スリー・ディー・マトリックスのIPO新規上場情報

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

スリー・ディー・マトリックスの概要

市場：JQG (精密機器)

事業内容：自己組織化ペプチド技術を用いた医療製品の研究開発，製造及び販売

スリー・ディー・マトリックスのIPO(新規上場)日程関連

仮条件決定日	2011/10/05 (水)
ＢＢ期間	開始： 2011/10/06 (木) ～終了： 2011/10/13 (木)
公募価格決定	2011/10/14 (金)
購入申込期間	開始： 2011/10/17 (月) ～終了： 2011/10/19 (水)
上場予定日	2011/10/24 (月)

スリー・ディー・マトリックスのIPO(新規上場)基本情報

公募株式数	総計：1,848,400株（公募：700,000株 / 売出：1,148,400株）売出株式比率：62.1%
O.A.分	200,000株（O.A.=オーバーアロットメント）
発行済株数	4,492,000株（上場時、公募株数含む）
OR	45.6% （オファリング・レシオ、OA分含む計算）
想定価格	2,100円
仮条件価格	1,900～2,100円 (変動率：-9.5% ～0.0% 中立 )
公募価格	2,100円（想定価格との差：0円 / 0.0% ）
IPOの資金用途	研究開発資金、医療製品開発及び製品製造に係る設備投資資金として充当する予定

スリー・ディー・マトリックスのIPO価格マトリックス（価格・吸収金額・時価総額）

	想定価格	公開価格	初値	現在値
株価	2,100円	2,100円 ±0円	1,200円 -900円	142円分割 4倍 (-632円)
変化率		0.0%	-42.9%	-52.7%
吸収金額	43.0億円	43.0億円 ±0.0億円	24.5億円 -18億円
時価総額	94.3億円	94.3億円 ±0.0億円	53.9億円 -40億円	141億円 +87.5億円

※左から右へ時系列的に並んでいます。増減比は左のカラム（行）に対するものです。

※吸収金額はOA（オーバーアロットメント）分を含んで計算しています。

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スリー・ディー・マトリックスの取り扱い証券会社と引受割合・シンジケート

主幹事証券

SMBC日興証券

幹事団と割当

証券会社名	割当数	割当(%)	抽選配分
SMBC日興証券	1,553,000株	84.02%	1,553枚
みずほ証券	184,800株	10.00%	185枚
いちよし証券	46,200株	2.50%	5枚
SBI証券	18,400株	1.00%	83枚
岡三証券（岡三オンライン）	18,400株	1.00%	18枚
エース証券	18,400株	1.00%	156枚
藍澤證券（アイザワ証券）	9,200株	0.50%	-枚
(その他：)

※抽選配分は過去の個人投資家への同一条件抽選状況をもとに、およその配分量を算出したものです。

企業データ

会社名	スリー・ディー・マトリックス
所在地	東京都千代田区麹町三丁目２番４号
設立	2004年05月19日
従業員数	18人
監査法人	太陽ＡＳＧ有限責任監査法

スリー・ディー・マトリックスの概況（直近の経営指標、業績予想）

スリー・ディー・マトリックスのストックオプション（新株予約権）の状況

データ未更新。2015年6月以降の上場銘柄に関して情報更新中です。

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スリー・ディー・マトリックスの初値予想・評価・BBスタンス・初値結果関連

BB参加姿勢	評価： (D:パス)
初値予想 (BB開始時)	1,500円（想定価格比: -600円/-28.6%）
直前予想 (上場前)	1,800円（公募比: -300円/-14.3%）
初値	1,200円（公募比: -900円/-42.9%）

※評価はＳ～Ｄまで、初値予想はＢＢ開始時と上場前直前に行っています。

・新規承認時の第一印象

再びジャスダックグロースから
赤字バイオ系ベンチャー。
関わりたくない

・ブックビルディング姿勢に対するコメント

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目
証券コード7777をタイミングよく取得。
10月ＩＰＯの挟間にあたる。

セクターは精密機械となっているが、赤字が続いている
バイオ系ベンチャー。
この系列の銘柄は公募割れが続いていて現状の株価も冴えない

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から
残念ながら赤字企業なので割安性からは計れない。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係
吸収金額は約43億円（想定価格ベースOA分含む）、
上場市場はジャスダックグロースで中～大規模のＩＰＯとなる。

公募70万株、売出114.8万株と非常に量が多く
主幹事さんが捌くのにも必死な銘柄と考える。
出来れば近寄りたくない感じがする。
（ちなみに発行済み株式数の約4割程度が公開され希少価値的にも悪い）

Ｖ．Ｃ．保有株が多いがその殆どはロックアップ対象。

ただストックオプションの未行使分も多く
500円～1250円で54万株もある。
正直、既存株主の売り抜けに使われそう。

需給関係から見ても非常に厳しい。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど
赤字バイオベンチャー系のＩＰＯはこのところサッパリ。
計ったように市場もジャスダックグロースでここは
赤字ベンチャーの資金集め（もしくは売り抜け）の為にあるのかと
言われても仕方ないぐらい散々な結果が続いている。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める
正直、欲しいと思わせる要素が何一つない銘柄。
唯一証券コードが縁起がいいが…

数年後には違う企業がこの証券コードを使っているかもしれない…

全体考察
総合得点は2点で、私のBBスタンスはD評価です。