不動産投資型クラウドファンディングはクラウドファンディグの中でも、「不動産特定共同事業型」として運営しているものを取り上げます。融資型クラウドファンディグの中にも不動産に注力や特化している業者もありますが、「不動産特定共同事業型」は仕組みや監督省庁(国土交通省)が別物です。

特徴としてはもともと不動産の売買や仲介・ディベロッパーとして活躍していた業者が、ファンド組成して案件としてサービスを提供しているところが多く、ほとんどのサービス業者がもともと不動産事業としての実績を持っています。

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このページでは「不動産投資型クラウドファンディング」サービスを提供している業者のそれぞれの特徴や、実際に口座開設してみて利用したサービスの印象などを紹介致します。

これから不動産投資型クラウドファンディングを利用してみたいという人の業者選びの参考になればと思います。

【不動産投資型クラウドファンディング掲載事業者リスト】

数多くの不動産投資型クラウドファンディングサービスを掲載していますが、全体を通して人気で供給が追いついていない状態です。先着順でも抽選式でもなかなか投資できないほど需要が高い分野となっていますので複数のサービスに登録しておき、投資のチャンスを逃さないようにしたいですね。

なお、投資家登録は無料が基本です。手元に増えない資金が眠ってしまっている方には非常にオススメしたいサービスになります。

ownersbook(オーナーズブック)

OwnersBook(オーナーズブック)は2014年にサービス開始国内初の不動産特化型クラウドファンディングとして活躍。2017年には運営会社が国内市場に上場している。フィンテック事業として力強い伸びを見せており安心感がある。

物件は都心部の好立地が多い。それぞれのプロジェクトにおいて、しっかりと問題点なり狙い目であることを要約しているので投資先の状況を理解して選ぶことが出来る。都心マンション開発の他、たまにテナント系の募集も行っている。

案件全般を通して他社より利回りが高めの設定のものが多く、攻めた不動産事業が多いのも特徴。

サービス名 OwnersBook(オーナーズブック)
運営会社 ロードスターインベストメンツ株式会社
サービス開始年 2014年
最低投資額 1万円
入金システム デポジット式
入金先銀行口座 三菱UFJ銀行
登録番号 投資運用業、第二種金融商品取引業、投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第3260号
宅地建物取引業 東京都知事(1)第104014号
総合不動産投資顧問業 国土交通大臣 総合 – 第164号

「主な特徴」

  • 不動産特化型クラウドファンディングとして2014年スタート、国内初。
  • 運営会社2017年に上場、事業会社も確かな成長力。株主優待枠がある。
  • 不動産のプロが案件を厳選。継続的に案件が出てきている。
  • 1万円から不動産投資が可能、少額投資なので分散投資が出来る
  • 全案件不動産担保付き

サービス開始が2014年と早いため、これまでの累計投資額も大きく(2023年で400億レベル)実績も元本割れ件数0件となっている。遅延がわずか1件のみと安定した実績が見どころ

都心部の開発事業などが多く、好立地で利回りが高そうなもの(儲かりやすそうなもの)に、少額から投資できるのが特徴。不動産投資型クラウドファンディングサービスを始めてからの勢いも感じる。

OwnersBook

不動産投資型クラウドファンディングは数多くのサービスが乱立する時代になったが、スタートとして安心できるところから始めたいなら、運営歴が長いOwnersBook(オーナーズブックがおすすめと言える。

COZUCHI

COZUCHIはもともと1999年に創業のLAETOLI株式会社が運営している不動産投資型クラウドファンディング事業。

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物件は都心部の好立地が多い。それぞれのプロジェクトにおいて、しっかりと問題点なり狙い目であることを要約しているので投資先の状況を理解して選ぶことが出来る。都心マンション開発の他、たまにテナント系の募集も行っている。

案件全般を通して他社より利回りが高めの設定のものが多く、攻めた不動産事業が多いのも特徴。

サービス名 COZUCHI
運営会社 LAETOLI株式会社
サービス開始年 2019年
最低投資額 1万円
入金システム 都度入金
入金先銀行口座 ファンドごとに異なる
登録番号 宅地建物取引業者 東京都知事(5)77822号
不動産特定共同事業者 東京都知事 第60号
金融商品取引業 関東財務局長(金商)第740号

「主な特徴」

  • 物件は都市部好立地狙い中心。
  • 利回りも他社より高めの設定が多い。インカムゲインとキャピタルゲインでどちら重視で選択出来る
  • 1万円から不動産投資が可能、少額投資なので分散投資が出来る
  • キャピタルゲイン配当に上限を設けないことで、予定よりも高いリターンの可能性
  • 事務手数料を支払えば、いつでも換金可能

都心部の開発事業などが多く、好立地で利回りが高そうなもの(儲かりやすそうなもの)に、少額から投資できるのが特徴。不動産投資型クラウドファンディングサービスを始めてからの勢いも感じる。

COZUCHI

不動産投資型クラウドファンディングで勢いを感じるのがCOZUCHI。都心部の好立地事業開発の案件を複数用意出来ているのが魅力で、抽選制で応募がぎっしり埋まるほど人気が高い。

利回りくん

利回りくんは「応援型」不動産クラファンと「応援型」と付いているように案件には何かしらの「社会貢献」「地域創生」といった社会的インパクトのあるものが多い。著名人と連携して一大プロジェクトレベルのものが豊富

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もともとIoT住宅など不動産テック的な、不動産に新しい価値を付けて事業を行っているシーラが運営。利回りくんでは、そういった最新設備住宅事業の他に、社会貢献や著名人タッグでの新規プロジェクトが豊富。

「イヌネコヒルズ」「ロケット工場」など新規性の高いプロジェクトが人気。

不動産投資型クラウドファンディングで他にはない特徴あるプロジェクトに投資してみたい方には、面白い案件が利回りくんにはある印象。

サービス名 利回りくん
運営会社 株式会社シーラ
サービス開始年 2021年
最低投資額 1万円
入金システム 都度入金
入金先銀行口座 GMOあおぞらネット銀行または楽天銀行(ファンドごとに異なる)
登録番号 宅地建物取引業 国土交通大臣(1)第9715号
マンション管理業 国土交通大臣(2)第034026号
不動産特定共同事業許認可番号 東京都知事 第155号
不動産特定共同事業 第1号事業者

「主な特徴」

  • 「応援型」と銘打っているように社会貢献・新規事業といった他社とは違うプロジェクト案件豊富
  • 運用期間が20年と長いものもあるが、半年に1度分配、途中解約も出来る(意図としては末永く応援求めていそう)。
  • 1万円から不動産投資が可能

他社と同じことをしていても仕方ないということで案件を特徴的なものに振ってきている。大きなプロジェクトで巨額な資金を数回に分けて集めている印象。また、出来れば長期投資で分配金貰いながら応援するスタイル。

利回りくん

著名人が考えた面白いプロジェクトに参加できるのは、利回りくんぐらいで他社のサービスとは差別化出来ている。余剰資金でクラファンするなら、意義のある投資をしたい方にオススメ

大家どっとこむ(大家.com)

大家どっとこむはサービス名の通りアパートやマンションオーナー業を手軽に行えるように小口化・サービス化して運営している印象。アパートや区分マンション系が案件としてほとんど。

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コンセプトは「だれでも、かんたんに「大家」になれる」。小口化することでスマホで簡単投資が売り。想定利回りは標準で、そこまで高い利回りではないけれど手軽に安定した大家収入的なものを狙いたい方に。不動産投資の手間は全て運営会社がやってくるという意味では、サービス料として儲け分はうまく折半ぐらいがちょうどよいか?

サービス名 大家どっとこむ
運営会社 株式会社グローベルス
サービス開始年 2020年
最低投資額 1万円
入金システム 都度入金
入金先銀行口座 GMOあおぞらネット銀行
登録番号 宅地建物取引業免許 国土交通大臣(3)第7845号
一級建築士事務所 東京都知事登録第62093号
不動産特定共同事業者 東京都知事 第134号 第1号・2号事業者

「主な特徴」

  • 区分マンション投資が多い。
  • 運用期間は3ヶ月から長くても2年程度。比較的短期間。
  • 案件も豊富に出ており、投資対象の物件情報も分かりやすい。
  • 親会社所有の案件などが豊富なので、比較的案件規模は確保できそう

サービス名のイメージ通りのサービス。「少額で簡単に大家業」を試してみたい方に良さそう。利回り等は通常レベルで面白みが無いかもしれないが、キャンペーンであったり案件自体は豊富に出てくるので投資対象は多い。

大家.com

区分マンションをさらに小分けにサービスしている印象。区分マンション投資はしつこい営業などでイメージが良くない人も多いかもしれないが、こちらのほうがさらに手軽で扱いやすい。ただ、その分利回り若干低下(リターン低下)は覚悟。

Jointoα(ジョイントアルファ)

Jointoα(ジョイントアルファ) は香川県本店の穴吹興産が進める不動産投資型クラウドファンディング事業。もともと西日本のマンション開発に強みで知名度は高い。不動産クラファンのファンドは新規に攻めている土地が多い。

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「アルファ」シリーズのマンション開発で有名な穴吹興産が運営。ファンドもマンションへの小口投資がメイン。1口が10万~と最低投資額が他社よりも若干高いが、期間は1年以内で短期。利回りも3~6%程度で安定運用を目指していそう。

西日本のマンション投資が増えそうなところだが、組成されているファンドは幅広い地域、基本はマンションタイプの不動産への投資になりそう。

サービス名 ジョイントアルファ
運営会社 穴吹興産株式会社
サービス開始年 2020年
最低投資額 10万円
入金システム 都度入金
入金先銀行口座 三菱UFJ銀行(ファンドごとに異なる)
登録番号 不動産特定共同事業 香川県知事許可 第 1 号
不動産特定共同事業 第1号・2号事業者 及び 電子取引業務

「主な特徴」

  • 穴吹興産ということで、マンション開発に強み。
  • 1口10万円からで少額からの不動産投資投資が可能。
  • 地盤は香川(四国)だが全国的に開発していて、価値を高める土地開発が得意。
  • 運営元が東証1部上場企業の穴吹興産という安心感。知名度も高い。

不動産(マンション)で「穴吹(あなぶき)」の名前は聞いたことがある人が多いであろうぐらい知名度は高い。ブランド力の安心感あり。1口は10万からと他社に比べて最低投資額が高いが、安心度が高いため、この程度の小口化でも十分と言えそう。

Jointoα(ジョイントアルファ)

穴吹興産のマンション開発ブランド「アルファシリーズ」からくる実績の安心感が売り。1口は10万からだが、投資期間は概ね1年以内で安定した運用利回りを狙えそう。

CREAL(クリアル)

CREALは資産運用サービス提供を目的として設立。2018年に不動産クラウドファンディング事業に参入。インターネットサービスに注力することで躍進。2022年に上場を果たす。業界でも成長著しい。

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他社はもともと不動産投資を行っていたところが小口化・インターネット募集化を進めてきた印象だが、こちらは資産運用サービスを開発する中で、不動産をターゲットに進化してきた印象。そのため、ネット小口化の投資サービスのUI/UXに強い

物件自体は様々で保育園や学校など商業サービス系も投資対象。ESG不動産領域にも強みがある。

1万円から始める超小口。期間は半年から長くても1年半ぐらいが多い。利回りも4%程度の水準を目指していそう。

物件は都心部が多く、かなり厳選されており元本割れ、配当遅延0件の実績作り信頼性が上がっている。2022年には上場を果たしさらに信頼性アップとなりそう。

サービス名 CREAL
運営会社 クレアル株式会社
サービス開始年 2018年
最低投資額 1万円
入金システム デポジット式
入金先銀行口座 楽天銀行
登録番号 不動産特定共同事業許可番号 東京都知事 第112号
第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2898号
宅地建物取引業 東京都知事(1)第100911号

「主な特徴」

  • 優先劣後出資(損失が出た場合はクレアル側から負担が生じる)。
  • 最小投資金額1万円から不動産投資投資が可能。
  • 物件は首都圏中心。
  • ESG不動産(教育・保育サービスなど)へも投資が可能。

不動産クラウドファンディング分野での高い運用実績が特徴。2022年に上場を果たすほど急成長している。他社が後追いで似たようなサービスを始めているが、2018年に先んじてスタートしている一日の長がある。1万から投資でき気軽に分散投資、スマホひとつで投資できる気軽さも特徴。

CREAL

なんといっても高い実績が特徴で安心感がある。募集案件は常に100%埋まっているぐらいで人気も高く、どちらかというと募集案件を集めるほうが大変。他の、不動産クラウドファンディングサービスを利用する前にこちらがあれば、こちらで投資するというのが多くの方の定石となるか?

BATSUNAGU(バツナグ)

BATSUNAGUはリムズキャピタルが運営する不動産クラウドファンディング事業。リムズキャピタルは不動産以外にも6次産業化事業や商社事業といろいろなビジネスに取り組んでいる。BATSUNAGUは地方創生事業の一つの仕組みとしてサービス展開。

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他のサービスとは異なる特徴として大きなものが、組成されるファンドが「地方創生・地域活性化に貢献」するプロジェクト的なものになっているところ。地域の魅力・特色を全面に出して再生させようというものが多い。

なかなか個人では手を付けにくいが、ある程度の資金があれば可能性がある地域活性化事業が豊富にあるという印象。魅力を感じる地域の組成ファンドがでてきたら、是非応援の意味でも投資を考えたくなる。

1万円から始められるという小口化は他社とも同じ魅力。運用期間は1~2年程度が多く、予定分配率は6~7%と他のサービスに比べて高めになっている。安定しているというより、不安定なものを再生化する意味合いのビジネスなので高い利回りを享受できそう。

サービス名 BATSUNAGU
運営会社 株式会社リムズキャピタル
サービス開始年 2021年
最低投資額 1万円
入金システム 都度入金
入金先銀行口座 GMOあおぞらネット銀行
登録番号 小規模不動産特定共同事業者 金融庁長官・国土交通大臣(1)第6号
宅地建物取引業 東京都知事(1)第101927号

「主な特徴」

  • 優先劣後出資(損失が出た場合はリムズキャピタル側から負担が生じる)。
  • 最小投資金額1万円から不動産投資投資(地域再生プロジェクト投資)が可能。
  • 多くは地方創生系(田舎)のプロジェクトになりそう。
  • 他社が都心部の固いプロジェクトが多いので、そうではなく地方の再生ビジネスが好きな方はこちらが合う。

他者に比べるとファンド一覧を見ても毛色が異なる。賃貸系のアパート投資ではなく、やや放置された地方の魅力を再生する形のものが多い。大きな資金があればうまく回りそうなものをよく考えて案件として出している印象。

BATSUNAGU

地方創生という部分で明らかに他社とは異なるサービスであることから、地方の魅力に興味がある方はこちらのサービスに登録しておいて、魅力ある案件が出てくるのを待ちたいところ。

私もどちらかというと都心部の変哲もないアパート投資よりは、こちらのほうがワクワク感はあると思う。もちろん都心部のほうが固い投資ではあるが、こちらはその分利回りが高い。後、置いてきぼりにされがちな地方創生に繋がるというのはクラファン投資の魅力の一つとも感じる。

プレファン

プレファンは「マンション経営のプレサンスコーポレーション」のCMでお馴染みの近畿圏で自社開発のマンションを多く手掛ける不動産上場会社のグループが運営。やはりプレサンスコーポレーショングループが行っている不動産投資型クラウドファンディングというのがポイント。

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もともとマンション経営を自社開発で行っている実績があり入居率の高さなどが特徴的。特に近畿圏のマンション供給数が多く、大阪などの不動産目当ての方におすすめ。

最低投資金額1万円から予定運用期間6ヶ月で、予定利回りが5%あたりと高め。少額投資可能、運用期間短め、利回りも高めと三拍子揃った好案件が多い。人気が高く募集中に募集金額を大きく上回り抽選式となっている。

サービス名 プレファン
運営会社 株式会社プレサンスリアルタ
サービス開始年 2021年
最低投資額 1万円
入金システム 都度入金
入金先銀行口座 GMOあおぞらネット銀行
登録番号 宅地建物取引業 大阪府知事(2)第57039号
小規模不動産特定共同事業 大阪府知事(1)第4号

「主な特徴」

  • 優先劣後出資(損失が出た場合はプレサンスリアルタ側から負担が生じる)。
  • 最小投資金額1万円から不動産投資投資が可能。 現在は人気で50万など固定して抽選制が多い
  • 自社開発のプレサンスマンションに特化(価値の担保として重要)。
  • マンション経営の長い実績から、高い入居率を継続中。
  • プレサンスコーポレーションは全国でNo.3のマンション供給戸数(2022年現在)、特に近畿圏に強い

マンション経営の上場大手企業プレサンスコーポレーションのグループ会社が運営する不動産投資型クラウドファンディング。プレサンスグループの特徴を活かして、プレサンスマンションに特化、その他のサービスは不動産投資型クラウドファンディングよりの少額投資で利用しやすくしている。

高品質・使い勝手の両面の質を上げたプレサンスコーポレーショングループだから出来るサービスという印象。

プレファン

案件は近畿圏(大阪)を中心にプレサンスマンションで内容には安心感。しかも利回りも他社に比較して高めで運用期間も短め、人気は間違いないところで抽選式にしている。

予定運用資金があってプレファンでまず抽選して当選するなら、ここに投資するのが利回り的にも安心感的にも上になりそう。さすが、抽選式で募集しているだけはある。

property+(プロパティプラス)

property+(プロパティプラス) は飯田グループホールディングス一員のリビングコーポレーションが運営。デザインマンションが得意で「効率化・耐震性・コスト削減」で収益性の高いマンション経営が出来ている。REITなどにも採用される状況。

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飯田グループホールディングスは規模の大きさが特徴だが、その一部門であるリビングコーポレーションの手掛ける収益マンションも実績を増やしているデザインマンションシリーズ。今までは富豪層の投資、事業法人、REITなどに物件を組み込んでいたが、不動産投資型クラウドファンディングの仕組みを活用で1万円から参加できるようになった。

最低投資金額1万円から予定運用期間3ヶ月~1年程度で、予定利回りは最大で10%のものもある(キャンペーンファンド)。現状は委託パートナーの3%台の想定利回りで1年程度運用と自社開発で10%、3ヶ月というものがある。10%のものはそれほど数が多くないので投資するのも一苦労。もちろん3%台でも投資先として十分魅力的。

サービス名 property+(プロパティプラス)
運営会社 株式会社リビングコーポレーション
サービス開始年 2021年
最低投資額 1万円
入金システム 都度入金
入金先銀行口座 GMOあおぞらネット銀行
登録番号 宅地建物取引業 国土交通大臣(02)第008917号
不動産特定共同事業許可番号 東京都知事 第150号

「主な特徴」

  • 優先劣後出資(損失が出た場合はリビングコーポレーション側から負担が生じる)。
  • マスターリース契約(家賃保証)つきの物件もあり
  • 最小投資金額1万円から不動産投資投資が可能。上限は1000万程度、キャンペーンファンドは30万
  • 特許工法により高効率化・低コスト化されている。
  • 立地にもこだわりがあるので投資先マンションの物件情報は良く見ておきたいところ。
  • 飯田グループホールディングスは戸建て建売数No.1でも有名。複数の不動産会社をまとめて巨大グループに

一つの大きな特徴が飯田グループホールディングスで、飯田のイメージは建売でたくさん建てることで高効率・低コスト化によって、販売価格を下げることが出来るというイメージ。そのイメージに近いマンション開発を行っている。デザインマンションで居住者には質感の良さを感じて貰いながら工法は効率化にこだわり。高収益物件を作るのが得意。

property+(プロパティプラス)

大手グループで実績も高い不動産投資型クラウドファンディング事業。不動産クラファンでもNo.1戦略を取りたいと思っているようで、どんどんと実績作りをしてきそうで、豊富な優良投資先が増えることが魅力。

常に満口状態が続いているのでproperty+(プロパティプラス)も会員登録しておき、投資できる時にすぐ参加できるよう備えたい。

DARWIN funding(ダーウィンファンディング)

DARWIN funding は東京23区を中心に区分マンション、一棟不動産に不動産開発をしている会社。2022年に小口化した不動産投資型クラウドファンディングも始める。もともと持っていた収益不動産の価値鑑定や稼働施策に強みがありそう。

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第一号案件が2022年スタートと比較的後発参入。想定利回りが他社に加えてかなり高く設定されている。客付けの為にやや高めに設定しているかもしれないので、他社の案件よりも高い利回りに投資したい場合にチェックしたいところ。

もともと持っている高収益不動産事業の強みを活かして、小口化した案件でも高めの想定利回りの設定ができるのが強みと言えそう。

サービス名 DARWIN funding(ダーウィンファンディング)
運営会社 ダーウィンアセットパートナーズ株式会社
サービス開始年 2022年
最低投資額 1万円
入金システム 都度入金
入金先銀行口座 GMOあおぞらネット銀行
登録番号 宅地建物取引業:東京都知事(3)第91643号
不動産特定共同事業 許可番号 東京都知事 第163号

「主な特徴」

  • 優先劣後出資(損失が出た場合はダーウィンアセットパートナーズ側から負担が生じる)、概ね2~3割。
  • 他社に比べても高めの想定利回りが特徴。
  • 最小投資金額1万円から不動産投資投資が可能。
  • 運用期間は2~3ヶ月程度で短い。
  • 募集方式は抽選式
  • 出資者特典としてダーウィンアセットパートナーズが持つ、不動産投資の先行購入権あり。

もともとマンション経営など不動産投資事業をしてきたところが、小口化したクラファン案件を用意している印象。豊富な不動産投資案件から、不動産投資型クラウドファンディングに良さそうなものを回してきている印象で、やはり高利回りでの提示が特徴的

資産価値として落ちにくそうな都内の高収益物件をよく選定している。

DARWIN funding

パット見た目にも案件の利回りが5%以上のものが入ってくるので高収益を考えている方にオススメ。抽選式で申し込めば投資が確定でない部分と、運用期間が現状の案件では3か月以内程度と短く、思っている以上に投資したくても出来ないといったこともありそう。

短く美味しい案件に何度も申込みたい人にオススメ。

不動産バンク

不動産バンクは首都圏の中古アパートなどを対象物件とすることで、高利回りが目指せる不動産投資型クラウドファンディング。個人でも不動産投資をするなら最初のステップになりそうな分野を、小口分散することで手間を掛けず利用しやすくしている。

案件を見ても首都圏近郊の中古アパートがメイン。高利回りに期待できる中古一棟不動産。低価格で物件を購入でき、資産価値が落ちにくい。さらに賃貸家賃は底をついた状態で収益悪化の危惧も少ない。

住む人にとってはちょっと残念な物件が多そうだが、投資するにとっては魅力的なスペックが揃う。ファンドの開示情報も現物の写真がしっかり載っていて納得性の高い投資が可能。

想定運用期間は概ね1年。先着式なので、ほとんどの物件が100%達成で成立している。

サービス名 不動産バンク
運営会社 株式会社ファミリーコーポレーション
サービス開始年 2021年
最低投資額 1万円
入金システム 都度入金
入金先銀行口座 GMOあおぞらネット銀行
登録番号 宅地建物取引業 国土交通大臣(2)第9316号
特定建設工事業 東京都知事 許可(特-5)第148926号
一級建築士事務所 都知事登録 第63909号
不動産特定共同事業法許可 東京都知事 第135号

「主な特徴」

  • 優先劣後出資(損失が出た場合はファミリーコーポレーション側から負担が生じる)、概ね2割。
  • 他社に比べても高めの想定利回りが特徴。6%以上と目立つ
  • 最小投資金額1万円から不動産投資投資が可能。
  • 運用期間は概ね1年程度。
  • 募集方式は先着式。利回り良く安全性高いので人気が高い
  • 賃貸需要が崩れにくい首都圏中心。不動産価値が落ちにくい中古アパート。

個人でも不動産投資をするなら中古アパート一棟ものが一番狙いやすいところだが、不動産バンクはさらにそれを小口化することでリスクを低減、高い利回りを保持しながら提供している。先着での申込みなので、募集案件が出ればすぐに満口になっている模様。

物件は中古で少し残念に見えるかも知れないが、1年間の高利回り投資案件と考えれば魅力的。不動産投資型クラウドファンディングでまずは先着式で高利回りに投資したい人は先んじて参加したい内容。

不動産バンク

個人で不動産投資でアパート一棟持ちなどしてみたい人にとってもお試し参加の場としても最適。6%の利回りがどれだけ預貯金などに比べて有用なのかを知れそう。

汐留ファンディング

汐留ファンディング2017年に汐留パートナーズグループ内の不動産部門として設立された汐留プロパティによる不動産投資型クラウドファンディング事業。他にもリース事業・ホテルコンサルなど賃貸ビジネス系を得意とする。資産価値の評定に強み。

想定利回り10%を連発する高利回りが特徴の汐留ファンディング。都心部の高利回りとなりそうな案件を豊富に用意。ただし募集金額が低いため、人気殺到で応募額が募集金額を大きく上回るため抽選必至の募集スタイル。

投資できたら高利回りの不動産投資型クラウドファンディングが持てるということで人気。

汐留パートナーズグループは不動産業界の幅広い分野に精通。会計士、弁護士、弁理士、行政書士など士業グループをグループ内に持つため効率的にサービス全般の強みを持つ。

サービス名 汐留ファンディング
運営会社 汐留プロパティ株式会社
サービス開始年 2023年
最低投資額 1万円
入金システム 都度入金
入金先銀行口座 GMOあおぞらネット銀行
登録番号 不動産特定共同事業許可番号:東京都知事 第164号
宅地建物取引業:東京都知事(2)第100663号
賃貸管理業者登録:国土交通大臣(02)第0001680号

「主な特徴」

  • 優先劣後出資(損失が出た場合は汐留プロパティ側から負担が生じる)、概ね0~3割。
  • 1号案件から想定利回り10%の高利回りを継続
  • 最小投資金額1万円から不動産投資投資が可能。
  • 運用期間は概ね1年程度。
  • 募集方式は抽選式。募集金額がそれほど大きくないためかなりの高倍率で人気化

デメリットとしては抽選式で頑張ってもなかなか当選せず投資が出来ない点。ということで、とりあえず出てくる案件とりあえず抽選に参加して投資できたらラッキーレベルで付き合いたい。それぐらい利回りの高さ(10%)が魅力。

汐留ファンディング

まずはこちらで高利回りの投資ができるなら、こちらの方がいいというイメージで申込みたい。物件はサービス名の「汐留」に相応しく都心部の掘り出し物を多く用意している模様。運用のプロっぽさがある。

ASSECLI(アセクリ)

ASSECLI(アセクリ)はもともと投資用不動産を多く取り扱ってきた株式会社エボルゾーンがスタートした不動産投資型クラウドファンディングサービス。「もっと手軽に不動産投資をしたい」というお客の声より開発して登場。

都心部の一棟ものが多く、高収益が望めそうな状況。年利回りは概ね4%~8%。1万円から無理なく始められると現在のトレンドのスペックはすべて揃える。

もともと不動産投資物件として一棟物などを大口で取引していたものを幅広く小口にして対応している印象。古くからこの分野で活躍していることから安定感がある。

募集は先着順で供給が追いついておらず、案件が出ればすぐに埋まる人気ぶり。

サービス名 ASSECLI(アセクリ)
運営会社 株式会社エボルゾーン
サービス開始年 2020年
最低投資額 1万円
入金システム 都度入金
入金先銀行口座 PayPay銀行
登録番号 不動産特定共同事業許可番号 : 東京都知事 第115号
不動産特定共同事業の種別 : 第1号・2号事業(電子取引業務を行う)
第二種金融商品取引業及び投資助言・代理業 : 関東財務局長(金商)第3061号
不動産投資顧問業 : 国土交通大臣(一般)001212号
宅地建物取引業 : 国土交通大臣(3)第8397号
賃貸住宅管理業者 : 国土交通大臣(2)第2097号
マンション管理業者 : 国土交通省(1)第034401号
プライバシーマーク : 認定番号17002775(04)

「主な特徴」

  • 優先劣後出資(損失が出た場合は株式会社エボルゾーンから負担が生じる)
  • 想定利回りは4%~8%と高い水準
  • 最小投資金額1万円から不動産投資投資が可能。
  • 運用期間は概ね6ヶ月~1年程度。
  • 募集方式は先着式。募集開始になるとすぐに埋まる人気ぶり

案件が募集となればすぐに人気で埋まることから都心部の不動産投資案件は、需要に供給が追いついていない模様。複数の不動産投資型クラウドファンディングサービスに登録しておいて、投資できたらラッキー状態にみえる。

アセクリ

運営会社の株式会社エボルゾーンは不動産投資事業の中では都心部で古株の運用実績があり、案件創出から供給を確保できるメリットがあるため、他社と含めて案件が多く出てくることに期待。

 Rimple(リンプル)

Rimple(リンプル)は東証プライム上場のプロパティエージェントが運営する不動産投資型クラウドファンディングサービス。上場企業本体が行っているということでかなりの安心感がある。

やはりプライム上場会社が運営している安心感が最大の特徴。その分、他のサービスに比べて想定利回りが低めなものが多いが、安心感を求める人にとっては好都合のサービス

物件は都心部の階数の高めの一棟ものアパートが多い模様。不動産の自社開発もしているので、その開発物件を不動産投資型クラウドファンディングに持ってこれるのも強み。申込みは抽選となっているので倍率を乗り越えて出資できるかどうかのレベル。

サービス名 Rimple(リンプル)
運営会社 プロパティエージェント株式会社(東証プライム上場)
サービス開始年 2020年
最低投資額 1万円
入金システム 都度入金
入金先銀行口座 三菱UFJ銀行
登録番号 宅地建物取引業 [東京都知事(4)第83227号]
マンション管理業 [国土交通大臣(3)第033619号]
不動産特定共同事業 [金融庁長官・国土交通大臣第90号]

「主な特徴」

  • 優先劣後出資(損失が出た場合はプロパティエージェントから負担が生じる)、30%劣後出資
  • 想定利回りは3%弱が多い
  • 最小投資金額1万円から不動産投資投資が可能。
  • 運用期間は6ヶ月が多い。
  • 募集方式は抽選式。毎回、数倍レベルの高い水準で人気
  • ポイント投資対応。永久不滅ポイントなどから交換して投資が可能

大手企業らしい一つの特徴がポイント投資対応。独自のリアルエステートコインという仕組みでポイント投資が可能。独自コインを作れるぐらいの上場会社らしい存在感がある。

不動産投資を手軽に、でも利回りよりも安心感のほうが大事という方におすすめのサービス。

Rimple(リンプル)

他社のポイントがいっぱい貯まっていて、どうにかして消費ではなく投資に回したいという方にはポイント補充して投資できるので、持っておきたいサービス。せっかく貯めたポイントは無駄に消費ではなく、投資して増やして現金化は最高の財テクと言えそう。

FUNDROP

FUNDROPは基本的なスペックを取り揃えた不動産クラウドファンディングサービス。都心部の居住用物件がメインとなっており賃料保証を付けているなど安心感がある。

都心部の居住賃貸物件の不動産投資がメイン。住む必要という物件の特性から比較的安全な投資リスクマネージメントが出来ている。さらに賃料保証などをしっかり付けていて投資側の保護が手厚い。

この分野の大手ではない分、高利回りの案件を出しているのと、「利回り高い=高リスク」とならないように安定した収益確保の仕組みを作っている。

サービス名 FUNDROP
運営会社 ONE DROP INVESTMENT 株式会社
サービス開始年 2020年
最低投資額 1万円
入金システム 都度入金
入金先銀行口座 楽天銀行
登録番号 宅地建物取引業 [東京都知事(4)第83227号]
マンション管理業 [国土交通大臣(3)第033619号]
不動産特定共同事業 [金融庁長官・国土交通大臣第90号]

「主な特徴」

  • 優先劣後出資(損失が出た場合はONE DROP INVESTMENTから負担が生じる)
  • 想定利回りは8%など高い
  • 最小投資金額1万円から不動産投資投資が可能。
  • 運用期間は3ヶ月~12ヶ月。
  • 募集方式は先着式。数千万の案件がすぐに埋まる

これまでの物件を眺めていると一貫して居住用アパートを取り扱っていて「賃料保証」で再組成で継続などうまく収益物件を回している印象。物件はやや古めの物件が多いが、賃料保証でリスクを抑えて、高利回りを実現している。

FUNDROP

他社と似たようなサービスで、ここぞという特徴は薄いかも知れないが、その分、他社で投資できなかった場合でもここの先着順なら取れる可能性があり使える。不動産クラファンは供給が追いついていない時代なので、大手だけでなく小さいところもしっかりマークしたい。

不動産投資型クラウドファンディングはその性質上、不動産という価値があるため会社本体の体力はそれほど関係なく、運用が上手いかのほうが見ておきたいポイント。

みらファン

みらファンは名古屋市に本社を持つみらいアセットが運営する不動産クラウドファンディングサービス。案件の物件も会社の地元の中部地方中心。地域の特性を良く知っている人にはオススメ。

基本は中部地方の都市部、地方部満遍なく案件が出てきている。ビルや居住マンション、戸建てまで幅広い。先着式・抽選式、どちらも扱っていて募集金額がそれほど高額ではないためすぐ埋まっている印象

こういった東京都心部外で供給案件を出していくれる運営元は貴重な存在と言える。ネットで手軽に投資できるのだから、幅広く地域は見ていきたいところ。

サービス名 みらファン
運営会社 株式会社みらいアセット
サービス開始年 2022年
最低投資額 10万円(ファンドによる異なるが、現状)
入金システム 都度入金
入金先銀行口座 GMOあおぞらネット銀行
登録番号 宅地建物取引業 [東京都知事(4)第83227号]
マンション管理業 [国土交通大臣(3)第033619号]
不動産特定共同事業 [金融庁長官・国土交通大臣第90号]

「主な特徴」

  • 優先劣後出資(損失が出た場合は株式会社みらいアセットから負担が生じる)、20%劣後投資
  • 想定利回りは6%超えと高い
  • 最小投資金額10万円から不動産投資投資が可能。
  • 運用期間は6ヶ月~12ヶ月。
  • 募集方式は先着式、抽選式と案件により異なる

最大の特徴は他社とは違い案件の物件が中部地方、名古屋近辺になっているという点。この地域の特性を良く知っている人なら投資しやすい。不動産投資型クラウドファンディングは全国からネットで気軽に投資できるので、特に東京都心部に拘る必要はなく、中部地方の物件特性を良く知っていてお得を感じるなら利用したい。

なお、最低投資額が10万円からとなっていて、今のトレンドの1万円よりは高いものになっている。あまり小口にしすぎると手間が増えるので10万円からというサービスがあっても良いと思うので、供給が追いついていない不動産投資型クラウドファンディング業界、投資できたらラッキーと言えそう。

みらファン

みらいアセットは大垣共立銀行と業務提携するなど、中部地方の不動産投資に密着した強みがある。

Victory Fund (ビクトリーファンド)

victory fundは「価値」と「勝ち」を合言葉に不動産投資のプロが選定、バリューアップ、売却までを一気通貫で手掛けることで投資価値の高い案件を提供する不動産投資型クラウドファンディングサービス。

まず目につくのは目標利回り10%の案件を継続して出している点。リターンの高い案件を用意。それだけリスクが高いとも言えるが、不動産投資のプロ集団がしっかり取り扱っていることでカバーしている模様。

売却益のキャピタルゲインと、賃貸収入のインカムゲインのどちらも考慮して総合的に高い利回りを実現している。どちらかを選ぶではなくてどちらも組み合わせて総合的に投資期間でリターンを得るというシュミレーションがなされている。

サービス名 Victory Fund (ビクトリーファンド)
運営会社 カチデベロップメント株式会社
サービス開始年 2021年
最低投資額 10万円(ファンドによる異なるが、現状)
入金システム 都度入金
入金先銀行口座 GMOあおぞらネット銀行
登録番号 [宅地建物取引業者免許] 東京都知事(5)第79547号
[不動産特定共同事業者許可] 東京都知事 第149号

「主な特徴」

  • 優先劣後出資(損失が出た場合はカチデベロップメント株式会社から負担が生じる)
  • 想定利回りは10%が多く、高利回り
  • 最小投資金額10万円から不動産投資投資が可能。
  • 運用期間は12ヶ月が多い、1年で売却も含めて案件が出ていることが多い。
  • 募集方式は先着式

他社よりも目標利回りが高く不動産投資型クラウドファンディングの中ではハイリスク・ハイリターン系に属する印象。しかし不動産のプロ集団の目利きが良く、かなり拘った案件が出されていて先着順はしっかりと満口で埋まっている状況。

少し他社よりもリスクは高めの印象だが、それでも不動産投資型クラウドファンディングなので他の投資に比べるとマイルドに投資できる。10万円から小口分散投資先として扱えるのも魅力。

victory fund

他社よりはより先鋭的なところがあるので、少しリスク高くてもリターンを得られる方がいい人にとっては好都合なサービス。供給が追いついてないこの業界で、高利回り案件に投資できるのがメリット

TOMOTAQU(トモタク)

TOMOTAQU(トモタク)は全国から幅広く案件を用意するため、月に2個以上案件が登場するなど供給力に他社と差がつけている不動産投資型クラウドファンディングサービス。出資に付随してプレゼント企画など、投資以外の楽しみも作っている。

案件を眺めてみても全国津々浦々の地名が並ぶ。基本は居住物件でインカムゲイン(賃料収益)が多い。そのため「マスターリース契約(家賃保証)」などリスクを抑える施策をしっかり行っている。

平均利回りで6%以上という高利回りも魅力。独自のポイント制も扱っていて、上手く使えばいろいろお得になるイベントも多い。後発ということで他社に負けない差別化戦略が多い。

サービス名 TOMOTAQU(トモタク)
運営会社 株式会社イーダブルジー
サービス開始年 2023年
最低投資額 10万円
入金システム 都度入金
入金先銀行口座 GMOあおぞらネット銀行
登録番号 不動産特定共同事業許可番号:東京都知事第133号
不動産特定共同事業の種別:第1号•2号事業(電子取引業務を行う)
宅建業免許番号:東京都知事(3)第93945号
賃貸住宅管理業:国土交通大臣(2)第2381号

「主な特徴」

  • 優先劣後出資(損失が出た場合は株式会社イーダブルジーから負担が生じる)、基本10%以上
  • 平均想定利回りは6%超えで高利回り
  • 最小投資金額10万円から不動産投資投資が可能。
  • 運用期間は6ヶ月~1年半など幅広いが半年レベルが多い。
  • 募集方式は先着式、抽選式が案件により異なる

月に1~2件以上案件を出すことを目標としているようで、全国から色とりどりの案件が見られる。供給が追いついていない不動産投資型クラウドファンディング業界で、このような全国を奔走して案件を出してくれるサービスはありがたい。

また全国的に扱っていることから「まちの特産品」が投資したら貰えるなど、ちょっとしたイベントやプレゼントも豊富

TOMOTAQU(トモタク)

運営元の設立は2009年と大手ではないが、それなりに長い運営を不動産関係でしており安心感もある。不動産投資型クラウドファンディングで投資するなら少しは利回り欲しいところで、こういった業者さんがたくさん案件を供給してくれるのはありがたい。

ゴコウファンド(五黄ファンド)

ゴコウファンド は福岡県に地盤を持つ不動産会社が始めた不動産投資型クラウドファンディング事業。不動産開発の占部組の関連企業で店舗開発に強みがある。

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店舗開発に強みがあることから他のサービスでは見られない商業施設への投資のファンドが多くなりそう。通常多いのはアパートやマンション投資(家賃収入)系なので、テナント系への出資に興味がある方にとっては、検討先として使える。

テナント契約だとやや中期で最低3~5年契約、最長20~30年単位での運用期間がある。利回りも6%以上など中長期的に高い利回りを狙えそうな案件が多い。優先劣後出資の仕組みで、出資者は優先出資として扱われる。

サービス名 ゴコウファンド
運営会社 株式会社五黄不動産
サービス開始年 2021年
最低投資額 1万円
登録番号 不動産特定共同事業 福岡県知事 第4号
不動産特定共同事業 第1号・2号事業者
及び
電子取引業務宅地建物取引業 福岡県知事(1)第18958号

「主な特徴」

  • 商業開発、テナント系が多く、やや中長期・高めの利回り案件が多い。
  • 1口1万円からで分散投資が可能。
  • 地盤は九州だが全国的に開発していて、投資先の地域も複数。
  • 優先劣後システムで出資者は優先出資にして安心感アップ
  • 親会社所有の案件などが豊富なので、比較的案件規模は確保できそう

投資するファンドは大きめのプロジェクトが豊富で、中長期・高利回りの商業施設・テナント系への投資タイプ。他のマンションやアパートを数ヶ月回転させる方式とは異なっている。ただ、小口の1万円から申し込めるのでリスク分散投資や、眠っているお金を回すには良さそうに見える。

ゴコウファンド

他社にはあまりない、商業施設の中長期プロジェクトに出資できるのがメリットが高そう。もともと商業開発に強みのあるデベロッパーが母体というのも安心感がある。

VERFUND(ベルファンド)

VERFUNDは都心部で自社ブランド「VERXEED(ベルシード)」のマンション経営もしている不動産投資開発会社。新時代の勢いがあるため結果を出していてデータ(数字)が良い

都心部で投資用マンション開発も豊富に手掛けているため不動産投資小口化商品「VERFUND(ベルファンド)」も自社物件を活かしてコスト削減、投資家に有利な条件が見られて人気が高い。

基本は抽選式でいつも満口となり、知名度も上がって倍率も高くなっているので投資できたらラッキーレベルで考えたい。運用期間が短く回転も速いのが特徴。

サービス名 VERFUND(ベルファンド)
運営会社 株式会社ベルテックス
サービス開始年 2023年
最低投資額 10万円
登録番号 宅地建物取引業者免許 国土交通大臣(1)第9910号
マンション管理業者登録 国土交通大臣(1)第34562号
賃貸住宅管理業者登録 国土交通大臣(1)第000366号
特定建設業・東京都知事許可(特-4)第151582号
小規模不動産特定共同事業 東京都知事(1)第4号

「主な特徴」

  • 都心部で自社開発物件を豊富に有しているため、案件の展開が速い
  • 運用期間が3ヶ月と短いものが多く、資金の流動性も高い
  • 1口10万円からで分散投資が可能。
  • 申込みは抽選式
  • 優先劣後システムで出資者は優先出資にして安心感アップ(30%程度)

資産価値の落ちにくい都心部のマンション経営が中心。さらに運用期間が短いのでリスクは低め。また自社開発ということで高い利回りも実現している。抽選式で投資できたらラッキーレベルの案件が多い

VERFUND

スペックが良い案件ばかりで運用期間が短く回転力がある、そのためとりあえず申し込んで投資できたら高い利回り享受できるぐらいに考えたい。


 

不動産投資型クラウドファンディングは、サービスの大本が不動産事業を長年取り組んできて「不動産特定共同事業」として小口化してクラウドファンディングとして募集しているものが多い。

そのため、もともとの不動産投資事業の色がよく出ている。「地域性・立地」「区分マンション・アパート運営型?テナント経営型?」「地域開発系?」などなど。

融資型クラウドファンディングでは下記の比較図が良く紹介されるが、

「銀行金利<貸付型・融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)<株・FX取引」

不動産投資型クラウドファンディングの場合は

「銀行金利<不動産投資型クラウドファンディング<リート(投資口価格変動)」

としてサービスの特性を紹介しているものが多い。