ホットリンクのIPO新規上場情報

野村主幹事、マザーズ、ネット（情報技術）系。
売上は伸びつつも利益的にはそれほどの伸びはない。
しかしビッグデータ関連でIPOとしての注目度は高く今の波に乗りそう。

オプト子会社で、売出もそのオプトによるもの。

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

ビックデータ、クラウド活用などネット系でも時流に乗っており注目度は高そう。
野村主幹事でマザーズ上場、小型・ネット系となれば、ほぼ間違いない安心感あり。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2013年12月度の単独予想EPSは55.05円。
想定価格2,570円から計算される予想PERは約46.7倍。

やや織り込んだ数字だが、直近の業績の伸びからすれば
仕方ないかというところも。これでも今のIPO人気ではまだ大丈夫といった感覚。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約13.9億円（想定価格ベースOA分含む）の小型～中型IPO、
上場市場は東証マザーズ。主幹事は野村證券。

ベンチャーキャピタルからの出資はないが、ほぼ売出元である
親会社オプトがV.C.ようなものと考えても良さそう。
オプト含めロックアップは上位陣にしっかりと掛かっている。

ロックアップは90日間、または発行価格の1.5倍以上で売却可能。

ストック・オプションの未行使残高は14.7万株程度。
一番ボリュームのある9万株程度は2015年4月以降が行使期間。
価格帯は500～1000円。まぁ影響はなさそう。

直近で取り立てて売り側の大きな動きもないのが初値には魅力的と考える。

 ４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

ソーシャル・ビッグデータと聞いただけで人気化しそうだ。
まだまだこれから活用範囲も広い分野と感じ魅力もある。

現状でも急上昇中なのはもちろん、あと数年はテーマ的にも扱われやすい。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

結構、文句なし銘柄と感じる。
とりあえず初値も安心感があるが、目標株価もやや高めを目指している感触もある。

12月はIPOも重なってくるがスケジュール感的にも十分ホットリンクへ
資金も集中されやすい。初値は2倍以上はもちろん、3倍程度まで可能性はありそう。

当たりにくさを考えて1点マイナスとしました。

全体考察
総合得点は9点で、私のBBスタンスはA評価です