ブレインパッドの概要

ブレインパッド
市場:東M (情報・通信業)
事業内容:アナリティクス事業、ソリューション事業、ASP関連事業

ブレインパッドのIPO(新規上場)日程関連

仮条件決定日 2011/09/01 (木)
BB期間 開始: 2011/09/05 (月) ~ 終了: 2011/09/09 (金)
公募価格決定 2011/09/12 (月)
購入申込期間 開始: 2011/09/13 (火) ~ 終了: 2011/09/16 (金)
上場予定日 2011/09/22 (木)

ブレインパッドのIPO(新規上場)基本情報

公募株式数 総計:270,000株
(公募:190,000株 / 売出:80,000株)売出株式比率:29.6%
O.A.分 40,500株 (O.A.=オーバーアロットメント)
発行済株数 1,042,000株 (上場時、公募株数含む)
OR 29.8% (オファリング・レシオ、OA分含む計算)
想定価格 2,010円
仮条件価格 2,100~2,200円 (変動率:+4.5%+9.5% 超強気 )
公募価格 2,200円(想定価格との差:+190円 / +9.5%
IPOの資金用途 データマイニング及び最適化にかかる研究開発のための設備投資及びソフトウエアの購入、ならびにソフトウエア開発投資に充当予定。

ブレインパッドのIPO価格マトリックス(価格・吸収金額・時価総額)

想定価格 公開価格 初値 現在値
株価 2,010円 2,200円
+190円
6,350円
+4,150円
1,140円
分割 18倍
(+14,170円)
変化率 +9.5% +188.6% +223.1%
吸収金額 6.24億円 6.83億円
+0.58億円
19.7億円
+12.8億円
時価総額 20.9億円 22.9億円
+1.97億円
66.1億円
+43.2億円
254億円
+188億円
※左から右へ時系列的に並んでいます。増減比は左のカラム(行)に対するものです。
※吸収金額はOA(オーバーアロットメント)分を含んで計算しています。

ブレインパッドの取り扱い証券会社と引受割合・シンジケート

主幹事証券
幹事団と割当
証券会社名 割当数 割当(%) 抽選配分
野村證券 229,500株 85.00% 207枚
SMBC日興証券 27,000株 10.00% 27枚
SBI証券 10,800株 4.00% 49枚
マネックス証券 2,700株 1.00% 27枚
(その他: 野村ネット&コール)
※抽選配分は過去の個人投資家への同一条件抽選状況をもとに、およその配分量を算出したものです。

企業データ

会社名 ブレインパッド
所在地 東京都品川区東五反田五丁目2番5号
設立 2004年03月18日
従業員数 80人
監査法人 有限責任監査法人トーマツ

ブレインパッドの概況(直近の経営指標、業績予想)

ブレインパッドのストックオプション(新株予約権)の状況

データ未更新。2015年6月以降の上場銘柄に関して情報更新中です。

ブレインパッドの初値予想・評価・BBスタンス・初値結果関連

BB参加姿勢 評価:9点 (A:積極的)
初値予想
(BB開始時)
4,400円(想定価格比: +2,390円/+118.9%
直前予想
(上場前)
4,400円(公募比: +2,200円/+100.0%
初値 6,350円(公募比: +4,150円/+188.6%
※評価はS~Dまで、初値予想はBB開始時と上場前直前に行っています。
・新規承認時の第一印象
プレミアIPOの感触
マザーズ、小型、ネットというより情報企業。
注目度も高い分野で暴騰必至
・ブックビルディング姿勢に対するコメント
1.注目度…全般的なIPOとしての注目
データマイニングという言葉がホームページの一つ目で出てくるなど
非常に分かりにくい分野だが、足元の業績の伸びはよく
注目されている業界。9月IPOの中では一番の注目株といえる。

2.割安性…PER,PBRなど財務情報、価格設定から
2012年6月予想EPSは約197.56円。
想定価格2010円では約10.2倍程度となる。
これだけ業績もよく、成長性を期待できるネット系でこの価格は割安感あり!

3.規模…吸収金額と市場、売り圧力関係
吸収金額は約6.2億円(想定価格ベースOA分含む)、
上場市場は東証マザーズ。かなりのプレミア感あり。

株式の状況としては主要株主にV.C.の名がちらほら。
しかしながら全てにロックアップ(90日間、1.5倍)が掛かっており問題はなさそう。

ストックオプションの残数は44500株で行使価格は400円。
こちらは確実に売りになりそうだが量はそれほど多くなく影響も少なめ。

公募での入手が困難なため買い圧力が高そうで、
この程度の売りであれば余裕でこなせる量。


4.業種…人気化しそうな業種か?魅力があるかなど

ネット系分野で、データ解析に特化している。
現在でも大企業では積極的に推進しようとしている分野で
それを特化した企業として注目度が高い。

知能集団という感じで、こういった企業には頑張って欲しいところ。

5.評価…総合的評価や特記的事項を含める

総合的には業績や割安性に問題はなく、さらに希少性が高いということで
プラチナチケットになる気配。

主幹事が野村のため一般申込みではかなり当選確率が低そう。

初値は公募価格から2倍あたりが目安となりそう。
もう一つ下の目安はロックアップの1.5倍。
上の目安は初日値付かずだった場合でしょうか?

全体考察
総合得点は9点で、私のBBスタンスはA評価です。

ブレインパッドへのみんなの初値予想

初値的中で最大2000円分のアマゾンギフト券をゲット!皆さんの初値予想の投稿をお待ちしています。
ブレインパッドの初値予想投票は締め切りました。
現在の読者予想件数:3件
読者予想サマリ 平均値:4,767円 | 中央値:4,800円 | 補正値:4,767円
最高:5,000円 >>>> 最低:4,500円
ラリー様(2011/08/30) スタンス:(S) BB期間終了前
予想値:4,500円(公募価格比:+2,300円)
イリア様(2011/08/27) スタンス:(S) BB期間終了前
予想値:4,800円(公募価格比:+2,600円)
ブレインパッドは、公募・売り出し株数が27万株(オーバーアロットメントに
伴う売り出しを含め31万500株)と限定的。想定発行価格(2010円)から算出
した市場からの資金吸収額は5億4000万円、オーバーアロットメントを含めても
6億2400万円で、軽量感が意識されそう。PERも10倍にすぎず、参考企業の
アウンコンサルティング(2459・東マ)などに比べた割安感も強い。

ロックアップ期間は上場日から90日目の11年12月20日まで。ベンチャーキャピ
タル(VC)を含めて上場前株数の92%にロックが掛かっていることは安心材
料。ロック解除条件は公開価格比1・5倍以上と緩いが、ロック対象のVC保有
株は上場に伴う売り出し後で7万5000株にすぎず、比較的短期間で吸収可能な水
準だ。

株価展開を読む上では、7月上場のモルフォ(3653・東マ)が参考になりそう。
モルフォは画像処理技術ベンチャーで業態は異なるものの、ITベンチャーのカ
テゴリーに入る。

モルフォは想定発行価格2050円(公開価格は2250円)、公募・売出し株数はオ
ーバーアロットメント込みで38万5400株)とブレインパッドに近似しており、
ロックアップ期間・解除条件は同一。モルフォは公開価格比2・1倍で初値を形
成し、セカンダリーで同3・5倍に買われた。ブレインパッドはモルフォに比べ
VC保有株が少ないことも勘案すると、ロックアップ解除条件もなんのその、需
給主導でモルフォと同程度、もしくは、それ以上の株価展開になる可能性もあり
そうだ。
希望様(2011/08/20) スタンス:(S) BB期間終了前
予想値:5,000円(公募価格比:+2,800円)
不安は世界同時株安大暴落のみ。モルファの再現か。小型品薄案件。今期売上げ3
割営業利益8割増加の成長大--参考値EPS190円。PER26倍。
※ 情報は更新・訂正されている可能性がありますので、詳細は企業ホームページ・目論見書などで確認してください。