ＩＢＪのIPO新規上場情報

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割当
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スタンス・評価
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ＩＢＪの概要

[6071] ：ＩＢＪ

市場：JQS (サービス業)

事業内容：ソーシャル婚活メディアを中心とした各種婚活サービスの運営及びライフデザインメディア事業等

ＩＢＪのIPO(新規上場)日程関連

仮条件決定日	2012/11/14 (水)
ＢＢ期間	開始： 2012/11/16 (金) ～終了： 2012/11/22 (木)
公募価格決定	2012/11/26 (月)
購入申込期間	開始： 2012/11/28 (水) ～終了： 2012/12/03 (月)
上場予定日	2012/12/06 (木)

ＩＢＪのIPO(新規上場)基本情報

公募株式数	総計：276,000株（公募：140,000株 / 売出：136,000株）売出株式比率：49.3%
O.A.分	0株（O.A.=オーバーアロットメント）
発行済株数	2,075,000株（上場時、公募株数含む）
OR	13.3% （オファリング・レシオ、OA分含む計算）
想定価格	1,430円
仮条件価格	1,250～1,450円 (変動率：-12.6% ～+1.4% 弱気 )
公募価格	1,450円（想定価格との差：+20円 / +1.4% ）
IPOの資金用途	メディア部門におけるサーバーの購入及びソフトウェアの開発費、サービス部門における施設拡張費用

ＩＢＪのIPO価格マトリックス（価格・吸収金額・時価総額）

	想定価格	公開価格	初値	現在値
株価	1,430円	1,450円 +20円	2,610円 +1,160円	616円分割 18倍 (+8,478円)
変化率		+1.4%	+80.0%	+324.8%
吸収金額	3.94億円	4.00億円 +0.05億円	7.20億円 +3.20億円
時価総額	29.6億円	30.0億円 +0.41億円	54.1億円 +24.0億円	258億円 +204億円

※左から右へ時系列的に並んでいます。増減比は左のカラム（行）に対するものです。

※吸収金額はOA（オーバーアロットメント）分を含んで計算しています。

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ＩＢＪの取り扱い証券会社と引受割合・シンジケート

主幹事証券

SMBCフレンド証券

幹事団と割当

証券会社名	割当数	割当(%)	抽選配分
SMBCフレンド証券	237,400株	86.01%	247枚
SBI証券	11,000株	3.99%	50枚
松井証券	11,000株	3.99%	110枚
マネックス証券	11,000株	3.99%	110枚
岡三証券（岡三オンライン）	5,600株	2.03%	6枚
(その他：楽天証券)

※抽選配分は過去の個人投資家への同一条件抽選状況をもとに、およその配分量を算出したものです。

企業データ

会社名	ＩＢＪ
所在地	東京都千代田区麹町一丁目６番２号
設立	2006年02月23日
従業員数	94人
監査法人	新日本有限責任監査法人

ＩＢＪの概況（直近の経営指標、業績予想）

ＩＢＪのストックオプション（新株予約権）の状況

データ未更新。2015年6月以降の上場銘柄に関して情報更新中です。

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ＩＢＪの初値予想・評価・BBスタンス・初値結果関連

BB参加姿勢	評価： (B:やや積極的)
初値予想 (BB開始時)	2,080円（想定価格比: +650円/+45.5%）
直前予想 (上場前)	2,560円（公募比: +1,110円/+76.6%）
初値	2,610円（公募比: +1,160円/+80.0%）

※評価はＳ～Ｄまで、初値予想はＢＢ開始時と上場前直前に行っています。

・新規承認時の第一印象

婚活サービスはテレビなどでも結構取り上げられていて認知度高く、事業内容としては魅力高い。
久しぶりのSMBCフレンド証券主幹事。
枚数少なめで取りにくそうな案件、多少のプレミア感。
ただしジャスダックスタンダード銘柄。市場統合もあり、あまり関係なさそうですが

・ブックビルディング姿勢に対するコメント

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

ジャスダックスタンダード上場の婚活支援企業。
TVなどや地域でも婚活はブームとなっていて、この時期での上場は注目度が高いと見る。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2012年12月度の連結予想ＥＰＳは87.85(T社)。
想定価格1430円から計算されるPERは約16.3倍と割高感あり。

しかしながら仮条件はやや強気で上限を1,450円に引き上げてきた。

足元の業績は伸びており、やや割高感を感じる危険性はあるものの
上場時にはあまり影響しないかもしれない。
一応、ネット系企業ということでPER判断は無視されやすい。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約3.95億円（想定価格ベースOA分含む）、
上場市場はジャスダックスタンダードで主幹事はSMBCフレンド証券。
超軽量級で枚数も少なく、需給面では強そうだ。

しかしながら既存株主の動向が結構怖い部分あり。

ベンチャーキャピタルの保有数が約43万株ほどあり、公募株数を大きく上回る。
さらにロックアップ対象外なのも注意点で、上場後すぐに売り出すことが出来る。

代わりにストック・オプションの未行使残数はない。

公開株数的には軽量感があり、買い圧力が強そうだが、
どこかでV.C.による大量の売りの可能性があるので注意が必要と感じる。

公募組は状況が良さそうでも初値売りが懸命な銘柄か？

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

婚活＋ソーシャルの組み合わせで、事業としての人気化は感じ取れる。
業績も良く、事業としての問題点などもあるが魅力も高い分野に感じる。

業種的には好感。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

総合評価としては、割高感のある価格設定、
ロックアップの掛かっていないV.C.勢の動向などが気になるが、
それを差し引いても、十分プレミア感のある銘柄と感じる。

初値は公開価格よりもプラスで始まりそうと感じるが、
どこで決着するか、さらにその後の値動きも上下に激しく動きそうな銘柄に感じる。

ある意味、公募で持てれば一番面白みのある銘柄かも。

全体考察
総合得点は7点で、私のBBスタンスはB評価です