最近人気の高いクラウドファンディング業界ですが、さまざまなタイプの業者が出てきています。その中でも事業投資型(ファンド型)クラウドファンディングを運営している「ROCKET FUND(ロケットファンド)」を紹介します。
サービス開始は2021年9月に1つ目の案件を出しているというサービスしたての会社です。
ROCKET FUND(ロケットファンド)の特徴
まずROCKET FUND(ロケットファンド)のクラウドファンディングの中での分類ですが、「投資型」のクラウドファンディングに属します。クラウドファンディングには他に寄付型、購入型がありますが寄付型や購入型と違って投資型は金銭リターンを求めるものですので、監督官庁への登録が必要です。
ROCKET FUND(ロケットファンド)も「第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第3269号」と取引業者として登録されています。
ROCKET FUND(ロケットファンド)のホームページにも非常に分かりやすい図で紹介されています。この中でロケットファンドは事業投資型クラウドファンディング事業を行っています。
リターンに関しては「事業収益からの分配」で目標利率はありますが事業次第、期間は固定(早期償還あり)、劣後負債という扱いです。劣後債は一般の社債よりも破綻時の弁済が後回しになる部分はありますが、その代わり高い金利を得ることが出来ますね。
ROCKET FUND(ロケットファンド)がこの事業で狙っているのは
- 預金や公社債よりも高いリターン、ただし株式投資よりもリスクを抑えた投資
- 魅力的な事業を展開する中小企業への資金繰り応援
といったところでしょうか?特に中小企業で事業はいいのに資金繰りの点で銀行などが素早く貸し付けてくれないところを狙っているようです。なお、1つ目の案件は「シェアサロン運営事業応援ファンド」となっています。いわゆるコワーキング、シェアエコノミー系ですね。事業としてはやはりこれから感のあるスタート企業ものが今後も出てきそうです。
特に中小企業で儲かりそうなビジネスなんだけど、スムーズに銀行が貸してくれないなんてところが狙い目かもしれません。
ROCKET FUND(ロケットファンド)の評価、儲かるか?
まだサービスが始まったばかりですので評価はしづらい部分がありますが、事業投資型クラウドファンディン業者として新しく登場することで、普通なら投資できなかった魅力的な中小企業への投資に参加できるかもしれません。
出てくる案件の事業に対して、魅力的と感じられるのであれば比較的ミドルリスク・ミドルリターンで投資できると言えるでしょう。
まずは破綻リスクのなく伸びる企業か?というのは案件投資前には確認したいところですね。
特に投資先の企業のホームページや実績などを確認して予定期間中に頓挫するようなビジネスではないか?といったところは確認したいですね。