グランディーズのIPO新規上場情報

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

グランディーズの概要

市場：福Q (不動産業)

事業内容：建売住宅及び投資用・分譲用マンションの販売並びに建築請負を主体とする不動産販売事業

グランディーズのIPO(新規上場)日程関連

仮条件決定日	2012/12/03 (月)
ＢＢ期間	開始： 2012/12/05 (水) ～終了： 2012/12/11 (火)
公募価格決定	2012/12/12 (水)
購入申込期間	開始： 2012/12/14 (金) ～終了： 2012/12/19 (水)
上場予定日	2012/12/21 (金)

グランディーズのIPO(新規上場)基本情報

公募株式数	総計：250,000株（公募：250,000株 / 売出：0株）売出株式比率：0.0%
O.A.分	0株（O.A.=オーバーアロットメント）
発行済株数	1,007,000株（上場時、公募株数含む）
OR	24.8% （オファリング・レシオ、OA分含む計算）
想定価格	350円
仮条件価格	340～360円 (変動率：-2.9% ～+2.9% 中立 )
公募価格	360円（想定価格との差：+10円 / +2.9% ）
IPOの資金用途	平成26年３月竣工予定の分譲マンション「ラグジン高城本町」（仮称）の建設資金の一部に充当する予定

グランディーズのIPO価格マトリックス（価格・吸収金額・時価総額）

	想定価格	公開価格	初値	現在値
株価	350円	360円 +10円	368円 +8円	1,227円分割 3倍 (+3,313円)
変化率		+2.9%	+2.2%	+900.3%
吸収金額	0.87億円	0.90億円 +0.02億円	0.92億円 +0.02億円
時価総額	3.52億円	3.62億円 +0.10億円	3.70億円 +0.08億円	49.0億円 +45.3億円

※左から右へ時系列的に並んでいます。増減比は左のカラム（行）に対するものです。

※吸収金額はOA（オーバーアロットメント）分を含んで計算しています。

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グランディーズの取り扱い証券会社と引受割合・シンジケート

主幹事証券

Jトラストグローバル証券（旧：エイチ・エス証券）

幹事団と割当

証券会社名	割当数	割当(%)	抽選配分
Jトラストグローバル証券（旧：エイチ・エス証券）	205,000株	82.00%	328枚
SBI証券	27,500株	11.00%	124枚
ＦＦＧ証券（旧ふくおか証券）	17,500株	7.00%	-枚
(その他：)

※抽選配分は過去の個人投資家への同一条件抽選状況をもとに、およその配分量を算出したものです。

企業データ

会社名	グランディーズ
所在地	大分県大分市都町二丁目１番10号
設立	2006年11月22日
従業員数	9人
監査法人	三優監査法人

グランディーズの概況（直近の経営指標、業績予想）

グランディーズのストックオプション（新株予約権）の状況

データ未更新。2015年6月以降の上場銘柄に関して情報更新中です。

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

グランディーズの初値予想・評価・BBスタンス・初値結果関連

BB参加姿勢	評価： (C:微妙)
初値予想 (BB開始時)	440円（想定価格比: +90円/+25.7%）
直前予想 (上場前)	480円（公募比: +120円/+33.3%）
初値	368円（公募比: +8円/+2.2%）

※評価はＳ～Ｄまで、初値予想はＢＢ開始時と上場前直前に行っています。

・新規承認時の第一印象

久々のエイチ・エス証券主幹事。
福証Qボード単独上場。
吸収金額1億未満。
不人気不動産だが、IPO絶好調でどうにか

・ブックビルディング姿勢に対するコメント

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

福証Qボードへの単独上場、地方・不動産業で注目度は低い。
しかしながら本年度最終IPOとなり、最終アノマリーで頑張るかもしれない。
ちなみに地盤ネットと同日上場、同日にはREIT上場もある。

久々のネット証券でSBI証券以外（エイチ・エス証券）の主幹事というのも注目点。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2012年12月度の単独予想ＥＰＳは59.58(T社)。
想定価格350円から計算されるPERは約5.87倍。

業績のゆるやかな伸びを考えれば、妥当価格もしくは若干割安感。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約0.875億円（想定価格ベースOA分含む）、
上場市場は福証Qボードで主幹事はエイチ・エス証券。
１億に満たない超軽量IPOだが、地方単独上場なのは注意。

V.C.の推定保有数は2.7万株ほど微量、ロックアップは掛かっていない。
ロックアップは大株主の社長（86.41%保有）に180日間。

ストップオプションの未行使分は対象株数6万株34円で行使可能な状態。
600枚と数は少なく、価格が安いのが気になるが影響は少ないか？

とにかく吸収金額が小さいので、値動きの激しいリスクある上場後の動きが予想される。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

不動産業はIPOでは不人気、しかも地方となるとさらに不人気だろう。
結局は、公募価格が自分にとって魅力があるかの判断に委ねられる。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

とにかく吸収金額が小さいので思惑で上にも下にも動きやすい。
ただ想定価格が350円と安いので下向きリスクが大したことをたいと考えれば、
公募取得で小遣い稼ぎ程度になるかもしれない。

久しぶりのエイチ・エス証券主幹事の銘柄で、ネット証券主幹事の
試金石となりそうなIPOとも言える。

成功させて、魅力ある銘柄もネット主幹事で
公平に広く行き渡るIPOが望まれるようになって欲しい。

全体考察
総合得点は5点で、私のBBスタンスはC評価です