ハウスコムのIPO新規上場情報

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

ハウスコムの概要

市場：JQS (不動産業)

事業内容：賃貸建物への入居者の仲介斡旋及びその他付随業務

ハウスコムのIPO(新規上場)日程関連

仮条件決定日	2011/06/03 (金)
ＢＢ期間	開始： 2011/06/07 (火) ～終了： 2011/06/13 (月)
公募価格決定	2011/06/14 (火)
購入申込期間	開始： 2011/06/16 (木) ～終了： 2011/06/21 (火)
上場予定日	2011/06/23 (木)

ハウスコムのIPO(新規上場)基本情報

公募株式数	総計：700,000株（公募：700,000株 / 売出：0株）売出株式比率：0.0%
O.A.分	105,000株（O.A.=オーバーアロットメント）
発行済株数	3,790,000株（上場時、公募株数含む）
OR	21.2% （オファリング・レシオ、OA分含む計算）
想定価格	600円
仮条件価格	540～600円 (変動率：-10.0% ～0.0% 中立 )
公募価格	600円（想定価格との差：0円 / 0.0% ）
IPOの資金用途	事業拡大のための新規店舗開設に伴う設備資金、差入保証金及び営業保証金に全額充当

ハウスコムのIPO価格マトリックス（価格・吸収金額・時価総額）

	想定価格	公開価格	初値	現在値
株価	600円	600円 ±0円	580円 -20円	1,376円分割 2倍 (+2,172円)
変化率		0.0%	-3.3%	+374.5%
吸収金額	4.83億円	4.83億円 ±0.0億円	4.66億円 -0.1億円
時価総額	22.7億円	22.7億円 ±0.0億円	21.9億円 -0.7億円	107億円 +85.2億円

※左から右へ時系列的に並んでいます。増減比は左のカラム（行）に対するものです。

※吸収金額はOA（オーバーアロットメント）分を含んで計算しています。

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

ハウスコムの取り扱い証券会社と引受割合・シンジケート

主幹事証券

大和証券

幹事団と割当

証券会社名	割当数	割当(%)	抽選配分
大和証券	574,000株	82.00%	574枚
野村證券	56,000株	8.00%	50枚
岡三証券（岡三オンライン）	35,000株	5.00%	35枚
SMBCフレンド証券	35,000株	5.00%	36枚
(その他：)

※抽選配分は過去の個人投資家への同一条件抽選状況をもとに、およその配分量を算出したものです。

企業データ

会社名	ハウスコム
所在地	東京都港区港南二丁目16 番１号
設立	1998年07月01日
従業員数	792人
監査法人	有限責任監査法人トーマツ

ハウスコムの概況（直近の経営指標、業績予想）

ハウスコムのストックオプション（新株予約権）の状況

データ未更新。2015年6月以降の上場銘柄に関して情報更新中です。

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

ハウスコムの初値予想・評価・BBスタンス・初値結果関連

BB参加姿勢	評価： (C:微妙)
初値予想 (BB開始時)	550円（想定価格比: -50円/-8.3%）
直前予想 (上場前)	580円（公募比: -20円/-3.3%）
初値	580円（公募比: -20円/-3.3%）

※評価はＳ～Ｄまで、初値予想はＢＢ開始時と上場前直前に行っています。

・新規承認時の第一印象

不動産関係、大東建託のグループ会社。
ＩＰＯの意義はちょっと感じにくい。

・ブックビルディング姿勢に対するコメント

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目
人気が予測されるディジタルメディアプロフェッショナルと同日上場。
こちらの注目度はＩＰＯとしては殆どない。

ただハウスコムという名前は、聞いたことがある人が多いかもしれない。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から
業績予測をみると2012年度3月の予想EPSは91.01円。
想定価格(600円)ベースでPERは約6.6倍となります。
値だけ見ると割安に感じるが、不動産銘柄なのでなんともいえない。

業績をみると安定的に利益を拡大しているが、
期待感はそれ程感じないといえる。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係
吸収金額は約4.8億円（想定価格ベースOA分含む）、
上場市場はジャスダックスタンダード東証マザーズ。規模は小さい。
想定価格600円も買いやすい価格とは言える。

Ｖ．Ｃ．なしストックオプションもなし。
大株主に大東建託で65％程度、その他親会社関係で多くの株式を保有。
その株の動向に売り圧力は左右されそう。
ただ半年間はロックアップが掛かっている。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど
正直言って全く人気のない業種といえる。
ネットでの仲介が主軸のようだが、その中でもパッとしない。

親会社が大東建託というだけの銘柄か？
安定しているといえるかもしれないが、
個人的にはＩＰＯとしての人気は感じない。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める
同日上場のディジタルメディアプロフェッショナルに押されて
完全にそっぽを向かれそうな銘柄。

不人気不動産で特に新たな特徴がなければ
買い意欲が沸かないのも当然。

残念ながらパスしてもいい銘柄と感じる。

全体考察
総合得点は4点で、私のBBスタンスはＣ評価です。