みらいワークス(6563)のIPO新規上場情報

SBI証券主幹事、マザーズ小型のサービス業。
社長はアクセンチュア出身でコンサル術に優れていそう。

初値高騰案件ながらIPO過密スケジュールでどの程度上がるか予測がつきにくく、IPOチャレンジポイントの利用価値判断が難しいところ。

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

連続上場の後半で、単独上場となった。
マザーズ・小型・人気業種で初値高騰案件。

CEOが積極的に顔出し、働き方改革というのもテーマ性は高い。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2018年9月度の単体予想EPSは86.49円。
想定価格1,590円から計算される予想PERは約18.38倍。

業績順調、同業比較で見ても割安水準。
仮条件は大幅に引き上げられたが、仕方のないところ。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約3.8億円（想定価格ベースOA分含む）の小粒IPO、
上場市場は東証マザーズ市場。主幹事はSBI証券。

公募売出比は４：１程度。枚数少なくプラチナチケット系。

ベンチャーキャピタルからの出資もほぼない状態。
ストック・オプションは12万株が900円で上場後行使可能期間。割合は大きい。
とはいえ、当面の売り圧力は乏しい状態。

需給面は最高のレベル。上場ラッシュ中でも圧倒的な買い気配スタートを予測。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

人材・労働市場系はIPOでも人気業種。さらにハイスペック人材と不足で単価が高いところ中心。
またまだ時価総額も低く、成長性が高いところも魅力。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

需給面や業種、さらに価格設定など、総合的に見てほぼ満点の状態。
そこにSBI証券主幹事ということで注目度が高まる。
枚数が少なく争奪戦になるため、IPOチャレンジポイント利用でリターン換算が難しい。

初値に関しては上場ラッシュ中盤での買い疲れ、資金不足の可能性がより初値予想を困難にさせる。
S級レベルの銘柄と考えるが、素直な結果にならないのがIPO。

うまく裏の裏をかく作戦で対応していきたい。
恐らく2日目までは行くと思うが、その場合は翌日に2社大型上場。
初値に影響を受けそうなのは翌日の2銘柄かもしれない。

全体考察
総合得点は9点で、私のBBスタンスはA評価です