ジーンテクノサイエンスのIPO新規上場情報

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

ジーンテクノサイエンスの概要

市場：東M (医薬品)

事業内容：バイオ医薬品の研究開発

ジーンテクノサイエンスのIPO(新規上場)日程関連

仮条件決定日	2012/11/12 (月)
ＢＢ期間	開始： 2012/11/13 (火) ～終了： 2012/11/19 (月)
公募価格決定	2012/11/20 (火)
購入申込期間	開始： 2012/11/21 (水) ～終了： 2012/11/27 (火)
上場予定日	2012/11/30 (金)

ジーンテクノサイエンスのIPO(新規上場)基本情報

公募株式数	総計：869,900株（公募：580,000株 / 売出：289,900株）売出株式比率：33.3%
O.A.分	130,000株（O.A.=オーバーアロットメント）
発行済株数	1,951,100株（上場時、公募株数含む）
OR	51.2% （オファリング・レシオ、OA分含む計算）
想定価格	1,500円
仮条件価格	1,200～1,500円 (変動率：-20.0% ～0.0% やや弱気 )
公募価格	1,200円（想定価格との差：-300円 / -20.0% ）
IPOの資金用途	バイオ後続品のパイプライン拡充のための研究開発投資に充当

ジーンテクノサイエンスのIPO価格マトリックス（価格・吸収金額・時価総額）

	想定価格	公開価格	初値	現在値
株価	1,500円	1,200円 -300円	1,550円 +350円	121円分割 4倍 (-1,066円)
変化率		-20.0%	+29.2%	-68.8%
吸収金額	14.9億円	11.9億円 -2.9億円	15.4億円 +3.49億円
時価総額	29.2億円	23.4億円 -5.8億円	30.2億円 +6.82億円	49.1億円 +18.9億円

※左から右へ時系列的に並んでいます。増減比は左のカラム（行）に対するものです。

※吸収金額はOA（オーバーアロットメント）分を含んで計算しています。

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ジーンテクノサイエンスの取り扱い証券会社と引受割合・シンジケート

主幹事証券

野村證券

幹事団と割当

証券会社名	割当数	割当(%)	抽選配分
野村證券	740,100株	85.08%	666枚
みずほ証券	52,100株	5.99%	52枚
東海東京証券	17,300株	1.99%	17枚
いちよし証券	17,300株	1.99%	2枚
エース証券	17,300株	1.99%	147枚
SBI証券	8,600株	0.99%	39枚
髙木証券	8,600株	0.99%	-枚
日本アジア証券	8,600株	0.99%	-枚
(その他：野村ネット＆コール)

※抽選配分は過去の個人投資家への同一条件抽選状況をもとに、およその配分量を算出したものです。

企業データ

会社名	ジーンテクノサイエンス
所在地	札幌市中央区北二条西九丁目１番地
設立	2001年03月01日
従業員数	8人
監査法人	有限責任あずさ監査法人

ジーンテクノサイエンスの概況（直近の経営指標、業績予想）

ジーンテクノサイエンスのストックオプション（新株予約権）の状況

データ未更新。2015年6月以降の上場銘柄に関して情報更新中です。

日程・概要
割当
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ジーンテクノサイエンスの初値予想・評価・BBスタンス・初値結果関連

BB参加姿勢	評価： (D:パス)
初値予想 (BB開始時)	1,300円（想定価格比: -200円/-13.3%）
直前予想 (上場前)	1,300円（公募比: +100円/+8.3%）
初値	1,550円（公募比: +350円/+29.2%）

※評価はＳ～Ｄまで、初値予想はＢＢ開始時と上場前直前に行っています。

・新規承認時の第一印象

赤字バイオベンチャー。
マザーズ上場だが、東証・大証統合の影響か？
直近5期では赤字が膨らんでいる。

吸収金額15億、赤字バイオにしては小型感

・ブックビルディング姿勢に対するコメント

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

東証マザーズ上場だが、ジャスダックグロースなどにしてされてもいいような
典型的なバイオベンチャー。

ノーベル賞受賞などで、バイオ銘柄に注目が集まっているのが救い。
ただ基本的にはリスクが高い銘柄。
時期的に注目が集まるので上場時期は良い。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2013年3月度の単独予想ＥＰＳは-250.39(T社)。
赤字バイオということでPERなどでの割安性評価は不可能。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約15億円（想定価格ベースOA分含む）、
上場市場は東証マザーズで主幹事は野村證券。
バイオベンチャーにしては吸収金額は少なめの気もする。

ただ主幹事野村證券で公開価格がどこで決まるかは、今の時期では注目か？

赤字バイオベンチャーらしくV.C.の出資がズラッと並ぶ。
一部ロックアップの掛かりが甘い部分もあり。
ロックアップは90日、1.5倍以上で売却可能。

さらにストック・オプションの未行使残も90000株、行使価格1000円であり。
すぐに行使できるので、この分の売り玉も意識する必要がある。

バイオ関連の注目で買いが売り圧力をこえるか？厳しい出航となりそう。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

ノーベル賞受賞で話題性を集めている中のバイオ銘柄の上場
上場前日にノーベル賞授賞式があり、そこそこ注目は集めるかもしれない。

ただ現時点で、事業がよくわからないので魅力すら読めない。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

完全な博打銘柄といった感じがする。
単純に初値売り目的での参加は控えたほうが無難といえる。

触らぬ株にたたり無し^^

敢えて上場日の注目度を狙って公募を取る考え方もありといえばありなので、
リスクを取りたい方はどうぞ。

全体考察
総合得点は3点で、私のBBスタンスはD評価です