FUNDINNO(ファンディーノ)を知るセミナーに参加してきました

当方、IPOに関するサイト運営をしていることもあり株式投資型クラウドファンディングのFUNDINNO(ファンディーノ)には非常に興味を持っていました。しかしながら、最近乱立するソーシャルレンディングサービスもいろいろ理解されないまま、次々と出ているのでFUNDINNO(ファンディーノ)さんもどうなんだろう?という雰囲気で見ていました。

しかし、今回実際に会っていろいろと聞いてきましたので、とても興味が湧いてきたのは間違いないです!

FUNDINNO新規口座開設

もともと将来IPOするかもしれない会社に投資できるかもしれない「エンジェル投資」には興味はあるものの、ハイリスクハイリターンでしょうし、非常に門戸の狭い分野だと思っていました。しかしながらFUNDINNO(ファンディーノ)が目指すのは「エンジェル投資の民主化」です。うまく行けば、私の求めていたサービスに発展する可能性があります。

今から注目ですので、今回のセミナーの内容を紹介しながらFUNDINNO(ファンディーノ)についても考察してみたいと思います。

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当日、頂いた資料です。ファンディーノに関する基本的な内容が書かれたパンフレット。そしてセミナーの内容です。

セミナーは

  1. ファンディーノの目指す世界(日本クラウドキャピタル COO 大浦学)
  2. 投資家登壇としてエンジェル投資家 森田均氏との対談セッション
  3. 質疑応答タイム

といった流れで行われました。

私はこのセミナーに参加するまではFUNDINNO(ファンディーノ)というサービスは目にして知っていましたし、将来IPOするかもするかもしれない株を買えるチャンスというのも理解。ただ、こういった投資はハイリスクが付き物ですし、ファンディーノを運営する日本クラウドキャピタルさんも新しい企業だし、信用して良いものか?というところが悩みでした。

概ね、実際にセミナーで真摯な説明や運営者の人柄をみて、これは少し試してみたいと思ったのは間違いないです。

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前置きが長くなりましたが、セミナーの流れの順に当日の内容を紹介したいと思います。

1.ファンディーノの目指す世界

最初はFUNDINNO(ファンディーノ)を何故、始めたのか?どういったところに魅力があって、どういったところに課題点やデメリットがあり、まだ解決する必要があるのか?というのを分かりやすく説明を受けました。

説明いただいたのはCOO(Chief Operating Officer、最高執行責任者)で日本クラウドキャピタルを共同代表として立ち上げた大浦学さんです。若い方でしたが、賢さと熱意を感じる方でした。

大きく流れを書くと「非上場株式市場の今の課題」「ベンチャー投資の必要性(グローバルで見たときに日本の実情)」「問題の解決策としてファンディーノ(株式投資型クラウドファンディング)があるという話」「ファンディーノ自身の実績から今後の挑戦していること」という形でした。

詳しく書くと読むのも大変かと思いますが、掻い摘んで紹介したいと思います。

非上場株式市場の今の課題

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当日の配布資料のスライドの一つですが、上記の投資のお金の流れが分かりやすいと思います。左上の「家計」となっている私達、個人投資家が非上場企業に投資をしようとすると、その企業の信用とか投資して良いのか?などの判断も付きませんし、だいたいそういう話が向こうから来た場合は怪しいですよね?

ですので、将来有望かもしれないものに投資するエンジェル投資といった類のものは、慣れていたり繋がりのある有力個人投資家や上記の図のようにベンチャーキャピタルや上場企業からの投資になってしまいます。

そこを家計から非上場企業をつなぐ手段としてFUNDINNO(ファンディーノ)を含めた「株式投資型クラウドファンディング」が進めるサービスです。今まで私達が気づけば投資してみたかったと感じるようなことを運営している企業に投資できるチャンスが広がるサービスと言えると思います。

問題の解決策としてファンディーノ(株式投資型クラウドファンディング)があるという話

FUNDINNO(ファンディーノ)は非上場企業に株を買うことで直接投資して応援できるサービスですが、ファンディーノの目指す世界は「エンジェル投資の民主化」となっています。まさに、私のような個人投資家でベンチャーキャピタルのような資金力はないけど、将来に可能性がある企業にも投資したみたいという人にはピッタリのサービスです。

エンジェル投資の民主化を目指すためにFUNDINNO(ファンディーノ)では様々な取り組みをしているとのことです。

  • 投資案件の選別(案件として出てくるのは申込の5%レベル)
  • 投資家への企業の内容をわかり易く説明するためのサイト上での情報公開など
  • 投資案件選択をウェブ上、各端末上での対応で投資環境の充実

ホームページを見ても分かる通り、非常に分かりやすく魅力ある案件が出てきて人気が出てきているのがわかります。

ファンディーノ自身の実績から今後の挑戦していること

最後に、ファンディーノが現在、そして今後挑戦していることに関して説明されていましたが、まずはサービス開始から3年程度経ってきていることもあり、まずはイグジット案件を出して初期の頃に投資していただいた方に、投資の見返りの実績を出したいということを話していました。

そして、イグジットの方法としては「IPO」「M&A」「相対取引」などがありますが、相対取引として「非上場株の売買市場」というものをブロックチェーン技術を活用して行うことを考えているようでした。具体的には日本の市場に「株主コミュニティ」というコミュニティ間であれば取引できる市場というものがありますが、そこにブロックチェーン技術を取り込むことで登録者の中で、IPOやM&A以外でも売買可能な環境を作れば多少の流動性が確保できるという仕組みでした。

詳しいことは今後のサービスリリースに期待ですが、やはりイグジットが出来たという実績を作っていくことは安心感にも繋がりますし、必要なことかと思います。

エンジェル税制の活用を!

個人投資家でもエンジェル税制適用会社へ投資した場合は税制優遇が受けられます!

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FUNDINNO(ファンディーノ)の案件の中にもエンジェル税制適用企業がありますので、そこに投資すれば税負担軽減が出来、優遇措置を受けられますので、自身の年収にあわせてちょっと節税しながら未来への投資にもなるのでいい制度だと感じました。

FUNDINNO(ファンディーノ)でも積極的に活用を推進していこうと考えている模様でした。

以上、少し長くなりましたが、ファンディーノさんからのパート部分です。最後にエンジェル投資のポートフォリオ(金融資産の中にどの程度エンジェル投資が入っているか?)のスライドがありましたが、面白かったのが金融資産が多いほどエンジェル投資の比率が高くなっているところでした。金持ちの方がリスクも取りやすく、それが成功すればまた金が入るという循環になっているのかなぁ?と個人的にイメージしました。

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続いて2部のエンジェル投資家との対談セッションです。

投資家登壇としてエンジェル投資家 森田均氏との対談セッション

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エンジェル投資家として森田均さんに対談形式でエンジェル投資家ってどんなの?的な話を沢山して頂きました。どうしてセミナーに出ていただけたのかは、恐らくファンディーノで投資していることもあるとは思いますが、「全国高校生金融経済クイズ選手権」など大学での繋がりが強かったから、出て頂けたんだろうなと感じました。

メモ書き程度になりますが気になった部分を紹介しますと

  • 金融機関だと上場株を買うのはインサイダーなどを疑われるのでやりにくい→エンジェル投資へ
  • エンジェル投資はロングショット(5年~10年)で構える必要がある
  • 何をリターンと捉えるかも重要(金銭的なリターンもあるが、それ以外にも社会的貢献とか)
  • 将来に向けてやりたいこと視点で投資できる魅力。上場会社は株主が強くてやりたいことより収益に・・・
  • エンジェル投資、あくまでも成功例ですが株価が4倍ほどになったことも
  • エンジェル投資する企業の見極めは数字(市場規模)もだけど、社会的貢献度、社会的正義も
  • エンジェル投資先の人の情報も調べる。起業家の人となりもそうだが、サポーターもどんな環境か?
  • 業績予測など数字は作れる。見るべきは何故その数字になるのか?予想との乖離はどこか?
  • 過度な期待は抱かない。自分の好きなこと分かることは投資しやすい。そして長いスパンで考えること
  • エンジェル投資には自分ができないことに貢献できるという達成感や魅力がある

とザックバランに、そして実際にエンジェル投資をしている人の視点で魅力を分かりやすく伝えてもらった印象です。私ももともとIPOが好きなことから新しいことをやろうとしている企業は応援したくなる性分ですので、これは少しでもエンジェル投資というものをしてみたいと感じるようになりました。

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正直言いますと、このセミナーに参加してなんでもっと早くFUNDINNO(ファンディーノ)初めてなかったんだろう?と感じるようになり、家に帰って早速投資家登録をしています。

質疑応答タイム

最後に質疑応答タイムとなりましたが、ここがなかなか熱かったです。私同様、複数のウェブメディア運営者が来ていたかと思いますが、普通のセミナーだとこんなに質問いっぱい出るか?というぐらいにたくさん出ていて、途中で打ち切りになるレベルでした。

恐らく出席者もFUNDINNO(ファンディーノ)さん含め、資産運用に関する情報を本当によく知っている人たちだなぁという印象を受けました。いくつかメモ書きして皆さんにも参考になるかもしれない情報を残しておきます。

  • ソーシャルレンディングとの違いは?読者さんには違いが分からないという人が多くいると感じる

(回答)「取っている免許が違う」

株式投資型クラウドファンディングは第一種少額電子募集取扱業者、加入協会は日本証券業協会でどちらかというと証券会社のイメージ(株の仲介業)。

ソーシャルレンディングは第二種金融商品取引業に貸金業登録番号、加入協会としては金融商品取引業協会。

  • 案件の中に2回目案件が出ているが、1回目と違いはあるのか?

(回答)「同じ案件が2回目でも1回目と同様の審査をしている。当然、前回出ていた業績予測と結果を精査してその情報が加わる」

  • 審査はどこの誰がやっている?審査している人間がもっと見えるようにして欲しい。

(回答)「内部の人間が審査している。個人の情報まで公表するのは、審査する態勢にも影響が出てしまうので難しいところ」

  • 案件はどういったところから探してくるのか?

(回答)「ウェブ登録(2割)。紹介(6割)。プッシュ型(2割)の3つ。紹介というのはベンチャーキャピタルやエンジェル投資家などからオススメの企業などの情報を得る。その他、スタートアップを支援しているコンサルティングなど。プッシュ型というのはイベントなどに参加して、ファンディーノを紹介する形です。」

  • イグジットの案件の状況や予定は具体的に聞きたい

(回答)「これもあくまで現時点の可能性ではありますが、数年以内に上場(IPO)を目指せる案件、その他、もっと早い時期にM&Aなどの案件が出るように日本クラウドキャピタルでは企業の成長のサポートを行っています。時期は明確にできない内容です。株主コミュニティへの流動化施策でIPOやM&A以外でもイグジットがある仕組みを作るのがファンディーノの課題です。」

  • 投資家として登録して欲しい層は?

(回答)「現時点ではエンジェル投資をしたことがある人が多い。ファンディーノとしてはエンジェル投資の民主化を目指しているので、一般的な投資にまで浸透させたい。上場株口座は現在約1000万口座あるので、5年後に100万口座にするのが目標です。」

  • 案件の中に倒産企業が出たが、倒産はあることだが原因は何なのか明確に、ファンディーノのデメリットは?

(回答)「案件についての情報公開は改めて、情報が精査次第出すことになると思いますが、ファンディーノを含め株式型クラウドファンディングには株主数が多くなりすぎて困るというデメリットがあるというのはあります。その理由には反社が交じる可能性が高くなる。管理コストが高くなる。株主間契約の問題(VCなどが優先株なら投資したいとなったときに全株主に契約が必要となりVCが嫌がり資金調達が出来ない)と言ったことがあります。ただ、それらの問題に関しては非上場株の流動化や契約の電子完結化によるコスト削減などで改善するというのが私達の課題であり挑戦しているところです。」


以上、ロング記事となりましたがFUNDINNO(ファンディーノ)のセミナーに参加してきた感想になります。

記事内でも書きましたが、私はこのセミナーにいった後に帰ってとりあえず投資家登録を済ませました。今までもホームページをみて面白そうな案件はあるけど、こういった新しいサービスに投資するのは怖いなぁと思っていて、あえて申し込むのを控えていましたが、とりあえず登録しないと投資するかの判断すらすることもありません。

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登録すれば新しい案件が出てきてIPOのようにサービスの中身をみて、投資したいと感じたり自分が信用できると思えれば投資すれば良いわけですし、エンジェル投資の第一歩を踏み進めるには、現時点で最適なサービスですし、運営者さんの意気込みを生で聞けたのは貴重な体験かと思いました。

COOも「今まで投資家にあってアピールするというのが少なかったと感じている。これからはもっとアピールしていき、情報開示やコミュニケーションをもっと積極的に取りたい」と話していました。また、「エンジェル投資はやはりハイリスクな投資ではあるので、その部分もメディアを通してしっかりと伝わるようにするのも役目」と真摯に考えている様子でした。

セミナーの終わりに一瞬だけ名刺交換してお話しすることも出来ましたが、「黒澤ファンド」というメディアにも目を通して頂けているようで、IPOに興味がある方はエンジェル投資にも興味がきっとあるのではないか?ということで意見が一致しました。この記事を見ている皆さんもきっと興味があると思います。

日本ではベンチャー投資にかけている費用が非常に少ないのが世界での現状です。個人投資家として少しワクワクする将来に期待を掛ける投資を幾分でも初めて見るというのは面白いと思います。

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