2016年からいよいよジュニアNISAの開設受付が始まります。
実際の制度開始は2016年の4月からになります。NISAが始まった時は、各証券会社がNISA口座開設キャンペーンを行いました。概ね「住民票取得代行」だったり「2000~3000円程度のキャッシュバック」でした。
今回のジュニアNISAも金融機関が変更できないと同時に、子供の未来の運用口座が、このジュニアNISA口座を持っているかでデフォルト口座になり易いため、各証券会社ともに獲得合戦があるかもしれません。
ただし、ジュニアNISA口座自体は手数料を無料にするなど施策をしているので証券会社にとって、近々の利益になりにくものですので、未来を見通して先行投資している証券会社がキャンペーンを充実させそうです。
それでは早速、キャンペーン状況をまとめてみます!ネット証券でキャンペーンがあれば随時更新します。
私も選択予定のSBI証券が現金キャンペーン実施しています。
期間は2016年1月1日~2016年2月29日です。現金3000円を100名様にプレゼントで抽選になります。
なお、親のNISA口座も作成すると当選確率が2倍になる模様です。恐らくSBI証券でのジュニアNISA口座開設は数万以上のレベルでしょうから抽選はなかなか当選難しいかもしれませんが、キャンペーンは自動適用なので、あるだけ嬉しいといった感じでしょう。
なお、その他に2016年度中は手数料が無料になります。大人のNISAは恒久無料になったので、2017年以降も追随するかもしれません。
松井証券は早くから手数料恒久無料となっています。ただ、新規開設時のキャンペーンはなさそうです。通常の口座でも10万以下の約定は手数料無料なので、少額投資を頻繁にする方は松井証券が手数料面でお得になりそうです。
楽天証券も手数料0円ですね。2015年に少しだけ子供口座の現金キャンペーンがありました。突発的に出してきたので、今後なにかやるかもしれないと注目しています。
楽天証券の場合はポイントバックなどが他の証券会社よりもお得になることが多いです。
マネックス証券も手数料恒久無料が売りとなっています。
auカブコム証券は2015年度中に紹介キャンペーンという予約キャンペーンがありました。
投信買い付けなどが条件となっていましたが結構お得なキャンペーンだったと思います。
大手ネット証券の状況を見てみましたが、2016年のスタート段階ではSBI証券が抽選ながら口座開設で現金プレゼントキャンペーンをしています。その他、大手ネット証券では手数料では無料と横並び状態です。
比較対象として店頭証券のSMBC日興証券を紹介します。こちらは損害保険が付いてくるというなんとも変わったキャンペーンです。期間は1年だけとなっています。その他、野村證券や大和証券などの大手店頭証券をチェックしてみましたが、ジュニアNISAの制度活用は詳しく書いていますが、その証券会社のメリットはあまり書かれておらずキャンペーンも見当たりませんでした。
また手数料無料といった施策も、基本的にネット証券が強みというか頑張っている印象です。
キャンペーンでみても当方も作成予定のSBI証券が一歩抜けているような気がします。
基本的にジュニアNISA口座は証券会社にとってはすぐには利益にならない、未来への先行投資でしょう。そこでも頑張ってくれるネット証券は応援したいと同時に、利用者にとってもお得というのは嬉しいですね。