ブランジスタ(6176)のIPO新規上場情報

幹事団、大和証券、SBI証券の2社！
枚数多く当たりやすい。複数配分勝負銘柄。
個人的には多くの人に軽い小遣いになればと感じる。

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

電子書籍関連でも扱うタイトルを絞ることにより、
ウェブと紙媒体の融合がうまく進んでいる模様。

比較対象的には、つい先日上場した富士山マガジンサービスがあり、
初値高騰したのは記憶に新しい。

この銘柄以降、IPOの上場が一旦期間が空くのも初値を後押ししそうな雰囲気。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2015年9月度の単独予想EPSは32.21円。
想定価格440円から計算される予想PERは約31.21倍。

一見、高PERに見えるが業種比較では妥当程度。
また現時点では成長度も高く、この程度の評価はされてもおかしくないと感じる。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約12.1億円（想定価格ベースOA分含む）の小～中型IPO、
上場市場は東証マザーズで主幹事は大和証券。

公募売出比は半分づつ。単価が安いため、枚数が多く2万4千枚の争奪戦。

ベンチャーキャピタル、並びに上位株主には親会社、他関連会社が並ぶ、
ロックアップ要件が90日or1.5倍なので、1.5倍を超えると既存株主の換金化リスクが有る。

ストック・オプションに関しては殆どが行使価格650円と公開価格より高い。
公開価格が仮条件の上限450円で決まれば1.5倍が675円。

650円付近に2つの売り玉要素がある。

ただ、成長中の企業なのでそんなに簡単に売っても面白くない銘柄、
そこから2割増しぐらいの800円手前辺りが本当の注意ポイントか？

枚数が多く、個人へ広く渡り、多くの初値売りを見込めば
初値的には、600～650円ぐらいが相場に見える。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

出版業界の電子化の波に上手に載っている印象で、
今度も一定の伸びを見せそうな雰囲気。

時価総額的にはそうでもないが、スタートラインの単位あたりの株価が安いのは好感が持てる。
主力コンテンツの分野もまだそれほど多くはないので、
もっと他分野で、他メディアを食ってしまう可能性も秘めていると感じる。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

枚数の多いIPOなので、是非とも成功して欲しい。
9月のIPOがこの銘柄でピタッと止まっているため、
多くの方に初値で1枚あたり1万以上のプレゼントを目指したい銘柄。

枚数が多いので初値パフォーマンスがどうなるか心配な点はあるが、
ストック・オプションやロックアップの状況から650円が目安にできるのは好材料。

ここは何が何でも1枚、出来れば複数枚数ゲットしたいところ。

全体考察
総合得点は8点で、私のBBスタンスはA評価です