2022年10月にmoomooアプリのリリースを開始したmoomoo証券。アプリで今までにない高機能な分析が無料で出来るということで人気を博して、かなりの利用者数になっているようです。半年経って、東京などでは感謝イベントが行われていたようですが、関西でも大阪で初のイベントを行ったということで参加してきました!
アプリの登録は非常に簡単です。「電話番号認証」か「メールアドレスの登録」のどちらかで可能になっています。まだ株取引は出来ないため証券口座の開設にはなりませんので、今のうちに無料アプリだけでも試してみると良いでしょう。高機能で見やすく面白いです。
moomoo証券(Web登録) moomoo証券(アプリダウンロード登録、スマホから)
なお、ブラウザでの登録とスマホでの登録先が異なっています。スマホから登録したほうがダウンロードも済むので楽かもしれません。いずれもダウンロードと「電話番号」か「メールアドレスの登録」のどちらかで登録は必要です。
今回は「アプリご愛顧感謝イベント」に参加して、代表取締役の伊澤さんよりかなり詳しくプレゼンテーションしていただいたので、内容を忘れないように記載しておきます。いずれにしてもアプリをダウンロードして使ってみるというのが、良いと思います。無料で非常に高機能で使いやすいというのがよく分かると思います。
会場は大阪のリーガロイヤルホテルでした。中之島にあって梅田に近いと思ったら結構離れているんですね。シャトルバスが大阪駅から通っていますが、暑い夏でしたので流石に歩きではきつい距離でした。
moomoo証券さんは、その名前からして怪しさがあったり香港本社の外資系ということで日本では拒絶感を感じる人もいるようですが、実際中身を見ていくと世界でかなり人気のサービスで、ようやく日本に進出したかというサービスです。かなり積極的に入ってきていて、大手ネット証券にない切り口で攻めているので、こういうのは早めに興味を持っておいたほうが良いと思います。
(会場の雰囲気です。かなり早めに到着してるのでまだ席が埋まっていませんが、多くの方が集まっていました)
恐らくですが、業界の大手メディアの他、株取引のインフルエンサー系が多かったと思います。何故インフルエンサーに知って欲しいのか、インフルエンサー的な人に最初に使ってもらいたいのかは、moomooのプレゼンテーションを聞いていると分かる気がしました。
第一部:代表取締役・伊澤さんによるプレゼンテーション
この部分は手元に資料がなく、実際にプレゼンテーションしていただいた記憶からしか書けないので出席してすぐに忘れないようにここに記載しています。何か勘違いもあるかも知れませんが記憶していることを書いていきます。
まずは「moomooアプリの思い」
何故、日本にmoomoo証券が進出してきたかというと「プロと個人の情報格差をなくしたい」という思いが強い模様です。実際にアプリの機能としては「大口投資家の売買動向」「個別株は指数などの複数の指標からのトレンド分析」「空売り動向、出来高などの流動性情報」がかなり見やすい形で確認できます。
これはmoomooアプリをダウンロードして少し触ってみたらすぐ分かるので、是非使ってみてほしいです。
moomoo証券(Web登録) moomoo証券(アプリダウンロード登録、スマホから)
実際に社長のプレゼンテーションでも殆どがスマホを使って利用している方法などを実際に見せるスタイルでした。1時間という短い時間でしたが、さすが証券会社出身ということで、大口投資家の売買動向が出てきたところで、聞いたことのないようなヘッジファンドが出てきたのですが「これは、どちらかというと自分でポジションを取って稼ぐタイプのヘッジファンドですね(曖昧な私の記憶で書いています)」と、恐らくいろいろなヘッジファンドや大口投資家をみたらすぐどういうタイプか分かる雰囲気でした。
テクニカル分析の指標も、全て基礎は知っていて、その上で実際に取引するためには、その時々で見方の調整やセンスが必要だと思いますが、社長は完璧に使いこなせますよ的な敏腕トレーダーといった感じでプレゼンが進んでいきます。というかプレゼン聞いてるとあなたにお金預けるので、投資して欲しいと感じるほどです(笑)
まず最初にmoomooアプリを使って活用のアイデアとして出していて覚えているのが「株の三角測量」という話です。
実際に株取引をする時に、どの銘柄をどうやって売買するかを判断するために一般的には
「ファンダメンタル分析」「テクニカル分析」のどちらかをみて攻めているという人が多いと思います。この2つにさらに「流動性分析」を加えることで3つの三角形のどの分析方法でも買いや売りの分析結果が出る場合に勝率が高いとして紹介していました。これは非常に興味深い話で、多くの個人トレーダーはファンダ派、テクニカル派で突き詰めて勝負している人が多いのではないでしょうか?もっと上手になると3つの分析結果を元に参加してきます。そりゃ、その方が勝率が上がるよねと理解できるのですが、そんな簡単に3つの分析が合致する銘柄や条件は見つかりにくいというのが多くの方の感じるところでしょう。
ところがmoomooアプリを使えば、この3つの条件をスクリーニングなどや見やすい表示ですぐに炙り出せるというのが特徴です。実際にプレゼンテーションでは、当日の一方法として「エヌビディア関連」で出遅れ株はないか?なんてのをスクリーニングで導き出して、アプリをいじりながら株の三角測量をしていました。
と、ここまで聞くとプロトレーダー向けで初心者には難しくないか?というのが率直な気持ちでした。恐らく、この記事を見ている方の多く人もそうかもしれません。高機能でも使いこなせないと宝の持ち腐れです。
そこで「初心者向け」「上級者トレーダー向け」それぞれに向けてちょっとした提案もされていました。
初心者向けには
「有名投資家のポートフォリオから」「銘柄ランキングから」「アナリスト評価から」あたりから銘柄選定を推奨していました。
まずは有名トレーダーさんのマネをして銘柄を見つけましょうという簡単です。アナリスト評価などに関しては詳細を深掘りするとそのアナリストが何星アナリストなのかまで見れるようです。
正直、株取引に興味はあるけど何から始めたら良いのか分からないという人にとっては、アプリを触っていると一日中楽しめると思います。
機能がありすぎるので、まずは銘柄選定にどのルートを使うか決めておいたほうが時間短縮になって、次の「株の三角測量」の合致を確認できるので速いと思います。初心者の方はまずは他人の売買動向をみて真似から始めるのが良さそうです。
上級者トレーダー向けには
moomooアプリには高機能なスクリーニング機能も備わっています。これは他のネット証券にもある機能だと思いますが、moomooアプリでスクリーニング設定しておくと、すぐに銘柄が絞れます。その絞れた銘柄を、moomooアプリの高機能な部分を使って深掘りしていけば、実際の売買を決めるまでのかなりの時間短縮になりそうです。
特に紹介ではテーマ株のスクリーニングが出来るので、分野からすぐに面白い銘柄が見つかると実践していました。「冒頭のAI関連でエヌビディア以外の出遅れ銘柄」をすぐ見つけていました。
少し記憶を頼りに文章で書いているので分かりにくい部分もあるかも知れませんが、とにかくアプリをいじってみると豊富な機能が想像以上に見やすくなっているのが理解できると思います。何よりも無料ですので、とりあえずはいじってみることをオススメします。
moomoo証券(Web登録) moomoo証券(アプリダウンロード登録、スマホから)
なお、IPO銘柄ですら上場初日からちゃんとデータ出てきます。普通に他の証券会社のアプリやヤフーファイナンスなどで見ている方はそれより見やすく高機能ですので、移行も考えて良いのではないでしょうか?銘柄のお気に入り追加が出来ますが、個人的にはポートフォリオ作成出来たら良いのにはと思いました。後で社員の方にどうやってデータチェックしているの?凄くない?と聞いてみましたが、海外部隊の技術力がやはり凄いみたいです。
今後予定している新しい機能は?
大阪会場のイベントでは今後の予定として「デスクトップアプリ」の紹介がされていました。デスクトップアプリのメリットはもちろん画面の広さで、スマホアプリでは出来なかった複数の銘柄を横に並べて比較したり、多くの情報を出すことが出来ます。アプリでも十分高機能なのですが、デスクトップアプリはさらに使い勝手が上がります。これは株取引開始が出来るのと同時にリリースを予定していそうでした。
2023年7月時点で数ヶ月程度と言っていたので、2024年あたりに開始となるでしょうか?
さらに自動取引機能も作ろうとしています(ここは自分が非常に興味を持った部分です)。現状では恐らくシグナル発生させる自分なりのロジックを組むという内容になりそうですが、moomooアプリの分析の一つが米国株ですので、日本だと深夜になります。夜に張り付くのではなく、シグナル発生するロジックを仕込んでおいてシグナル来たら発注して売買するスタイルが可能になりそうです。
やり方としては、最初の「株の三角測量」に合致して、さらに独自のスクリーニング設定も加えておけば、より高い勝率の作戦が練れるのではないか?と考えています。
第二部:投資業界のインフルエンサーやmoomooアプリコミュニティ参加者との交流会
こちらは立食形式でざっくばらんに交流するスタイルでした。ここで色々な人を観察していましたが、来ていた人は「Youtube」などで紹介しているインフルエンサーや、私のように株メディアを持っている人が多かったかも知れません。
インフルエンサーに関しては初心者もトレーダーも入り乱れた感じでしたね。若い女性も多くいたので、普通に敏腕トレーダーっぽい社長のファン的な人もいましたね。証券会社のセミナーでも優待の桐谷さん出てきたら、若い女性ファンとか多いですもんね。
いろいろなインフルエンサーがいるなぁと思いました。
「moomoo証券がインフルエンサーを集めている理由」
moomooアプリは非常に高機能なのですが、高機能すぎて初めて触った人は本当に何から初めて良いのかも分からない人がほとんどなのだと思います。そこで業界のインフルエンサーとなりそうな人にまずは触ってもらって、その中で少しでも面白そうな使い方を見つけてもらって、それを広めてもらいたいというのがありそうです。インフルエンサーはこういうの得意ですよね。「とにかくこの機能凄い!」「バフェットの銘柄見れるから凄いから、今は商社株狙い目!」なんてのが界隈では飛び交いますが、moomooアプリ使えば確かにそのデータが見れますのでインフルエンサーとしても紹介しやすいでしょう。
私はインフルエンサーのように気軽に紹介するのを憚っちゃうタイプですが、それでもmoomooアプリは面白いと感じています。特に米国株の分析に関しては、今までの大手ネット証券がいろいろと情報を出してきてくれますが、それは結局証券会社がまとめたものなので、どうも信用ならないというか、信用せずに自分で調べて買いたいと思う派です。
moomooアプリなら自分で生データを引っ張って分析できますので、今なら他の面白そうな取引方法を教えてもらったら自分でチェック(裏を取って)参加できるのでは?希望を感じています。
交流会ではmoomoo証券の社員さんとも少し話す機会がありましたが、某大手ネット証券の米国株部門から転籍している人もいました。大手ネット証券でも米国株に積極的になってきている世の中ですが、大手ですとスピード感が遅いです。このmoomoo証券の方が、すでに外国で流行っていて高機能、さらに欲しい機能開発をすぐ出来るということで、かなりの伸びしろを感じます。
海外では既に人気のアプリとして成功しているようですが、日本ではまだ株取引も出来ないので今は先行投資状態です。でも、すでに海外での実績があること、明らかに他社のサービスより高機能・使いやすさも圧倒的なので非常に可能性があり社員の方も生き生きとしているのが感じ取られました。
私は最初はmoomoo証券は怪しいのではないか?と訝しげに思っていたのですが、交流イベントに見て、どんどん伸びてくるぞ!と確認しています。今のうちに先んじたサービスを使って、良い株手法を考えておきたいと思いつつイベント会場を後にしました。
moomoo証券(Web登録) moomoo証券(アプリダウンロード登録、スマホから)
まだまだ出てきたばかりのサービスなので、私の方でも使ってみたり調べたりして情報を追記できればと思います。まずはお試しですね。
アプリのダウンロードは上記QRコードを読みとってインストールも可能です。