大泉製作所のIPO新規上場情報

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

大泉製作所の概要

市場：東M (電気機器)

事業内容：サーミスタ半導体のほか各種温度センサーの製造・販売

大泉製作所のIPO(新規上場)日程関連

仮条件決定日	2012/06/01 (金)
ＢＢ期間	開始： 2012/06/05 (火) ～終了： 2012/06/11 (月)
公募価格決定	2012/06/12 (火)
購入申込期間	開始： 2012/06/14 (木) ～終了： 2012/06/19 (火)
上場予定日	2012/06/22 (金)

大泉製作所のIPO(新規上場)基本情報

公募株式数	総計：522,000株（公募：300,000株 / 売出：222,000株）売出株式比率：42.5%
O.A.分	0株（O.A.=オーバーアロットメント）
発行済株数	5,677,000株（上場時、公募株数含む）
OR	9.2% （オファリング・レシオ、OA分含む計算）
想定価格	350円
仮条件価格	290～350円 (変動率：-17.1% ～0.0% やや弱気 )
公募価格	350円（想定価格との差：0円 / 0.0% ）
IPOの資金用途	中国における製造子会社である東莞大泉傳感器有限公司における家電向けエアコン用センサ生産ラインの増設のための生産設備構築資金、国内製造子会社であるセンサ工業㈱第１工場における自動車用センサ生産ラインの増設のため生産設備構築資金

大泉製作所のIPO価格マトリックス（価格・吸収金額・時価総額）

	想定価格	公開価格	初値	現在値
株価	350円	350円 ±0円	400円 +50円	1,298円 (+898円)
変化率		0.0%	+14.3%	+224.5%
吸収金額	1.82億円	1.82億円 ±0.0億円	2.08億円 +0.26億円
時価総額	19.8億円	19.8億円 ±0.0億円	22.7億円 +2.83億円	120億円 +97.4億円

※左から右へ時系列的に並んでいます。増減比は左のカラム（行）に対するものです。

※吸収金額はOA（オーバーアロットメント）分を含んで計算しています。

日程・概要
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大泉製作所の取り扱い証券会社と引受割合・シンジケート

主幹事証券

SBI証券

幹事団と割当

証券会社名	割当数	割当(%)	抽選配分
SBI証券	433,300株	83.01%	1,950枚
むさし証券	26,100株	5.00%	52枚
みずほインベスターズ証券	15,700株	3.01%	-枚
Jトラストグローバル証券（旧：エイチ・エス証券）	15,700株	3.01%	25枚
SMBCフレンド証券	10,400株	1.99%	11枚
岩井コスモ証券	10,400株	1.99%	10枚
極東証券	10,400株	1.99%	-枚
(その他：)

※抽選配分は過去の個人投資家への同一条件抽選状況をもとに、およその配分量を算出したものです。

企業データ

会社名	大泉製作所
所在地	埼玉県狭山市新狭山一丁目１１番４号
設立	1944年03月15日
従業員数	155人
監査法人	あらた監査法人

大泉製作所の概況（直近の経営指標、業績予想）

大泉製作所のストックオプション（新株予約権）の状況

データ未更新。2015年6月以降の上場銘柄に関して情報更新中です。

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大泉製作所の初値予想・評価・BBスタンス・初値結果関連

BB参加姿勢	評価： (C:微妙)
初値予想 (BB開始時)	350円（想定価格比: 0円/0.0%）
直前予想 (上場前)	350円（公募比: 0円/0.0%）
初値	400円（公募比: +50円/+14.3%）

※評価はＳ～Ｄまで、初値予想はＢＢ開始時と上場前直前に行っています。

・新規承認時の第一印象

マザーズらしくないオールド企業。
業種も微妙。
主幹事はネット証券のＳＢＩ証券。
なんかちぐはぐな感じ。

・ブックビルディング姿勢に対するコメント

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目
企業名らも、会社の場所や設立の古さからも
マザーズに上場するとは思えないような雰囲気のある銘柄、
マザーズ上場とはいえ、見新しさがなく注目度は低そう。

主幹事はSBI証券で、主幹事の押し上げ的にも弱いか、
ちなみにO.A.分の売り出しはない。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から
2013年3月度の連結予想ＥＰＳは43.68(T社)。
想定価格350円で計算するとＰＥＲは8.0倍程度。

業種や業績から考えても妥当水準で割安の魅力は感じない。
どちらかというと、ややマイナスでみたい。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係
吸収金額は約1.83億円（想定価格ベースOA分含む）、
上場市場は東証マザーズで規模は超小型。

公募売り出し比は、若干公募数のほうが多い。

ストックオプションの残数はなし、
既存株主のロックアップ状況は6ヶ月で上位V.C.などにiかかっている。
ちょっとカバー率は低めのようだが、発行価格が安いので、
簡単には売りにくい構図。

規模の小ささと、想定価格の買いやすさは魅力的といっていい。
新規承認された時、ベンチャーキャピタルや既存株主の出口戦略かと
感じたかどうもそこまで酷くないようには感じた。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

オールド企業と、業種からしてまず人気化は考えにくい。
配当などが出れば株価が安いので人気が出てもおかしくないが、
まぁ、これといって魅力は感じません。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

超小型で価格が安く買いやすい部分は魅力的、
主幹事がSBI証券で個人にも配分されやすいのが特徴。

そのため、上場時に売り数が出てしまう可能性があるので、
それを上回る買いが入るかが上場時の焦点になりそう。

なんというか300円ぐらいが妥当に感じるので、
パスとまでは言わないが、参加しても対して面白く銘柄なので、
気持ち参加してみる程度でいいかなと感じる。
（数か少ないので申し込んでも配分されないかもしれまえんが、
配分されてもあまり楽しみを感じないという表現が一番しっくり来る銘柄）

全体考察
総合得点は5点で、私のBBスタンスはC評価です