ベビーカレンダー(7363)のIPO新規上場情報

SBI証券主幹事。値ガサでプラチナチケット。
元クックパッドベビーから、専門的な部分を切り離して上場規模まで成長。
初値高騰は間違いなしと見るが、株価が高いのでどこまで高騰するか予測が付きづらい。

3月IPOは他の銘柄にも言えるが、地合いの影響が大きそうで、ここは振れ幅も大きくなりやすい。

初値1万円は軽く超えてくるか？

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

昨年上場したカラダノートに業態が似ていて、注目度が高かったのは記憶に新しい。
SBI証券主幹事というのも含めて3月IPOではピカイチの注目度になりそう。

連続同日上場の間にある上場だが、強いものはより強くの結果が予想される。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2021年12月度、単体予想EPSは125.76円。
想定価格3,880円から計算される予想PERは約30.85倍。

急成長が魅力で、想定価格ではまだ割安感すら感じる。
仮条件も超強気になっているが、問題のないところだろう。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約7.36円（想定価格ベースOA分含む）の小型IPO。
上場市場は東証マザーズ市場。主幹事はSBI証券。

公募売出し数は約半々。枚数2000枚以下のプラチナチケット。
オファリングレシオは標準範囲。

事業はクックパッドからスピンオフしたような形だが、独立性が高い既存株主構成。
ベンチャーキャピタルからの出資もわずか。

ストック・オプションの未行使残は74,000株が200円で上場後行使可能で、
数量的な売り圧力としては見ておきたい。

プラチナチケット系の供給の少なさで需給面は抜群と言える。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

妊娠・出産・育児期の情報サイトやアプリなどでの管理系は、トレンドとしても見られる。
社会的な意義としても高く、従来の紙媒体での情報から変わるDX化としてもテーマ性はありそう。

こちらは栄養管理士やFPなど専門家監修というのが特徴的。クックパッドベビーからの流れで食べ物にも強み。
応援したくなる事業をしていて魅力はあるとみる。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

SBI証券主幹事のプラチナチケット期待銘柄。
値ガサということもあり1枚あたりの利益幅にも期待がかかる。

初値高騰は間違いないが、初値の落とし所が予測が付きづらいところ。
初値1万円超えはなりそうだが、1撃100万円級の結果になるかに注目。

IPOチャレンジポイントを使った争奪戦が激化しそうな銘柄でボーダーラインは相当高そう。
SBI証券主幹事では4月に似たような注目銘柄が見えているので、
そちらも意識した思惑で動くことを考えると、さらにポイント利用戦略が難しくなりそう。

嬉しい悩みとなるので、良いストレスで参加したい。

全体考察
総合得点は9点で、私のBBスタンスはA評価です