こころネットのIPO新規上場情報

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

こころネットの概要

市場：JQS (サービス業)

事業内容：葬祭事業，石材卸売事業，石材小売事業，婚礼事業，生花事業，互助会事業及びこれらに付随するその他の事業

こころネットのIPO(新規上場)日程関連

仮条件決定日	2012/04/05 (木)
ＢＢ期間	開始： 2012/04/09 (月) ～終了： 2012/04/13 (金)
公募価格決定	2012/04/16 (月)
購入申込期間	開始： 2012/04/18 (水) ～終了： 2012/04/23 (月)
上場予定日	2012/04/25 (水)

こころネットのIPO(新規上場)基本情報

公募株式数	総計：750,000株（公募：562,500株 / 売出：187,500株）売出株式比率：25.0%
O.A.分	112,500株（O.A.=オーバーアロットメント）
発行済株数	3,543,100株（上場時、公募株数含む）
OR	24.3% （オファリング・レシオ、OA分含む計算）
想定価格	945円
仮条件価格	900～945円 (変動率：-4.8% ～0.0% 中立 )
公募価格	945円（想定価格との差：0円 / 0.0% ）
IPOの資金用途	170,353千円を平成24年10月までに支出を予定しているたまのや喜多方葬祭会館（仮称）新設にかかる設備投資資金に、残額352,909千円を平成24年６月末までに借入金返済資金に、それぞれ充当する予定

こころネットのIPO価格マトリックス（価格・吸収金額・時価総額）

	想定価格	公開価格	初値	現在値
株価	945円	945円 ±0円	1,050円 +105円	925円 (-125円)
変化率		0.0%	+11.1%	-11.9%
吸収金額	8.15億円	8.15億円 ±0.0億円	9.05億円 +0.90億円
時価総額	33.4億円	33.4億円 ±0.0億円	37.2億円 +3.72億円	35.5億円 -1.6億円

※左から右へ時系列的に並んでいます。増減比は左のカラム（行）に対するものです。

※吸収金額はOA（オーバーアロットメント）分を含んで計算しています。

日程・概要
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業績・株主
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こころネットの取り扱い証券会社と引受割合・シンジケート

主幹事証券

大和証券

幹事団と割当

証券会社名	割当数	割当(%)	抽選配分
大和証券	600,000株	80.00%	600枚
みずほインベスターズ証券	75,000株	10.00%	-枚
SMBC日興証券	22,500株	3.00%	23枚
三菱UFJモルガン・スタンレー証券	22,500株	3.00%	25枚
SBI証券	15,000株	2.00%	68枚
岡三証券（岡三オンライン）	15,000株	2.00%	15枚
(その他：)

※抽選配分は過去の個人投資家への同一条件抽選状況をもとに、およその配分量を算出したものです。

企業データ

会社名	こころネット
所在地	福島県福島市鎌田字舟戸前15 番地１
設立	1966年03月30日
従業員数	535人
監査法人	新日本有限責任監査法人

こころネットの概況（直近の経営指標、業績予想）

こころネットのストックオプション（新株予約権）の状況

データ未更新。2015年6月以降の上場銘柄に関して情報更新中です。

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業績・株主
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こころネットの初値予想・評価・BBスタンス・初値結果関連

BB参加姿勢	評価： (C:微妙)
初値予想 (BB開始時)	1,080円（想定価格比: +135円/+14.3%）
直前予想 (上場前)	945円（公募比: 0円/0.0%）
初値	1,050円（公募比: +105円/+11.1%）

※評価はＳ～Ｄまで、初値予想はＢＢ開始時と上場前直前に行っています。

・新規承認時の第一印象

福島県の葬儀屋さんの上場？
3分の2は借金返済に当てる模様。

昨年度は震災の影響か売上が落ちています。
葬儀屋＋石屋って相当古い感じがしますが、
かなりのオールド企業です。

・ブックビルディング姿勢に対するコメント

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目
福島県を地盤とする地方銘柄、そしてジャスダックスタンダード。
業種も葬儀屋、石屋となれば、地味で注目度は低いだろう。

なんか同業種と違った新規性があれば注目も集まるのだが、
名前だけネットって付いている程度か・・・

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から
2013年3月度の連結予想ＥＰＳは185.97円(T社)。
想定価格945円で計算するとＰＥＲは5.08倍程度。

同業他社と比較して割安水準になり、ここは評価したい。
基本的に成長性はないだろうからこの部分で買うかの判断になりそう。

あとは配当性向をもっと高めると投資家の食指も動くところ。
こういうのを期待して買いが入るかもしれない。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係
吸収金額は約8.15億円（想定価格ベースOA分含む）、
上場市場はジャスダックスタンダードで小規模。

業種のらしい部分が出て、Ｖ．Ｃ．出資もストックオプションもない。
さらに既存株主の会社関係者の殆どはロックアップ対象で180日間。

こういった部分は地方の業態が古い銘柄ではいい点といえる。

割安感と需給面で見れば、悪くないといった感じ。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

すでに葬儀屋関係で上場している銘柄はいくつかあり、
この銘柄に特色があるわけではないので人気化はしないだろう。

割安感と、お得感だけで買うか決められる銘柄とすると、
やはり配当性向を良くしないと魅力を感じないかもしれない。

上場時の値動きでいうとどうなるのか予想が付きにくい。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

単純に割安性や業績の動きを見て公募価格で悪くない銘柄という印象。

ただ、地味な業態でＩＰＯとしての魅力に欠けていて、
マネーゲームのような動きには慣れなさそうで、
そうなった時の上場後の動きが読みにくい銘柄。

積極的に欲しくはないけど、まぁ取得してもいい銘柄です。
結論的に微妙ってことですね・・・

公募価格が1000円以下になるので、
1,000円は超えてくれると下の壁は分かりやすいかもしれません。

全体考察
総合得点は5点で、私のBBスタンスはC評価です