ファンデリー(3137)のIPO新規上場情報

想定価格低く枚数が多いため狙いやすい。
マザーズ・小型案件。
ヘルスケア系で業績は伸び基調。

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

宅食はそろそろ飽和状態というか大手も参入しているビジネスだが、
ここは健康食を売りにしている、若干の差別化はできていると感じる。

マザーズ上場で買いやすい価格帯というのも買いを後押しするだろう。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2016年3月度の単独予想EPSは43.45円。
想定価格725円から計算される予想PERは約16.69倍。

割安感は感じら、成長性もまだ多少あるのでそれ以上の評価は出来そう。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約8.38億円（想定価格ベースOA分含む）の小型IPO、
上場市場は東証マザーズ。主幹事はSMBC日興証券。

公募売出比は公募：売出が３：７。

ベンチャーキャピタルの推定保有数は588千株。
全数ロックアップ対象だが、1.5倍価格で解除されるので多少大きな売りには気をつけたい。

※ストックオプションの状況は同ページの一覧表を参考されたい。

こちらは170千株程度と少ないが価格が134円。
上場時すぐには行使できないので、初値には影響は薄そう。

気になるのは1.5倍のロックアップ解除かVCの売りを超えるだけの力があるか？
3社同時上場が影響して初値は1.5倍を気にしそうだが、その後は倍化辺りまでは来ると思っている。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

宅食関連は高齢化社会の必要産業の一つとして需要が見込まれる。

また健康分野も大きなお金になる要素であり期待したい。
ただ会社のホームページを見ると、まだまだ小さい企業だなという印象が拭えない。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

個人的にもいつかお世話になるかもしれないと考えると、
こういった企業には活躍して欲しいところ。

厳しい競争の中で特に健康面をしっかりとサポートできる質を保てれば良いかもしれない。

IPOとしては手頃な価格で枚数が多いため当選チャンスも高い銘柄。

全体考察
総合得点は7点で、私のBBスタンスはB評価です