テクノスジャパンのIPO新規上場情報

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

テクノスジャパンの概要

市場：JQS (情報・通信業)

事業内容：ＥＲＰパッケージを中核とする基幹業務システム導入支援及び周辺ソリューションの提供等

テクノスジャパンのIPO(新規上場)日程関連

仮条件決定日	2012/11/16 (金)
ＢＢ期間	開始： 2012/11/20 (火) ～終了： 2012/11/27 (火)
公募価格決定	2012/11/28 (水)
購入申込期間	開始： 2012/11/30 (金) ～終了： 2012/12/05 (水)
上場予定日	2012/12/07 (金)

テクノスジャパンのIPO(新規上場)基本情報

公募株式数	総計：550,000株（公募：300,000株 / 売出：250,000株）売出株式比率：45.5%
O.A.分	82,500株（O.A.=オーバーアロットメント）
発行済株数	1,700,000株（上場時、公募株数含む）
OR	37.2% （オファリング・レシオ、OA分含む計算）
想定価格	1,540円
仮条件価格	1,380～1,540円 (変動率：-10.4% ～0.0% 中立 )
公募価格	1,540円（想定価格との差：0円 / 0.0% ）
IPOの資金用途	社内基幹システムの再構築、システム技術者にかかる人件費、採用関連費及び人材開発費

テクノスジャパンのIPO価格マトリックス（価格・吸収金額・時価総額）

	想定価格	公開価格	初値	現在値
株価	1,540円	1,540円 ±0円	1,878円 +338円	780円分割 12倍 (+7,482円)
変化率		0.0%	+21.9%	+398.4%
吸収金額	9.74億円	9.74億円 ±0.0億円	11.8億円 +2.13億円
時価総額	26.1億円	26.1億円 ±0.0億円	31.9億円 +5.74億円	159億円 +127億円

※左から右へ時系列的に並んでいます。増減比は左のカラム（行）に対するものです。

※吸収金額はOA（オーバーアロットメント）分を含んで計算しています。

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
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テクノスジャパンの取り扱い証券会社と引受割合・シンジケート

主幹事証券

大和証券

幹事団と割当

証券会社名	割当数	割当(%)	抽選配分
大和証券	440,000株	80.00%	440枚
みずほ証券	31,700株	5.76%	32枚
三菱UFJモルガン・スタンレー証券	31,700株	5.76%	35枚
SMBCフレンド証券	31,700株	5.76%	33枚
いちよし証券	16,500株	3.00%	2枚
SBI証券	11,000株	2.00%	50枚
(その他： auカブコム証券)

※抽選配分は過去の個人投資家への同一条件抽選状況をもとに、およその配分量を算出したものです。

企業データ

会社名	テクノスジャパン
所在地	東京都新宿区西新宿３-20-２東京オペラシティタワー32階
設立	1994年04月27日
従業員数	234人
監査法人	有限責任監査法人トーマツ

テクノスジャパンの概況（直近の経営指標、業績予想）

テクノスジャパンのストックオプション（新株予約権）の状況

データ未更新。2015年6月以降の上場銘柄に関して情報更新中です。

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

テクノスジャパンの初値予想・評価・BBスタンス・初値結果関連

BB参加姿勢	評価： (B:やや積極的)
初値予想 (BB開始時)	1,960円（想定価格比: +420円/+27.3%）
直前予想 (上場前)	1,960円（公募比: +420円/+27.3%）
初値	1,878円（公募比: +338円/+21.9%）

※評価はＳ～Ｄまで、初値予想はＢＢ開始時と上場前直前に行っています。

・新規承認時の第一印象

ERP(Enterprise Resource Planning)ということで企業ソリューションを提供する会社
ホームページの書いていることは複雑すぎて一般的には分かりにくい。
業績も横ばいですね。これで急成長しているなら良かったのだが…

・ブックビルディング姿勢に対するコメント

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

IT系企業になるが、一般向けでなく法人向けの業務システムなどが
事業内容なので馴染みにくい部分はある。

ただし、IPOにおいては何か分からない方が面白みがあり人気は高い。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2013年3月度の連結予想ＥＰＳは181.94(T社)。
想定価格1540円から計算されるPERは約8.46倍。妥当範囲といったところ。

業績も横ばいで堅実な感じが高く、IPO的には思惑で買われるかどうか？

割安性からは特に評価する部分はない。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約9.74億円（想定価格ベースOA分含む）、
上場市場はジャスダックスタンダードで主幹事は大和証券。
軽量級とは言いにくいが、特に重たくもないのは好感

売り側に目を向けるとベンチャーキャピタルからの出資はなく、
ストック・オプションの未行使残高もない。
また既存上位株主にもロックアップ（180日）が確実に掛かっている。

売り方の心配が全くないのは評価したい

売り側の心配がない分、短期的な思惑買いが大きく入るかで展開が一気に変わりそう。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

企業向けシステム構築となると新規性はあまりなく、競合もそれなりに多い。
そんな中、この企業はどちらかと言うと堅実経営の部分がある。

その為、人気化はしにくいと考えられる。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

マイナス面があまりないのが評価できる。

しかしながらIPOの人気度に求められる業態の新規性や業績の伸びはないので
凄くプラス評価する部分もないのが現実。

堅実な上場は見せそうだが、その後、株価が一気に暴騰するかは
思惑で短期的な資金が入るかどうかになりそう。

全体考察
総合得点は6点で、私のBBスタンスはB評価です