コロプラのIPO新規上場情報

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

コロプラの概要

市場：東M (情報・通信業)

事業内容：位置情報ゲームプラットフォームおよびスマーフォン特化型アプリの開発・運営、リアル連携サービスの提供

コロプラのIPO(新規上場)日程関連

仮条件決定日	2012/11/22 (木)
ＢＢ期間	開始： 2012/11/27 (火) ～終了： 2012/12/03 (月)
公募価格決定	2012/12/04 (火)
購入申込期間	開始： 2012/12/06 (木) ～終了： 2012/12/11 (火)
上場予定日	2012/12/13 (木)

コロプラのIPO(新規上場)基本情報

公募株式数	総計：1,320,000株（公募：780,000株 / 売出：540,000株）売出株式比率：40.9%
O.A.分	132,000株（O.A.=オーバーアロットメント）
発行済株数	7,892,100株（上場時、公募株数含む）
OR	18.4% （オファリング・レシオ、OA分含む計算）
想定価格	2,900円
仮条件価格	2,700～3,000円 (変動率：-6.9% ～+3.4% 中立 )
公募価格	3,000円（想定価格との差：+100円 / +3.4% ）
IPOの資金用途	既存事業の拡大に係る人件費、当社サービスを効率的に展開していくための広告宣伝費の増加分として、及びアプリ数増加に伴うサーバ関連費用の増加分として充当する予定

コロプラのIPO価格マトリックス（価格・吸収金額・時価総額）

	想定価格	公開価格	初値	現在値
株価	2,900円	3,000円 +100円	5,650円 +2,650円	471円分割 15倍 (+1,415円)
変化率		+3.4%	+88.3%	+25.0%
吸収金額	42.1億円	43.5億円 +1.45億円	82.0億円 +38.4億円
時価総額	228億円	236億円 +7.89億円	445億円 +209億円	612億円 +167億円

※左から右へ時系列的に並んでいます。増減比は左のカラム（行）に対するものです。

※吸収金額はOA（オーバーアロットメント）分を含んで計算しています。

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

コロプラの取り扱い証券会社と引受割合・シンジケート

主幹事証券

大和証券

幹事団と割当

証券会社名	割当数	割当(%)	抽選配分
大和証券	1,108,800株	84.00%	1,109枚
野村證券	132,000株	10.00%	119枚
BofA証券（メリルリンチ日本証券）	79,200株	6.00%	-枚
(その他：)

※抽選配分は過去の個人投資家への同一条件抽選状況をもとに、およその配分量を算出したものです。

企業データ

会社名	コロプラ
所在地	東京都渋谷区恵比寿四丁目20番３号
設立	2008年10月01日
従業員数	155人
監査法人	有限責任監査法人トーマツ

コロプラの概況（直近の経営指標、業績予想）

コロプラのストックオプション（新株予約権）の状況

データ未更新。2015年6月以降の上場銘柄に関して情報更新中です。

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

コロプラの初値予想・評価・BBスタンス・初値結果関連

BB参加姿勢	評価： (A:積極的)
初値予想 (BB開始時)	5,600円（想定価格比: +2,700円/+93.1%）
直前予想 (上場前)	5,800円（公募比: +2,800円/+93.3%）
初値	5,650円（公募比: +2,650円/+88.3%）

※評価はＳ～Ｄまで、初値予想はＢＢ開始時と上場前直前に行っています。

・新規承認時の第一印象

マザーネット系ときたが、もう一条件小型がない。
吸収金額が想定価格ベースで42.1億と中型IPO。
幹事団は3社となる。

3条件のうち一つが欠けて、またそれが12月のIPOの重なる時期に結構厳しい感じもします。

逆に言えば当たりやすいとも見れるので多くの方に利益が出るような形になればいいですね。

・ブックビルディング姿勢に対するコメント

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

マザーズ上場の大型ネット系企業。
リアル連携サービスなど注目度は高い。

注目度的には本年度最大レベル。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2013年9月度の連結予想ＥＰＳは162.90(T社)。
想定価格2,900円から計算されるPERは約17.8倍。
ネット系新興企業らしいPERの高さだが、売上利益共に倍増状況で
先行きも楽しみとなれば、気にならない値

適正価格と言っていいだろう。仮条件はやや強気に乗せて上限は3000円となった。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約42.1億円（想定価格ベースOA分含む）、
上場市場は東証マザーズで主幹事は大和証券。
マザーズ上場で42億程度はやや大型感もある。

それを幹事団3社で扱うことになる。

ベンチャーキャピタルの出資は当然あるが、そこまで大きな割合でもない。
またロックアップも上位株主陣に掛かっており180日間は売却できない。

ストック・オプションの未行使残数は780円、1400円で点在する。
半数以上は行使が2014年以降となっていてボリュームも公募株の半分程度。

吸収金額が大きいのが気になるが、それを差し引いても魅力のある企業の上場で、
これぐらいは大丈夫そうだ。ロックアップの掛かりぐらいも価格で解除されないので
自信がある証拠と見てもいいだろう。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

絶好調のネットアプリ系企業で、さらにリアル融合という新規性もある。

魅力は間違い無くあるでしょう。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

死角はマザーズでの吸収規模の大きさだが、それでも40億程度なら
下手なバイオベンチャーより安い程度。

幹事団が3社しか無いので、是非とも主幹事の大和さんでは
広く行き渡るように分配して欲しいもの。
年末に皆さんをハッピーにする記憶に残る銘柄になって欲しい。

全体考察
総合得点は9点で、私のBBスタンスはA評価です