ＡＧＳのIPO新規上場情報

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

ＡＧＳの概要

[3648] ：ＡＧＳ

市場：東2 (情報・通信業)

事業内容：受託計算サービス等を行う「情報処理サービス」、ソフトの受託開発等を行う「ソフトウエア開発」、システムパッケージ商品の販売・導入支援等を行う「その他情報サービス」及び「システム機器販売」

ＡＧＳのIPO(新規上場)日程関連

仮条件決定日	2011/02/21 (月)
ＢＢ期間	開始： 2011/02/22 (火) ～終了： 2011/02/28 (月)
公募価格決定	2011/03/01 (火)
購入申込期間	開始： 2011/03/03 (木) ～終了： 2011/03/08 (火)
上場予定日	2011/03/11 (金)

ＡＧＳのIPO(新規上場)基本情報

公募株式数	総計：950,000株（公募：900,000株 / 売出：50,000株）売出株式比率：5.3%
O.A.分	140,000株（O.A.=オーバーアロットメント）
発行済株数	4,900,000株（上場時、公募株数含む）
OR	22.2% （オファリング・レシオ、OA分含む計算）
想定価格	950円
仮条件価格	800～950円 (変動率：-15.8% ～0.0% やや弱気 )
公募価格	950円（想定価格との差：0円 / 0.0% ）
IPOの資金用途	新データセンターの建物・設備資金として全額を充当

ＡＧＳのIPO価格マトリックス（価格・吸収金額・時価総額）

	想定価格	公開価格	初値	現在値
株価	950円	950円 ±0円	890円 -60円	879円分割 4倍 (+2,626円)
変化率		0.0%	-6.3%	+295.1%
吸収金額	10.3億円	10.3億円 ±0.0億円	9.70億円 -0.6億円
時価総額	46.5億円	46.5億円 ±0.0億円	43.6億円 -2.9億円	152億円 +108億円

※左から右へ時系列的に並んでいます。増減比は左のカラム（行）に対するものです。

※吸収金額はOA（オーバーアロットメント）分を含んで計算しています。

日程・概要
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ＡＧＳの取り扱い証券会社と引受割合・シンジケート

主幹事証券

みずほ証券

幹事団と割当

証券会社名	割当数	割当(%)	抽選配分
みずほ証券	712,500株	75.00%	713枚
大和証券	76,000株	8.00%	76枚
むさし証券	76,000株	8.00%	152枚
SMBC日興証券	57,000株	6.00%	57枚
三菱UFJモルガン・スタンレー証券	19,000株	2.00%	21枚
SBI証券	9,500株	1.00%	43枚
(その他：マネックス証券みずほインベスターズ証券 )

※抽選配分は過去の個人投資家への同一条件抽選状況をもとに、およその配分量を算出したものです。

企業データ

会社名	ＡＧＳ
所在地	埼玉県さいたま市浦和区針ヶ谷四丁目２番11号
設立	1971年07月01日
従業員数	622人
監査法人	新日本

ＡＧＳの概況（直近の経営指標、業績予想）

ＡＧＳのストックオプション（新株予約権）の状況

データ未更新。2015年6月以降の上場銘柄に関して情報更新中です。

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

ＡＧＳの初値予想・評価・BBスタンス・初値結果関連

BB参加姿勢	評価： (C:微妙)
初値予想 (BB開始時)	1,050円（想定価格比: +100円/+10.5%）
直前予想 (上場前)	1,000円（公募比: +50円/+5.3%）
初値	890円（公募比: -60円/-6.3%）

※評価はＳ～Ｄまで、初値予想はＢＢ開始時と上場前直前に行っています。

・新規承認時の第一印象

電算システムに似た感じ。
ＡＧＳと名前からは良い印象もあるが。
やっぱり英文字3文字って印象いいですね。

・ブックビルディング姿勢に対するコメント

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目
カルビーと同時上場となる。東証2部銘柄で注目度としては分が悪い。
IPOの地合が盛り上がり気味なので、
それに乗れるかが焦点か？

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から
2011年度3月期予想ＥＰＳは131円
想定価格(950円)ベースでPERを計算すると約7.3倍程度となります。
よくみると、しっかりとしたディスカウント価格ですね。やや割安感は感じます。

業績としては減益後回復見込みの状況なので、
やはり7.3倍はややディスカウントの感触。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係
吸収金額は約10.4億円（想定価格ベースOA分含む）、
上場市場は東証2部。
規模としては特に問題を感じない。同時上場のカルビーもそこまで大きくはないので
そこそこの買いは入り易そうな状況

売り側もストックオプションなし、ＶＣも売り出しに充当で
上場ゴールの売り抜けは少ない。
ロックアップもしっかり掛かっている

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど
一応、システム管理の企業なので悪くない感触。
前年上場の電算などを思い出すが、上場時の感触としては
悪くはないといった感じ。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める
カルビーとの同時上場がどうしても引っかかる感じ。
ただし銘柄と価格設定からは、若干のディスカウントを感じるので
取得して、自分の利益ラインを超えれば売るといった姿勢でもＯＫかもしれない。

初値は期待しにくいが、一先ず公募は超えそうな予感。

全体考察
総合得点は5点で、私のBBスタンスはC評価です。