郵政グループのIPOは異次元の大きさなので、普段はIPOの幹事証券にあまりならない証券会社が、今回幹事証券になっているケースが多数あります。
発表された幹事証券は61社程度になりました。
普段IPOを取り扱っていない証券会社は、需給バランスが崩れて楽してゲットするにはチャンス証券会社です。漏らさず、申し込みするのが利用と思います。ここではそういった証券会社を取り上げたいと思います。
定義としては、なかなか幹事証券としてはお見えしないけどオンライン申し込みが出来る証券会社とします。近くの地場証券でも幹事証券になっている可能性もあります。その場合は店頭で面倒ですが、証券会社に足を運んでみると感覚が掴めると思います。
幹事証券会社情報はそれぞれの銘柄情報から御覧ください。基本的に3社とも同じです。
また今なら近くの幹事証券の地方証券・地場証券に「郵便局が上場するって聞いたんだけど?」って話を聞きに行けば、店員から販売チャネルが増えるので喜ばれると思います。しっかりガードしつつ店頭に足を運んでみても良いかもしれません。
ここではネットで気軽に申し込めて、幹事証券inの証券会社を紹介します。
松井証券は5大ネット証券の一角になりますが、IPOは委託幹事が多かったです。たまに幹事証券に入ることがあるのですが、本当にたまになのであまりIPOでは知られていません。
ただし、今回はしっかりと幹事証券に入ってきているのでかなりの配分数が予想されます。
申込がBB期間、購入期間の2段階になっており、少し手続きが複雑なので申し込み忘れが多いのも特徴です。相対的に見て、手に入れやすい証券会社ではないかと思います。
同じくIPOの申込が後期型スタイルと言われるのが岩井コスモ証券「ネット取引」です。
岩井コスモ証券はそれなりに幹事実績があります。
なお、9月18日付で上記のようなリリースが出ました。岩井コスモ証券では集中配分を防ぐため年に8回以上は同一顧客に配分しないというものです。それを解除するということで、お得意様にたくさん回さないといけないぐらい、需給バランスが崩れていると見ても良いかもしれません。
ネット申し込みが出来ますが、どちらかというとお得意様優遇しているイメージもありますね。
むさし証券もIPOの取り扱いはそれなりに多く、ネットからの申込ができるので気軽に参加できます。「むさし」と名がつくぐらい関東地盤ですが、全国から参加できるのはメリットでしょう。
ネット口座で枚数をかき集めるための口座と解釈しても良いかもしれません。
安藤証券 のIPO申込ルールは独特なので注意しないといけません。
取り扱いはすでにホームページ上で発表されています。
安藤証券の委託幹事時の申込は仮条件発表時に、一度申込をしないと受付しない仕組みです。幹事団に入っている銘柄はこの限りではないと思いますが、注意深くホームページをチェックしておかないと申込期限を過ぎてしまったとなりかねないので注意が必要です。
立花証券のインターネット取引はストックハウスという名前です。
旧リテラ・クレア証券のネット口座を持っていた方は、自動的に立花証券ストックハウスに継承されているはずです。
なお、すでにネットからの申込ができることが確定していますが、注意事項にありますように口座開設が完了していないと申し込みができません。書類不備などのリスクも考えると、早く対応しておきたいですね。
私は、上記証券会社は全て取りこぼさず参加する予定です。
普段IPOに注力してなさそうに見える証券会社は需給バランスの崩れによる、当たりやすさが注目です。
郵政グループのIPOをきっかけに、各証券会社を上手に利用できるようになればと思います。