貸付型・融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)取扱い事業者の特徴と感想を随時更新

クラウドファンディングの分類の中でも「貸付型・融資型」に属するサービスを提供している業者さんが一番乱立している印象です。古くからあるものや新しい業者、それぞれ独自の特徴を用意していたりしますので、自分との相性を考えて比較したほうが良さそうです。

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このページでは「貸付型・融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)」サービスを提供している業者のそれぞれの特徴や、実際に口座開設してみて利用したサービスの印象などを紹介致します。

これから貸付型・融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)を利用してみたいという人の業者選びの参考になればと思います。

【貸付型・融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)掲載事業者リスト】

 

クラウドバンク(Crowd Bank)

クラウドバンク(CrowdBank)はサービス開始年が2013年という古株。

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長く運営しているということで安心感があるでしょう。同じ融資型クラウドファンディング事業では、同様に古くからスタートした会社がサービス終了や不祥事などの事件もありました。そんな中、引き続き運営が続いていることが大きな安心感がある特徴です。「待つだけ資産運用」がキャッチコピー。投資先は海外事業が多そうで、他社と比較して設定利回りも高めです。

なお、運営会社は証券会社(第1種金融商品取扱業者)で、2種業者よりも、さらに厳しい規制の中で運営しています。

融資型クラウドファンディングでは最初に利用してみたいポジショニングを確保していますね。

サービス名 クラウドバンク
運営会社 日本クラウド証券株式会社
サービス開始年 2013年
登録番号 第一種・第二種金融商品取引業者: 関東財務局長(金商)第115号

「主な特徴」

  • サービス開始2013年の古株で、サービス停止する他社がいる中の生き残り
  • 運営会社は第一種金融商品取引業者の証券会社(資本などの規制が厳しい)
  • 北米地域などの海外投資案件が多め
  • 実績が長いため、多くのテーマから選ぶぐらい案件豊富
  • 期待される利回りも高めで、平均7%程度の実績という高利回り

サービス運用歴も長く安心感もあり、さらに利回りも高めという業界標準の標的とされるようなサービス。担保設定されている案件も多く、安心感が高い。北米地域などに安定した投資先案件がありそうで、今後も期待できるサービスとなっている。

クラウドバンク

融資型クラウドファンディングを始めてみるなら、とりあえずの開設口座としてオススメ。クラウドバンク(CrowdBank)を利用してみて、中身を他社を見比べるとサービスの違いを感じ取れやすそう。

Funds

Funds(ファンズ)貸付先に名のある大手企業が多いのが特徴。既に出来上がっているビジネスに貸付投資するイメージ。投資することで優待があるものも多い(人気が高い)

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魅力的なのは上場企業など安心できる投資先に貸付できる案件が多い点。ただ、知名度の高い案件は大人気なので申込みが殺到する。抽選方式になっていて平等抽選。比較的新しくサービスを開始した中では注目株。

案件投資先には、すでに事業として分かりやすく安定感を求めている方にオススメ。

サービス名 Funds
運営会社 ファンズ株式会社
サービス開始年 2019年
登録番号 第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第3103号

「主な特徴」

  • 「Funds優待」という投資特典を提供しているものあり(小売やサービス業に多い)
  • 上場企業や知名度の高い企業が貸付先に多い。投資先が分かりやすい
  • 1円から1円単位の投資可能
  • 投資家の手数料負担は無料
  • メルペイを使った投資が可能
  • 預り金方式(デポジット方式)、再投資などがしやすい

期待利回りは若干低めも、投資先の安定感が魅力。さらにFunds優待で利回りにプラスしてお得を享受できる案件もあり。多くがすでに出来上がったビジネスに貸し付けるイメージなので、投資先が分かりやすい。

2019年にサービスを開始したが、他の貸付型クラウドファンディングとは一線を画する投資先の安定感が大きな特徴。

CAMPFIRE OWNERS

CAMPFIRE OWNERSは様々な分野のクラウドファンディングを提供するCAMPFIREグループの融資型クラウドファンディング部門。グループで包括的にクラウドファンディング事業をやっているのが強みで、事業者側の見る目に優位性あり。

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すでに寄付型・購入型で実績のあるCAMPFIREなのでクラウドファンディングとしての知名度(ブランド力)が売り。案件投資先には応援型や新規事業で面白そうなものが豊富。投資先の事業の内容にこだわりたいという方には魅力的な案件が見つかりやすい可能性。

サービス名 CAMPFIRE Owners
運営会社 株式会社CAMPFIRE SOCIAL CAPITAL
サービス開始年 2019年
登録番号 第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第2973号

「主な特徴」

  • CAMPFIREグループ。他分野のクラウドファンディングとの連携力
  • 応援型や新規投資的な案件が豊富。案件内容の面白さにこだわりたい方に
  • 予定利回りは案件によって低利回りから高利回りまでバラツキがある

CAMPFIREの「融資型・貸付型」クラウドファンディングサービスとして一役買っている。CAMPFIREは上場の噂もあるので上場して資本力が上がれば、さらに魅力的なサービスを提供できる可能性も秘めている。

 

なんとなくだが、グループを通して「応援」色の強い案件が多いのがCAMPFIREの特徴。創業者のポリシーを貫いているイメージ。

COOL

COOLは2019年にサービススタートも1件成立後、サービス停止状態が続く。2020年に再開され、現在はZUUグループの傘下として融資型クラウドファンディング部門を請け負っている印象。まだ実績としては物足りないため、今後着実に実績を伸ばしたいところ。

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金融メディアとして実績のあるZUUグループのため、情報の伝達力が高く案件の透明性が良い

サービス名 COOL
運営会社 株式会社COOL
サービス開始年 2019年
登録番号 第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第 2229 号

「主な特徴」

  • 金融メディアZUU(マザーズ上場)の傘下、メディアらしい情報の活発な発進が魅力
  • 比較的短期間(1年以内)の案件が多く、デポジット型と合わせて再投資しやすい。
  • 保証付き案件も豊富(日本保証と業務提携)
  • 安定性の高さから不動産案件が多い印象

ZUU傘下になってからは比較的「短期」「安定」で回転して案件を増やしていく印象。まだまだ案件実績が少ないが、回転数を増やして実績を積み重ねたいところ。

COOL

ZUUは金融メディア以外にも、金融商品扱いにも積極参入。融資型クラウドファンディングの他に、株式投資型クラウドファンディングも扱っており、クラファン参入に積極姿勢。

ただ、金融メディアで他の金融商品を紹介する中、自社でも積極的に扱うのは、どうしても自社のサービスを贔屓目にしてしまうジレンマを抱えていそう。

バンカーズ

バンカーズは2020年サービス開始の比較的新し目の融資型クラウドファンディングサービス。前身企業は「泰平物産株式会社」 という老舗貸金業。貸金業としての歴史に新しい風を吹き入れ、第2創業期としてスタートしている。

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元貸金業の実績からか「商業手形ファンド」と名の付いた案件が多い。ノンバンクが形を変えてサービスを運営している印象が強い。

サービス名 バンカーズ
運営会社 株式会社バンカーズ
サービス開始年 2020年
登録番号 第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第3216号
貸金業 関東財務局長(13)第00077号

「主な特徴」

  • 貸金業としての長年の実績からか?サービス開始時から案件数が豊富
  • 期待する利回りは他社よりやや低めも、その変わり堅実なビジネスへの投資が多い印象。
  • 前身は老舗貸金業(45年の実績
  • 楽天ポイント導入でポイント投資も可能

新しく出てきたサービスだが、前身の影響もあり堅実な案件が多く、サービス開始時から案件数も豊富で募集実績も一気に積み重なっている。さらに楽天ポイント導入など、新しい仕組みの取り入れにも積極的で、今後のさらなるサービス拡充にも期待できる。

バンカーズ

新しく始まった融資型クラウドファンディングの中では非常に期待が高い印象。

クラウドクレジット

CROWD CREDIT(クラウドクレジット)世界に投資するのが特徴的で、その分、高利回り案件が多い。

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案件を見渡すと「外貨建」のファンドが多く、海外投資に積極的で高利回り運用を目指す。ソーシャルレンディング事業の中でもハイリスク・ハイリターン側に振っているサービスと言えそう。面白いのが損失を出している案件もあるが、その結果をすべて出すことで統計的には利益分布が高いことを証明している。

サービス名 CROWD CREDIT(クラウドクレジット)
運営会社 クラウドクレジット株式会社
サービス開始年 2014年
登録番号 第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第2809号

「主な特徴」

  • 海外事業への投資メイン。そのためハイリスク・ハイリターンになりやすい
  • 外貨建ての場合、為替リスクも負う(もちろんリターンが増える可能性もある)
  • リスク分散のためにクラウドクレジットの中でも案件に対して分散投資を推奨
  • 事業を通して世界に対する社会的貢献(社会的インパクト)も目指している。

扱うのが難しそうな海外事業への投資を扱っている。そのためハイリスク・ハイリターンだが、その旨をしっかりと投資家に伝えて納得の上で運営しているのが好感が持てる。販売ファンド数も多いため、分散投資すればリスクを抑えて結局は高い利回りの運用ができそう。

CROWD CREDIT(クラウドクレジット)

クラファンで海外事業への投資を考えるならCROWD CREDIT(クラウドクレジット)と棲み分けが出来ている。アフリカとか中米南米など、普通なら投資しづらい国への投資案件も抱えているのは特徴的。

LENDEX

LENDEX は不動産なら東急リバブルと業務提携するなど、案件の選定力や担保力をしっかり確保している点が大きい。多くが短期間の案件で不動産投資でぐるぐる回すのに向いている印象。

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多くが「不動産担保付き」「保証人付き」案件で担保設定に強み。1年以内の運用期間で利回りが高いものを豊富に用意。

サービス名 LENDEX
運営会社 株式会社LENDEX
サービス開始年 2017年
登録番号 第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第2460号
貸金業登録番号 : 東京都知事 (2) 第31631号

「主な特徴」

  • 案件はほぼ不動産案件。不動産取引の大手、東急リバブルと業務提携が強み
  • 利息は毎月分配で成果が早い
  • 担保設定してリスクを抑えている
  • 1年以内の短期投資が中心で回転力あり
  • 不動産の評価に対しては、自社査定と第三者査定を比較してファンド組成

東急リバブルとの業務提携がアピールされているように、ほぼ不動産に投資するソーシャルレンディングと見ておきたい。利回りは7%超えなど結構高いものが多いのも特徴。また1年以内の運用期間、毎月分配と見どころは多い。

LENDEX

高利回り、短期中心、案件も豊富と字面で見ると魅力的な内容が多い。担保設定の仕組みも東急リバブルブランドで安心感を与える。この内容でサービスがあると、他社の同程度の利回り案件が霞んで見えるが、リターンが高いからには多少リスクが高いというのが常識とみて投資したい。

Pocket Funding

Pocket Fundingはまさに沖縄に投資する融資型クラウドファンディング。

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沖縄発のソーシャルレンディング事業で、もちろん投資先も沖縄。

サービス名 Pocket Funding
運営会社 ソーシャルバンクZAIZEN株式会社
サービス開始年 2019年
登録番号 第二種金融商品取引業 沖縄総合事務局長 (金商) 第10号

「主な特徴」

  • 沖縄の不動産を運用するファンドが多い
  • 過去の案件などが分かりづらく、情報開示に関しては問題点も感じる。

融資型クラウドファンディングを通して沖縄投資してみたいという人を選ぶ印象があるサービス。沖縄大好きというかたにはピッタリ。時折、沖縄にそったプレゼントキャンペーンなども行っている。

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ほぼ沖縄専門クラウドファンディングと言っても良いか?国内でも特異な地域に投資したい方に。

SAMURAI FUND

SAMURAI FUNDはSAMURAI証券が運営する融資型クラウドファンディングサービス。

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証券会社が運営なので第1種商品取引業者としても登録済み。運営会社にはより厳しい制限が掛かっている。保証付きファンドも豊富で、どちらかというと安心(低リスク)運用を目指しているサービス。案件を見渡すと豊富な内容が多く、楽曲ファンドやキャンペーンファンドと言った異色の応援ファンドも多い

サービス名 SAMURAI FUND
運営会社 SAMURAI証券株式会社
サービス開始年 2002年
登録番号 第一種・第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第36号

「主な特徴」

  • 証券会社が運営、面白みがあるのにしっかりと実績を残しているのが特徴。
  • キャンペーンファンドなど企画的に目玉案件もちょくちょく出してくる。
  • 利回り5%以上の高利回り案件も豊富
  • もともと証券会社として大型案件を抱えることが多かった実績が活きている

証券会社が運営ということでしっかりしていることに加え、高利回り案件が多い。案件一覧や実績を眺めていても安心して参加できるイメージが非常に強い。

SAMURAI証券

安定系・高利回りで他社よりもオススメ度が高い。また時折出る他社にはないキャンペーン的なファンドがあるのも魅力的。探りを入れて、これ来た!案件に投資している人も多そう。

AGクラウドファンディング

AGクラウドファンディングはアイフル子会社の運営。もともとFundsでアイフルが案件を出していたので、スピンオフして自分で始めちゃった印象が強い。

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2021年にサービススタート。最初はアイフルファンドから。貸金業に貸し付けるという分かりやすいのか、分かりにくいのかよくわからないが、投資一部上場の歴史のあるアイフルなので安心感が違う(貸し倒れは非常に起きにくそう)。

利回りは低めだが、Fundsに出していたときよりは上げているので自社で新規にすることで中間コストが省かれた模様。

サービス名 AGクラウドファンディング
運営会社 AGクラウドファンディング株式会社
サービス開始年 2021年
登録番号 第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第3272号

「主な特徴」

  • 貸金業者大手のアイフルグループが運営する貸付型クラウドファンディングサービス。
  • 低利回りも安定感が売りか?銀行預金よりも高い利回りをアピール

銀行預金にお金が眠っているけど、少しは高い利率でお金が回転して欲しいという方にピッタリのサービス。利回りは低いが、元本はかなり安心感がある。リスクは東証1部上場のアイフル倒産レベルの低いものとなっている。

AGクラウドファンディング

Fundsからスピンオフして登場したイメージも強く、今後も中間コストを省いた案件を矢継ぎ早に出しそう。


貸付型・融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)はどのサービスでも

「銀行金利<貸付型・融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)<株・FX取引」

としてリスク・リターンを紹介しているところが多いですね。その中間部分にある投資の中でもそれぞれ特徴や得意な分野が異なりますので、あなたにあったサービスが見つかると良いですね。

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