トレードワークス(3997)のIPO新規上場情報

岡三証券主幹事のプラチナチケット。金融系のシステム開発でオンライントレードの心臓部。
業績も好調な伸び。マザーズっぽい銘柄だがジャスダックスタンダード上場で安定感も付随。

入手困難だが、委託幹事（岡三オンライン証券、カブドットコム証券）まで駆使して幸運を手に入れたいところ。

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

ジャスダックスタンダード上場だが、事業内容や規模などマザーズよりな印象。
システムやセキュリティ関連ということからテーマ性もある。

ネット証券、ネット取引なども絡んでいるので、個人投資家にとっても注目は高そう。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2017年12月度の連結予想EPSは163.34円。
想定価格2,000円から計算される予想PERは約12.24倍。

ジャスダック上場だからか？かなり割安な印象。
業績も伸びているし、価格設定的には文句なし。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約4.83億円（想定価格ベースOA分含む）の小型IPO、
上場市場はジャスダックスタンダード市場。主幹事は岡三証券。

公募売出枚数2000枚程度の超プラチナチケット。売出比率も低い。

ベンチャーキャピタルからの出資は見当たらない、株主上位には証券会社の名がチラホラ。
取引システムなどで関係していそうで、簡単に株を手放すとは考えられない。
ストック・オプションの未行使残は380円で10万株ほどだが、行使期間が1年以上先となる。

需給面では不安材料が特になく、最強に近い状況。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

ネット証券などのシステム内製化に強みで、私自身もカブドットコム証券のトレードツールが使いやすいと感じており、
システムの技術力はあると感じる。店頭証券でもMarsの名は聞くので縁の下の力持ち的存在。

こういった技術力で強みのある会社は無くてはならない会社なので魅力は高いと感じる。。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

上場市場がジャスダックスタンダードというのを除けば、
ほぼ初値高騰条件が揃った銘柄。
また今回はマザーズでなくジャスダック上場ということで無茶な割高設定でもない。

問題は枚数が少なく、主幹事岡三証券ということで公募で貰える可能性が非常に限られているという点。
ただでさえ公募ゲットが難しいIPO過熱ぶりなので
抽選は出来る限りの当選確率を高める方策を行い、後は天のご加護を待つしかない。

公募取れないという点で1点減点したいところだが、
その他にマイナスポイントもないのでS級銘柄として評価したく減点なしのS級銘柄とする。

全体考察
総合得点は10点で、私のBBスタンスはS評価です