WASHハウスのIPO新規上場観測情報

空き家をコインランドリーにするビジネスが急上昇、ただし競合も多い。九州地方から店舗数拡大中

「07年はパブリックカンパニーを目指す足場固めの年になる」と語るのはＷＡＳＨハウス（宮崎市）の児玉康孝社長。 アレルギー性皮膚炎やアトピーなど皮膚疾患の原因といわれるノミやダニを駆除するため、寝具を丸洗いするコインランドリーが 店舗数を拡大している中、現在、同社は九州内に68店舗を構え、07年は福岡を中心に50店舗程度増やす考えだ。 児玉社長は、「将来的には上場を視野に入れており、まず福岡でしっかりビジネスモデルを確立したい」と意気込みを語る。
そのため昨年12月11日に福岡支店を開設したが、課題は内部の充実にあるようだ。 「事業が着実に拡大していることによる人材の確保はもちろんあるが、近年、内部統制の基準が引き上げられつつある中、 それを運営する人材の育成にも注力することが最重要課題」と気持ちを引き締めている。