イーブックイニシアティブジャパンのIPO新規上場情報

マザーズ、電子書籍銘柄、期待感あり

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目
今後の高い成長性が期待できる電子書籍関連。
かなりの注目度を浴びそうだ。

ＩＰＯでは以前パピレスなどの上場もあったが初値は好調だった。

この銘柄はさらにしっかりした会社といった印象もある。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から
2012年1月度の連結予想ＥＰＳは107.73円。
想定価格760円で換算するとPERは約7.1倍となる。
成長著しい業種にしては異常な割安感。

お得なセール感覚で変えるぐらい割安。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係
吸収金額は約1.75億円（想定価格ベースOA分含む）、
上場市場は東証マザーズで超小型のＩＰＯとなる。

全てが公募で2000枚と数が少なく希少性も高い。
いかにも争奪戦プレミアチケットの模様。

一応売り側をチェックしておくと

ロックアップが1.5倍以上、180日間が掛かっているが
確実にこの値段は超えてきそうでどのあたりでＶ．Ｃ．勢などの売りが来るかで
初値が決まるかもしれない。
また上場初日に初値が付かない可能性も十分考えられる。

ストックオプションの未行使も700円～1200円で34万株ほどあり、
こちらも価格を超えてきてから行使される可能性がある。

一応は1.5倍価格が一つの目安になるが、それでも収まりつかないほど
買い圧力が優勢に感じる。 

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど
まだまだこれからが伸び盛りの電子書籍産業で魅力は高い。

また東証マザーズで超小型銘柄となれば初値は非常に期待できる。
吸収金額2億にいかない軽さは3倍ぐらいまでありそうな予感を感じさせる。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める
業種、割安性、希少性など上場時の初値を押し上げるには
十分すぎるほどの条件が揃っている。

枚数が多くないので争奪戦となりそうだ。

全体考察
総合得点は9点で、私のBBスタンスはA評価です。
かぎりなくＳに近いのですが一枚当たりの利益が低いのと数が少ないのでＡにしました。