アジュバンコスメジャパンのIPO新規上場情報

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

アジュバンコスメジャパンの概要

市場：東2 (化学)

事業内容：化粧品等の商品企画、研究開発、販売

アジュバンコスメジャパンのIPO(新規上場)日程関連

仮条件決定日	2012/11/26 (月)
ＢＢ期間	開始： 2012/11/27 (火) ～終了： 2012/12/03 (月)
公募価格決定	2012/12/04 (火)
購入申込期間	開始： 2012/12/05 (水) ～終了： 2012/12/10 (月)
上場予定日	2012/12/13 (木)

アジュバンコスメジャパンのIPO(新規上場)基本情報

公募株式数	総計：1,000,000株（公募：750,000株 / 売出：250,000株）売出株式比率：25.0%
O.A.分	150,000株（O.A.=オーバーアロットメント）
発行済株数	3,634,200株（上場時、公募株数含む）
OR	31.6% （オファリング・レシオ、OA分含む計算）
想定価格	1,350円
仮条件価格	1,250～1,350円 (変動率：-7.4% ～0.0% 中立 )
公募価格	1,250円（想定価格との差：-100円 / -7.4% ）
IPOの資金用途	長期借入金の繰上返済、香港出店の出店費用、香港出店の運転資金に充当する予定

アジュバンコスメジャパンのIPO価格マトリックス（価格・吸収金額・時価総額）

	想定価格	公開価格	初値	現在値
株価	1,350円	1,250円 -100円	1,310円 +60円	800円分割 2倍 (+290円)
変化率		-7.4%	+4.8%	+22.1%
吸収金額	15.5億円	14.3億円 -1.1億円	15.0億円 +0.69億円
時価総額	49.0億円	45.4億円 -3.6億円	47.6億円 +2.18億円	64.3億円 +16.7億円

※左から右へ時系列的に並んでいます。増減比は左のカラム（行）に対するものです。

※吸収金額はOA（オーバーアロットメント）分を含んで計算しています。

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アジュバンコスメジャパンの取り扱い証券会社と引受割合・シンジケート

主幹事証券

野村證券

幹事団と割当

証券会社名	割当数	割当(%)	抽選配分
野村證券	800,000株	80.00%	720枚
SMBC日興証券	80,000株	8.00%	80枚
みずほ証券	40,000株	4.00%	40枚
三菱UFJモルガン・スタンレー証券	40,000株	4.00%	44枚
SBI証券	20,000株	2.00%	90枚
岡三証券（岡三オンライン）	20,000株	2.00%	20枚
(その他： auカブコム証券みずほインベスターズ証券野村ネット＆コール)

※抽選配分は過去の個人投資家への同一条件抽選状況をもとに、およその配分量を算出したものです。

企業データ

会社名	アジュバンコスメジャパン
所在地	神戸市中央区下山手通五丁目５番５号
設立	1990年04月10日
従業員数	103人
監査法人	新日本有限責任監査法人

アジュバンコスメジャパンの概況（直近の経営指標、業績予想）

アジュバンコスメジャパンのストックオプション（新株予約権）の状況

データ未更新。2015年6月以降の上場銘柄に関して情報更新中です。

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アジュバンコスメジャパンの初値予想・評価・BBスタンス・初値結果関連

BB参加姿勢	評価： (C:微妙)
初値予想 (BB開始時)	1,480円（想定価格比: +130円/+9.6%）
直前予想 (上場前)	1,350円（公募比: +100円/+8.0%）
初値	1,310円（公募比: +60円/+4.8%）

※評価はＳ～Ｄまで、初値予想はＢＢ開始時と上場前直前に行っています。

・新規承認時の第一印象

東証2部上場の神戸の化粧品会社。
アジュバンってなんとなく聞いたことがある気がするが、この辺りは女性のほうが詳しそう。
業績は緩やかに伸びている程度。
配当性向がやや高め。継続して30円実施。
東証2部銘柄らしい上場になりそう。

・ブックビルディング姿勢に対するコメント

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

東証2部上場の化粧品会社、残念ながら12月のIPOが続く中
注目度は低くなるだろう。

公募としてのIPOには注目度は低い

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2013年3月度の連結予想ＥＰＳは155.74(T社)。
想定価格1,350円から計算されるPERは約8.67倍。
予想PER的には普通だが、同業種の化粧品銘柄では割安

ただ売上はやや伸びているもの減益傾向など、評価しがたい

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約15.5億円（想定価格ベースOA分含む）、
上場市場は東証2部で主幹事は野村證券。
直近IPOでも上場後に盛り上がることのない東証2部銘柄というのが残念。

ベンチャーキャピタルからの出資は見当たらない。
さらにロックアップのカバー率も高く、解除価格は1.5倍で90日間。

ストックオプションの残数はあるが量的には多くないと感じられる。
すぐに行使できる約15万株が573円の行使価格、残り24.6万株は14年度以降
こちらは924円。むしろ株価維持にや従業員の励みになりそうな感じだ。

気になるのは上場市場、東証２部ということだろう。
あとは同日上場や、付近のIPOとの兼ね合いも気になる。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

アジュバンの知名度は男性の私でも名前は聞いたことある。
その為、一般向けには丁度いいぐらいの知名度と感じる。

魅力に関しては業績の伸びがイマイチなのであまりないが、
上場目的が香港出店と前向きな部分があるので評価できる。

魅力という意味では優待新設も魅力の１つ。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

悪くない銘柄だとは思うが、初値はそれほど伸びないと思うし、
１２月はIPOが続くなか、この銘柄が置き去りにされる心配がある。
最悪、年明けで見直されて株価が上がる程度まで待てる人にはBBしてもいいかも。

でもそれなら、上場後の株価見て買えばいいかという程度。

全体考察
総合得点は5点で、私のBBスタンスはC評価です