ＳＥＭＩＴＥＣのIPO新規上場情報

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

ＳＥＭＩＴＥＣの概要

市場：JQS (電気機器)

事業内容：温度センサ等の製造，販売

ＳＥＭＩＴＥＣのIPO(新規上場)日程関連

仮条件決定日	2011/06/08 (水)
ＢＢ期間	開始： 2011/06/10 (金) ～終了： 2011/06/16 (木)
公募価格決定	2011/06/17 (金)
購入申込期間	開始： 2011/06/21 (火) ～終了： 2011/06/24 (金)
上場予定日	2011/06/29 (水)

ＳＥＭＩＴＥＣのIPO(新規上場)基本情報

公募株式数	総計：350,000株（公募：300,000株 / 売出：50,000株）売出株式比率：14.3%
O.A.分	52,500株（O.A.=オーバーアロットメント）
発行済株数	2,744,400株（上場時、公募株数含む）
OR	14.7% （オファリング・レシオ、OA分含む計算）
想定価格	1,250円
仮条件価格	1,050～1,250円 (変動率：-16.0% ～0.0% やや弱気 )
公募価格	1,250円（想定価格との差：0円 / 0.0% ）
IPOの資金用途	生産設備構築（タイ新工場設立における建物・土地購入、ガラス封止ラジアル素子生産設備、薄膜センサ生産ライン集約移設等）資金として、平成24年3月期中に充当

ＳＥＭＩＴＥＣのIPO価格マトリックス（価格・吸収金額・時価総額）

	想定価格	公開価格	初値	現在値
株価	1,250円	1,250円 ±0円	1,210円 -40円	1,711円分割 4倍 (+5,634円)
変化率		0.0%	-3.2%	+465.6%
吸収金額	5.03億円	5.03億円 ±0.0億円	4.87億円 -0.1億円
時価総額	34.3億円	34.3億円 ±0.0億円	33.2億円 -1.9億円	194億円 +161億円

※左から右へ時系列的に並んでいます。増減比は左のカラム（行）に対するものです。

※吸収金額はOA（オーバーアロットメント）分を含んで計算しています。

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

ＳＥＭＩＴＥＣの取り扱い証券会社と引受割合・シンジケート

主幹事証券

三菱UFJモルガン・スタンレー証券

幹事団と割当

証券会社名	割当数	割当(%)	抽選配分
三菱UFJモルガン・スタンレー証券	297,000株	84.86%	327枚
SMBC日興証券	17,500株	5.00%	18枚
みずほ証券	17,500株	5.00%	18枚
丸三証券	14,000株	4.00%	14枚
SBI証券	3,500株	1.00%	16枚
(その他： auカブコム証券みずほインベスターズ証券 )

※抽選配分は過去の個人投資家への同一条件抽選状況をもとに、およその配分量を算出したものです。

企業データ

会社名	ＳＥＭＩＴＥＣ
所在地	東京都墨田区錦糸一丁目７番７号
設立	1958年03月13日
従業員数	216人
監査法人	有限責任監査法人トーマツ

ＳＥＭＩＴＥＣの概況（直近の経営指標、業績予想）

ＳＥＭＩＴＥＣのストックオプション（新株予約権）の状況

データ未更新。2015年6月以降の上場銘柄に関して情報更新中です。

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

ＳＥＭＩＴＥＣの初値予想・評価・BBスタンス・初値結果関連

BB参加姿勢	評価： (C:微妙)
初値予想 (BB開始時)	1,200円（想定価格比: -50円/-4.0%）
直前予想 (上場前)	1,200円（公募比: -50円/-4.0%）
初値	1,210円（公募比: -40円/-3.2%）

※評価はＳ～Ｄまで、初値予想はＢＢ開始時と上場前直前に行っています。

・新規承認時の第一印象

再上場案件。
以外に早い復帰だったのは評価できる。
命名変更してまで頑張りたいんですね。

・ブックビルディング姿勢に対するコメント

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目
最近のＩＰＯ市場を見ていると完全に買い圧力がない感じがする。

その点で、この知名度の低い銘柄の上場はマイナス点とみたい。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から
業績予測をみると2012年度3月の予想EPSは150円。
想定価格(1250円)ベースでPERは約8.3倍となります。
極端に割り安感はなく妥当な値ごろ、つまりディスカウントの魅力なし。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係
吸収金額は約5億円（想定価格ベースOA分含む）、
上場市場はジャスダックスタンダード。規模は小程度。
小規模というところは評価したい。

ストックオプションはあるが行使価格が1850円。
行使も12年の6月からで、初値にはあまり気にならない。

きつい売り圧力自体はあまり感じないです。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど
名前を変えたものの、あまり珍しさのない銘柄で人気化しそうには思えません。

そういう意味では初値形成にはあまり妙味がないでしょう。
長くじっくり付き合う方には、そこまで値崩れしない銘柄かもしれません。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める
ＩＰＯ市場が回復するまでは地味銘柄は評価しない方が良さそうです。

この銘柄も人気化しそうにはないので、公募付近で寄り付き、
うろうろした株価になるのではないでしょうか？
抽選で手に入れるほどのものでもないと思います。

全体考察
総合得点は4点で、私のBBスタンスはＣ評価です。