エイチームのIPO新規上場情報

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

エイチームの概要

市場：東M (情報・通信業)

事業内容：インターネット・モバイル端末をベースとしたコンシューマー向けサービスを主軸に、ゲーム・デジタルコンテンツの企画・開発及び運営などを行う「エンターテインメント事業」と、日常生活に密着した比較サイトや情報サイトの企画・開発及び運営などを行う「ライフサポート事業」を展開

エイチームのIPO(新規上場)日程関連

仮条件決定日	2012/03/13 (火)
ＢＢ期間	開始： 2012/03/15 (木) ～終了： 2012/03/22 (木)
公募価格決定	2012/03/23 (金)
購入申込期間	開始： 2012/03/27 (火) ～終了： 2012/03/30 (金)
上場予定日	2012/04/04 (水)

エイチームのIPO(新規上場)基本情報

公募株式数	総計：305,000株（公募：300,000株 / 売出：5,000株）売出株式比率：1.6%
O.A.分	45,700株（O.A.=オーバーアロットメント）
発行済株数	3,015,000株（上場時、公募株数含む）
OR	11.6% （オファリング・レシオ、OA分含む計算）
想定価格	1,040円
仮条件価格	1,000～1,080円 (変動率：-3.8% ～+3.8% 中立 )
公募価格	1,080円（想定価格との差：+40円 / +3.8% ）
IPOの資金用途	エンターテインメント事業にかかる開発者を中心とする人材の採用関連費及び人件費に80,000千円（平成24年７月期：60,000千円、平成25年７月期：20,000千円）、サービスにかかる広告宣伝費に274,361千円（平成24年７月期：180,000千円、平成25年７月期：94,361千円）を充当する予定

エイチームのIPO価格マトリックス（価格・吸収金額・時価総額）

	想定価格	公開価格	初値	現在値
株価	1,040円	1,080円 +40円	2,923円 +1,843円	968円分割 6倍 (+2,885円)
変化率		+3.8%	+170.6%	+98.7%
吸収金額	3.64億円	3.78億円 +0.14億円	10.2億円 +6.46億円
時価総額	31.3億円	32.5億円 +1.20億円	88.1億円 +55.5億円	191億円 +103億円

※左から右へ時系列的に並んでいます。増減比は左のカラム（行）に対するものです。

※吸収金額はOA（オーバーアロットメント）分を含んで計算しています。

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

エイチームの取り扱い証券会社と引受割合・シンジケート

主幹事証券

大和証券

幹事団と割当

証券会社名	割当数	割当(%)	抽選配分
大和証券	244,100株	80.03%	244枚
野村證券	36,600株	12.00%	33枚
みずほ証券	9,100株	2.98%	9枚
三菱UFJモルガン・スタンレー証券	9,100株	2.98%	10枚
SBI証券	6,100株	2.00%	27枚
(その他： auカブコム証券)

※抽選配分は過去の個人投資家への同一条件抽選状況をもとに、およその配分量を算出したものです。

企業データ

会社名	エイチーム
所在地	愛知県名古屋市西区牛島町６番１号
設立	2000年02月19日
従業員数	234人
監査法人	有限責任監査法人トーマツ

エイチームの概況（直近の経営指標、業績予想）

エイチームのストックオプション（新株予約権）の状況

データ未更新。2015年6月以降の上場銘柄に関して情報更新中です。

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

エイチームの初値予想・評価・BBスタンス・初値結果関連

BB参加姿勢	評価： (S:プラチナチケット)
初値予想 (BB開始時)	2,800円（想定価格比: +1,760円/+169.2%）
直前予想 (上場前)	2,600円（公募比: +1,520円/+140.7%）
初値	2,923円（公募比: +1,843円/+170.6%）

※評価はＳ～Ｄまで、初値予想はＢＢ開始時と上場前直前に行っています。

・新規承認時の第一印象

マザーズ・小型。ネット系の3拍子。
かなり枚数少なく争奪戦の模様

・ブックビルディング姿勢に対するコメント

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目
モバイル関係のゲームなどが中心分野。
GREEやmobageなどにアプリなどを提供しているもとで注目度は高い。

ゲームだけでなく、いろいろなコンテンツを企画・開発しており
開発元という部分で強みを感じる。

ＩＰＯとしても文句なしに注目度は高そう。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から
2012年7月度の単独予想ＥＰＳは138.9円(T社)。
想定価格1,040円で計算するとＰＥＲは7.49倍程度。

成長著しい中、このPERは十分割安感を感じる値になる。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係
吸収金額は約3.6億円（想定価格ベースOA分含む）、
上場市場は東証マザーズの超小型IPO。

なんとベンチャーキャピタルからの出資がなく、
主な既存株主には180日間、2倍で解除のロックアップが掛かっている。
この事実から2倍以上は確実にいきそうな感じがする。

ストックオプションの未行使は300～630円に計14万株ほど。
多大な影響を与えるほどのボリューム感はない。
まぁ売りぬけといった感じではなさそうだ。

需給関係から見ても、かなり買い圧力が強くなりそうで、初値に期待が掛かる。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

初値高騰の、マザーズ小型ネット系の3拍子が揃った。

その上、枚数がかなり少ないので、
上場日からかなりの人気となりそう。

業種面では現在絶好調のモバイル関係のサービス業なので、
今までの上場銘柄から見ても今後も主役となりうる楽しみもあり魅力あり。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

枚数が少なく是非ともゲットしたい銘柄。
初値高騰はほぼ確実で、上場初日に付かなかった時の展開も気になる。

死角がほぼない目柄で、主幹事大和で多少の当選しやすさも加味して、
ＢＢスタンスはＳにしたいと思います。

全体考察
総合得点は10点で、私のBBスタンスはS評価です