ＵＭＮファーマのIPO新規上場情報

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

ＵＭＮファーマの概要

市場：東M (医薬品)

事業内容：医薬品の開発・製造・販売

ＵＭＮファーマのIPO(新規上場)日程関連

仮条件決定日	2012/11/20 (火)
ＢＢ期間	開始： 2012/11/22 (木) ～終了： 2012/11/29 (木)
公募価格決定	2012/11/30 (金)
購入申込期間	開始： 2012/12/03 (月) ～終了： 2012/12/06 (木)
上場予定日	2012/12/11 (火)

ＵＭＮファーマのIPO(新規上場)基本情報

公募株式数	総計：3,420,000株（公募：2,720,000株 / 売出：700,000株）売出株式比率：20.5%
O.A.分	513,000株（O.A.=オーバーアロットメント）
発行済株数	7,506,700株（上場時、公募株数含む）
OR	52.4% （オファリング・レシオ、OA分含む計算）
想定価格	1,600円
仮条件価格	1,300～1,600円 (変動率：-18.8% ～0.0% やや弱気 )
公募価格	1,300円（想定価格との差：-300円 / -18.8% ）
IPOの資金用途	式会社UNIGENへの投融資資金に充当（岐阜工場における組換えインフルエンザHAワクチン原薬製造設備に係る設備資金に充当）

ＵＭＮファーマのIPO価格マトリックス（価格・吸収金額・時価総額）

	想定価格	公開価格	初値	現在値
株価	1,600円	1,300円 -300円	1,196円 -104円	534円 (-662円)
変化率		-18.8%	-8.0%	-55.4%
吸収金額	62.9億円	51.1億円 -11億円	47.0億円 -4.9億円
時価総額	120億円	97.5億円 -22億円	89.7億円 -7.8億円	94.4億円 +4.71億円

※左から右へ時系列的に並んでいます。増減比は左のカラム（行）に対するものです。

※吸収金額はOA（オーバーアロットメント）分を含んで計算しています。

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ＵＭＮファーマの取り扱い証券会社と引受割合・シンジケート

主幹事証券

野村證券

幹事団と割当

証券会社名	割当数	割当(%)	抽選配分
野村證券	2,838,600株	83.00%	2,555枚
SMBC日興証券	171,000株	5.00%	171枚
いちよし証券	136,800株	4.00%	14枚
みずほ証券	68,400株	2.00%	68枚
東海東京証券	68,400株	2.00%	68枚
エース証券	68,400株	2.00%	581枚
マネックス証券	34,200株	1.00%	342枚
髙木証券	34,200株	1.00%	-枚
(その他：野村ネット＆コール)

※抽選配分は過去の個人投資家への同一条件抽選状況をもとに、およその配分量を算出したものです。

企業データ

会社名	ＵＭＮファーマ
所在地	秋田県秋田市御所野湯本四丁目２番３号
設立	2004年04月20日
従業員数	75人
監査法人	有限責任監査法人トーマツ

ＵＭＮファーマの概況（直近の経営指標、業績予想）

ＵＭＮファーマのストックオプション（新株予約権）の状況

データ未更新。2015年6月以降の上場銘柄に関して情報更新中です。

日程・概要
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ＵＭＮファーマの初値予想・評価・BBスタンス・初値結果関連

BB参加姿勢	評価： (D:パス)
初値予想 (BB開始時)	1,150円（想定価格比: -450円/-28.1%）
直前予想 (上場前)	1,250円（公募比: -50円/-3.8%）
初値	1,196円（公募比: -104円/-8.0%）

※評価はＳ～Ｄまで、初値予想はＢＢ開始時と上場前直前に行っています。

・新規承認時の第一印象

再び赤字バイオ系銘柄。
吸収約63億
インフルエンザワクチンということですでに売上を計上していますが、この揃った数字は・・・

・ブックビルディング姿勢に対するコメント

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

インフルエンザワクチンの開発・販売をする赤字バイオ銘柄。
最近バイオ関連の注目があるが、一つ前のジーンテクノサイエンスの
上場結果が参考になりそう。

通常よりはIPOやバイオ銘柄に注目が集まっているのは後押し

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

赤字企業のためPERなどの値から割安性は計れない。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約63億円（想定価格ベースOA分含む）、
上場市場は東証マザーズで主幹事は野村證券。
マザーズ上場で63億は少し大型過ぎな気がする。厳しい

ベンチャーキャピタルからの出資が多い（260万株程度）が、ロックアップは大半に掛かっている。
行使解除は90日間、1.5倍以上。

ストック・オプションの未行使残もかなりあり総数は約57万株。
行使価格が560円～2,200円となっていて想定価格以上のものが半分以上あるのは
公募組にも救いとなる部分。

やはりこの吸収金額の大きさはいただけない。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

赤字バイオ銘柄は何も考えず避けたい銘柄ではあるが、
時期的に過ごしだけ人気度が上がっている。

とはいってもやはり魅力がないというかリスクの高い業種ではある。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

一番気になるのは吸収金額の大きさ。

12月はIPOも豊富にあり資金の流れも、ここが不人気となれば上場開始時は
買いが少なく厳しい展開が想像できる。

リスクを好まない人は、避けるのが吉と考える。

全体考察
総合得点は2点で、私のBBスタンスはD評価です