ハイブリッドテクノロジーズ(4260)のIPO新規上場情報

SBI主幹事案件。「ハイブリッド型サービス」とあるが、「日本xベトナム」のハイブリッド？
ベトナム人のリソース活用を狙っている会社。

1枚あたりの単価が低く、うまく上場すれば広く浅く初値でみんなに利益。蓋を開ければ参加してれば良かった案件になって欲しい。

業績は堅調。アフターコロナで外国人労働市場は改善しそうか？ネットワークのエンジニアも多いのでアフコロでも強みはありそう。

DX化IPOも増えてきて特徴に掛けてきているので、「ハイブリッド型サービス」は良くわからんがベトナムに新規性と面白みあり。

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

社名のハイブリッドは「ベトナムx日本」を意味するという国際技術者融合DX化支援。
ベトナムでは知名度が高い模様で良質な会社という評価ができそう。

SBI証券主幹事ということもあり、上場ラッシュでも比較的注目は集めそう。
12月23日上場は5社同時上場。注目度的には埋もれることはなさそう。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2022年9月度、連結予想EPSは16.45円。
想定価格460円から計算される予想PERは約27.96倍。

DX関連と考えれば、十分な割安感の価格設定。
買いやすい価格帯（ワンコイン株価）というのも含めて価格面は評価されそう。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約13.1億円（想定価格ベースOA分含む）の中型IPO。
上場市場は東証マザーズ市場。主幹事はSBI証券。

ほぼ公募のIPOで売り出しごくわずか。オファリングレシオは高めの標準範囲。

大株主に投資会社やエアトリでロックアップがきつめ。期待されてる感がある。

ストック・オプションはややボリューム大きめ。31円で50万株程度が行使可能などやや売り圧力を感じる。

程よい規模感で売出も少なく、買いやすい価格帯から需要が多いと見れば
上場初値の需給面は良いと見れる。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

ベトナムとのハイブリッドサービスには不透明な部分も多いが、それゆえ魅力的にも映る。
上場の仕方も悪くなく一定数の人気を得られそう。

公募株が多く、安めの単価でのスタートというのも初期での買いを集めやすい印象。
公募株にお得感あり。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

総合的に初値上昇でなんとかなりそうなB級評価銘柄。
事業の不透明さから買い人気が集まらない可能性ぐらいが初値に不安なところか？

そういう意味ではあまり下値不安もないことから、気にせずに公募株取得を狙いに行きたい。
ただ単価が安いので1枚あたりの高収益は求めにくく、SBIのIPOチャレンジポイントを使った取得では
ポイント換算価値が低く出そう。

12月23日上場案件は注目度どこまで？という案件が多いことから
SBI証券主幹事のここが予想以上に健闘する可能性も高い。

全体考察
総合得点は7点で、私のBBスタンスはB評価です