JR九州のIPOでは松井証券が幹事証券に入りました。松井証券は普段は委託幹事で取り扱うことが多いですが、幹事証券として取り扱える登録をしているので、大型系IPOやネット系IPOで幹事証券として顔を出す事が多いです。

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郵政IPOの時も、私はゆうちょ銀行を松井証券から当選することが出来ました。

JR九州の攻略において大切な証券会社になりますので、その特徴とIPO攻略について振り返ります。

郵政IPOの当選状況をみれば、松井証券からの申し込みはしておきたい

私が郵政3社で抽選でIPOをゲットしたものをまとめています。

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数多くの証券会社から当選を得ていますが、その中で松井証券も入っています。松井証券は普段はIPOでは注目度が少ないので、必然的に申込数が少なくなります。結果としてこういった幹事証券に入っているIPOでチャンスになります。

松井証券

JR九州は大型IPOとは言え、ネット抽選ではある程度の抽選倍率になると予想されますので、松井証券のような隠れた狙い目証券会社からもしっかり申し込みたいです。

松井証券のIPO抽選ルールと申込手順

松井証券のIPO抽選ルールですが、

  • 取扱枚数の70%以上を抽選に配分
  • 抽選は後期型、コンピューターによる完全公平抽選
  • 申し込み当選購入後の辞退は不可

以上あたりになります。

抽選に配分する量がかなり多いので、ネット抽選派にはおすすめの証券会社です。さらに申し込みが2段階になっていてブックビルディング時に一度申し込み、申込時に再度申し込みをして、申込期間終了時に抽選となります。

ブックビルディング時の申告価格が高い人から抽選になりますので「優先抽選と表記される」、しっかりと申し込みしておきたいです。このように2段階の申し込みが必要なのもミソで、結構申し込み手続きを忘れる人が多いです。申込画面があまり目立たないというのもあると思います。

松井証券

抽選ルールと申込手順に関してまとめると、以外にも初心者の方やIPOに興味のない人が上手に申し込めない証券会社です。結果的に申し込み数が少なくなることで穴場の証券会社という認識です。

松井証券のその他の特徴、使える特徴

松井証券は5大ネット証券の一つと言えます。その為、IPO以外にも使える取引もたくさんありますので少しだけ紹介します。JR九州のIPO申し込みにはもちろん利用して、その後も有効活用して頂ければと思います。

一般信用売建が使えるネット証券

松井証券は一般信用売建が使えるネット証券の一つです。カブドットコム証券SBI証券と競い合って比較対象になりますが、私は最初は松井証券から始めて見るのが良いと思っています。

他社は残数表示など細かく争奪戦になりますが、松井証券はそういった残数勝負がないので分かりやすいです。その代わり、最近は優待権利前の取引規制が多くなっている気もします。3社を上手に使うのが秘訣です。

証券会社(松井・カブドットコム・SBI・大和・岩井コスモ)一般信用売り建て可能銘柄リスト

1日の約定代金10万以下で手数料無料

初心者にオススメできるポイントです。

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私は松井証券が約定代金10万以下で手数料無料という意識がありので、100株単位の株で1,000円というラインが非常に気になります。低位株などは松井証券を積極的に活用することで手数料を節約しながら株売買が可能になります。

上級者向けのプレ空ことプレミアム空売りや一日信用取引も人気

こちらは頻繁に取引するトレーダー向けのサービスですが、人気のあるサービスです。

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プレミアム空売り(松井証券)、HYPER空売り(SBI証券)一般信用売り建て可能銘柄リスト

IPOといったまだ株があまり流通していない銘柄でも空売りが可能になります。こちらに参加するには場中に張り付けるようなトレーダーじゃないと厳しいかもしれませんが、こういったサービスを展開できる信用力があります。


松井証券はホームページ上であまりサービスを仰々しく宣伝しないイメージがあります。良いサービスを持っているのですが、それが意外にも多くの方に知られていない印象です。IPOもその一つで、実は幹事証券に入る実績があります。

松井証券

是非、JR九州のIPOを松井証券でゲットして、その後も有効活用したいですね。