成城石井の概要

事業内容:スーパーマーケット、輸入、卸売販売、食品製造、飲食店

成城石井の注目度・上場初値期待度・コメントなど

期待度 評価:4点 (A:期待度高い)
注目度 評価:4点 (A:注目度高)
※評価はS~Dまで、管理人が様々な情報や経験から独断で評価しています。
・上場に対するコメント
ローソンの虎の子。スーパーの中では成長企業で注目。食品スーパー2位。

株主優待にも期待か?
・上場に対する追加メモ・関連企業情報など
ローソンは完全子会社の高級スーパー、成城石井(横浜市)を2023年度までに東京証券取引所に新規上場する方針を固めた。上場時の時価総額は2000億円を上回る可能性もある。セブン&アイ・ホールディングス(HD)が百貨店子会社の売却を進めるなど、人口減による国内市場の縮小を見据えた流通業の再編が進みつつある。

プライム市場への上場を目指し、早ければ年内に東証に上場を申請。成城石井の持ち株比率を50%未満に引き下げる方向で検討している。株式の売却で得た資金は株主還元やコンビニエンスストア事業への投資にあてる。上場時の時価総額が2000億円を上回る場合、埼玉県が地盤のヤオコーに次いで食品スーパー2位の規模となる。

成城石井は首都圏を中心に約200店舗を展開する。自社工場で作る高品質の総菜や、プライベートブランド(PB)食品に強みを持つ。近年は西日本への出店も進めている。22年2月期の連結決算は売上高に当たる営業総収入が前の期比6%増の1092億円だった。純利益は同13%増の73億円と、ローソンの子会社で最も稼いでいる。

ローソンは14年に三菱商事系の投資ファンド、丸の内キャピタルから約550億円で成城石井の全株式を取得した。ただ、コンビニ事業との相乗効果は限られており、上場で独立性を高めて他スーパーとの再編をしやすくし、成城石井の成長を後押しする狙いもある。

2022年12月に一旦上場申請を取り下げ。

成城石井は9月に新規上場を申請し、早ければ2023年春ごろにも上場が認められる見通しだった。ローソンは16日、「上場の選択肢も含め、企業価値向上につながる最適な資本政策を多面的に検討する」とのコメントを出した。今後は、成長に資すると判断すれば、外部の企業やファンドから資本を受け入れる可能性はある。

企業データ

会社名 成城石井
所在地 神奈川県横浜市西区北幸二丁目9番30号
設立 2011年05月31日
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