ブリッジインターナショナル(7039)のIPO新規上場情報

法人営業支援となっているが、コンサル系。システムなどは外部サービス利用？
どちらかといえばコールセンター系？

業績は緩やかながら増収継続。

マザーズ小型でそれなりの銘柄ということで初値堅調タイプか？

9月後半はいまいちなIPOが多いので、結果を引きずるか？それとも10月で変わるか？

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

法人経営支援とあるがコールセンター、BPOといったところがメイン。
それなりに比較対象銘柄はすでに上場。

インサイドセールスという馴染みのない言葉を使っているが、
実態はアウトソーシングサービスか？注目度としては普通。

スケジュール的には10月の第一弾IPOとなる。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2018年12月度、単体予想EPSは120.45円。
想定価格2,090円から計算される予想PERは約17.35倍。

同業他社と比べると割安感あり。また売上の伸びも綺麗で、
成長性を加味しても魅力のある価格設定と感じる。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約7.34億円（想定価格ベースOA分含む）の小型IPO。
上場市場は東証マザーズ。主幹事はSMBC日興証券。

公募売出比は２：１程度で公募が多い。オファリングレシオも適正水準。

ベンチャーキャピタルからの出資は見当たらず、大きな売り玉は見えない。
ストック・オプションの未行使残は行使可能期間内で株数は18万株ほど。
この数を多いと見るか少ないと見るかは判断が分かれそう。個人的には気にならない程度。

需給面は問題ないが、最近のIPOの地合いの弱さを減点して買い圧力が低いとして考えたい。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

特に人気になるビジネスではないが、堅調な業績は魅力。
AI活用してより進化、サービス向上を目指している模様。ここが評価されるまでになるかは疑問。

初値的には業績の良さとIPO時の価格設定で伸びそうなイメージ。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

単純なコールセンター運営、アウトソーシングサービスと比較するものかはわからないが、
こういった業種は上場時の業績や価格設定が、初値に影響してきた。
今回はどちらかと言うと妥当な価格設定で、マザーズの伸び企業ということで初値堅調となりそう。

地合い次第で初値が高騰するか、そこそこになるかは変わってきそうだが、
とりあえず公募株で欲しい状況には変わりない。

貰えるなら、是非いただきたい銘柄。ややA評価よりのB評価とする。

全体考察
総合得点は7点で、私のBBスタンスはB評価です