。一方で運用手数料の競争は激しくなっている。日本も市場は拡大しているが、米国に比べると規模はまだ小さい。
フィンテック企業では会計ソフト開発のフリーや家計簿アプリのマネーフォワードの時価総額が1000億円を超えるが、米国に比べると企業数も規模も出遅れている。スマートフォン証券を傘下に持つフィナテキストホールディングス(東京・千代田)などがIPO準備を進めるなど、株式市場では今後のけん引役としてフィンテック企業への期待も高い。(日本経済新聞より)
資産運用を全自動で行うロボアドバイザー「WealthNavi」を運営するウェルスナビは11月9日、複数の株主を引受先とした第三者割当増資と金融機関からの融資などにより、総額で40億円を調達したことを明らかにした。
内訳は第三者割当増資が25億円、融資などが15億円。なお今回同社に出資したのはいずれも既存株主だ。
ウェルスナビは2月にも第三者割当増資と融資により45億円を調達。2015年4月の創業からの調達額は総額で107億円になる。(2018年)
個人投資家の資産運用を金融工学を使って自動で指南するウェルスナビ(東京・渋谷、柴山和久社長)が、株式の上場を東京証券取引所に申請したことが分かった。承認を受け、年内にも上場する見通し。資産運用のフィンテックとしては初の上場で、今年最大規模の新規株式公開(IPO)になるとみられる。
上場で調達した資金は技術者の採用など開発体制の拡充や新サービスの開発、マーケティングに充てる。
企業価値は推定で500億~600億円とみられる。市場は東証マザーズを想定している。主幹事はSBI証券と大和証券が共同で務める。公開価格は今後、投資家の需要を見極めて決まる。
ウェルスナビは年齢や年収、運用目的などの顧客情報を基に、世界の株式や債券に自動で分散投資するロボットアドバイザーの国内最大手。15年4月の設立で、直近の口座数は約36万口座を突破(2021年1月8日時点)、預かり資産残高は3400億円を達成(2021年1月8日時点)。
20~50代の勤労世代が老後に備えた資産形成に使っている。19年12月期の営業収益は前の期比76%増の15億円だが、技術開発など先行投資が続き、最終損益は20億円の赤字(前の期は17億円の赤字)となっている。
20年のIPOは新型コロナウイルスの感染拡大で一時期落ち込んだが、7月以降は急回復している。初値が公開価格を大きく上回る企業も多い。再上場の雪国まいたけを除くと、ウェルスナビはニューラルポケットやモダリスなどと並ぶ今年最大規模となりそうだ。
世界でロボットアドバイザーの市場は拡大している。独調査会社スタティスタによると預かり資産は20年の9874億ドル(約104兆円)から、24年に2兆4872億ドルになる見通し。一方で運用手数料の競争は激しくなっている。日本も市場は拡大しているが、米国に比べると規模はまだ小さい。
フィンテック企業では会計ソフト開発のフリーや家計簿アプリのマネーフォワードの時価総額が1000億円を超えるが、米国に比べると企業数も規模も出遅れている。スマートフォン証券を傘下に持つフィナテキストホールディングス(東京・千代田)などがIPO準備を進めるなど、株式市場では今後のけん引役としてフィンテック企業への期待も高い。(日本経済新聞より)
企業データ
会社名 | ウェルスナビ株式会社 |
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所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-22-3 渋谷東口ビル9F |
設立 | 2015年04月28日 |
※ 情報は更新・訂正されている可能性がありますので、詳細は企業ホームページなどで確認してください。