株主優待クロス取引手法などを使って、株主優待をたくさん貰う場合に困るのが、大量に届く優待に対する対処方法です。普通に行動していると、その対処方法に困ったり疲れることが多いので、だんだんと便利グッズを集めるようになります。
今回は、その便利グッズをまとめて紹介してみたいと思います。
便利そうと思えば是非、アイテムに追加してみてください。ここに紹介しきれていないもので、オススメがあれば教えてください。
レターオープナー
1つ目は大量に届く、議決案行使の封筒や優待券などが入った封筒を開けるのに便利なレターオープナーです。
まず、オススメなのが安くてアマゾンの評価でも大人気のセラミックレターオープナーです。なんといっても500円以下で買えます。今まで、大量の封筒を指で開けてきた人は「紙で指を切ったり」「汚い開け方になったり」したでしょう。
セラミックレターオープナーは性能としては、封筒を挟んでシュッと動かすだけで一番外の封筒部分だけが綺麗に切れます。もちろん紙の材質などによってうまく来れない時もありますが、手でやるよりは随分と楽になります。
我が家でも一番利用頻度が高い文房具品かも知れません。
さらに電動オープナーにして楽にしてしまおうという人もいるかもしれませんが、電動がうまく働かないことでストレスになることもありますので注意が必要です。質の高い電動オープナーなら大丈夫かもしれませんが、置き場所のスペースも考えると、最初に上げた小型のセラミックオープナーがオススメです。かれこれ数年使っても現役で使っています。
シュレッダー
個人情報の入った紙が大量に出てくるのも優待をたくさん貰う人のデメリットです。ゴミの日に大量の株主関係の資料が、そのまま捨てて、例えばカラスに突かれて散乱したら、近所の人の目も結構気になります。
しっかりとしたシュレッダーを用意して綺麗に捨てることをオススメします。
家庭用の電動シュレッダーでオススメなのがコクヨのシュレッダーです。
ホームセンターなどで売っている同等機能レベルのものよりはちょっと値段が高いですが、私はこちらに変えてから明らかにこっちのほうが良いと感じています。
「静音性」「コンパクト(置き場問題)」「裁断能力」の3つのポイントでレベルが高いです。結構たくさんのシュレッドをしないといけないので、シュレッダーをかける時の快感は少しでも良いものにしておくことをオススメします。
我が家では部屋の隅にこっそりと置かれつつも大活躍しています。
大型郵便受け
6月になると大量の封筒が届くのが優待族の宿命です。「優待爆弾」と揶揄されるほどで、郵便受けが小さすぎると入り切らないので、配達員さんにピンポンされてしまいます。在宅ならまだいいですが、日中家を開けている方は対応ができません。
ですので、とにかく「郵便受け」は大きいものを選びましょう。持ち家の方は購入する郵便受けを確認、賃貸で引っ越しする場合も、最近のスタイリッシュな集合住宅は「薄型郵便受け」も多いので注意が必要です。
郵便受けの入り口のサイズは規格があると思います。とにかく入った後のスペースがちゃんと奥行きと高さがあるものを選びましょう。市販タイプで最大限大きいものにしていても毎日取り出さないと溢れてしまうのが、優待爆弾の恐ろしさです。
最近はスタイリッシュなものを意識して、スリムなものが好まれていますが郵便受けだけはしっかりしたものを選んで置くことが無難です。金持ちの玄関は広いという風水法則もありますね。
冷凍スペース
カタログギフトから冷凍食品を選ぶ人も多いと思います。その他、キャンペーン商品などで冷凍食品を頂くこともありますし、最近では冷凍スペースが普通にカツカツになることが多い家庭環境が多い(コストコで大量購入冷凍保存など)でしょう。
正直、これだけ冷凍食品の活用が広まっているのに家電メーカーの冷蔵庫は、冷凍スペースを大きくしていないのが気になります。もっともっと大容量が必要です。
国内家電メーカーで冷凍庫スペースの大きさが一番大きいのはシャープです。私も冷凍庫を別に買うか迷いましたが、家に冷蔵庫が2つあるのも嫌だったので、なんとか冷凍庫スペースが大きい冷蔵庫と、優待品の到着をうまくずらす(指定日配達のスケジュール)ことで対応しています。
シャープの冷蔵庫は冷凍庫スペースが大きいため、野菜庫のスペースが小さくなっています。奥行きで大根白菜を入れる形状ですが、とにかく冷凍スペースが必要になる時代にマッチしていると思います。
本気で冷凍品がたくさんある方は上開きの冷凍庫を別に用意するのが一つの選択肢です。大きい家に住んでいて置き場所のスペースに困らない方はこの選択肢もありでしょう。
我が家は、なんとなく家庭に一機能一商品という無駄をなくすというポリシーがあるので、最後まで悩みましたが、冷凍庫を買い足さずに上手に消化していくという選択を選びました。
優待券持ち運びケース
株主優待にはたくさんの割引券や金券が含まれています。これらは消化しないとなんの価値もありません。
お米券・ギフト券・クオカード・図書カードなど株主優待で貰える金券系の消化法
いろいろなお店で使える優待券が異なるため、数ある優待券を常に持ち運びしないと、いざ支払いの時に優待券を持っていなかったことで消化に苦労することがあります。それを回避するために、たくさんの優待券を持っている方は財布の他に優待券をまとめて入れるケースを持っている人が多いです。
一時期「無印良品」のパスポートケースが優待券がたくさん分別して入ると話題になりました。私も購入しましたが、残念ながらカバンに携帯するには少し分厚い印象です。今では優待券を一時的に家で保管する、優待券入れケースになっています。
無印のパスポートケースの難点は、しっかりしているけど分厚すぎます。正直、優待券を誇張したいわけではないので、もっと薄くて雑なものでいいと思います。
私は優待消化に奔走する前に使わないものは「ヤフオク!」に出品することが多いので、長財布にその都度補充する形で済んでいます。その代わり、財布は必ず長財布で、ややたくさん券が入るものを選んでいます。
100円均一のアイテムを組み合わせることで薄くていい「優待券持ち運びケース」がオリジナルでもできると思いますので、100円均一を物色してみるのもいいでしょう。
コルクボード・ホワイトボード
コルクボードやホワイトボードは優待で頂いたカタログなどで頼んだものを把握する半券を保管しておくのに役立ちます。前述した冷凍庫のスケジュール管理のため、優待で冷凍品を貰う時はスケジュールを分散して頂くことが多いですが、コルクボードやホワイトボードに優待申し込みの半券を保管しておくと忘れないのでオススメです。
60cm幅のコルクボードが時期によっては優待カタログの半券でびっしり埋まります。
なお、この横に90cmのホワイトボードも設置しています。ホワイトボードは優待時期の把握とか、パソコンのメモでは忘れてしまいそうなことも、忘れないようにするために使えます。
最近はクラウド的にメモすることが多いですが、それでもホワイトボードの威力は大きいですね。
優待置き場(押入れ・パントリー)
極める人は優待置き場のために部屋を借りてしまう人もいるようですが、そうでなくてもドリンク類などの優待品の置き場に困る時が出てきます。そのために、押し入れを一つ空けておくレベルで溜まってくるので、そこにおけるようにスチールラック(メタルラック)などを用意するのがおすすめです。
私は押入れに上記のようなスチールラックを入れて、ドリンク類や米などの大きめの優待を保管していました。その後、引っ越しするときには優待用パントリーを設計(通常のパントリーですが、棚数が通常家庭より2~3倍多くしている)して、そちらに置くようにしています。優待がたくさんあることでストックする場所は非常に重要になります。
緊急的には押入れに棚を作って、しっかり整理整頓することをオススメします。優待が整理されないようになると、優待をもらうこと自体が嫌いになる可能性もあります。
優待をたくさん貰う人にとって便利なアイテムをまとめてみました。
他にも優待をたくさんいただく人にとって必要であったり、便利なもアイテムはあるかも知れません。見つかり次第、こちらのページに追加していきたいと思います。