じげんのIPO新規上場情報

マザーズ・ネット系ながらやや大型。
野村證券主幹事。売上利益は倍々で絶好調。

売出が多いのが気になるが、複数枚数取得が鍵か？
枚数多いのでみんなハッピー銘柄になれば。

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

インターネット関連ビジネスで成長企業とくれば注目度は高い。
ホームページも奇抜な感じで魅力的？

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2014年3月度の連結予想EPSは10.57円。
想定価格500円から計算されるPERは約47.3倍。

また仮条件の上限は600円とさらに割高感が出てくる。
PER50倍とくれば目を剥く程度の数字だが、今のIPOの流れならといった気運がある。

安い価格帯設定だが、枚数が多く希少性は低い事も注意。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約49.2億円（想定価格ベースOA分含む）の中型IPO、
上場市場は東証マザーズ。主幹事は野村證券。

ベンチャーキャピタルの推定保有数は1200万株程度。
ジャスコ系で3番手の既存株主となっている。
ロックアップはこおV.C.を含めて上位3位までの株主に90日。
発行価格の1.5倍以上で売却可能となる。

ストック・オプションの未行使残高も210万株程度。
行使価格が8円と異様に低い。ただし行使期間は2014年10月以降なので上場後すぐには影響しない。
それにしても安い！

基本的に希少性はあまりないが、業績がいいのとIPO絶好調。
さらに同じような形で価格が安く、枚数が多かったエナリスの動きから連想して買いが入るか？

 ４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

インターネットビジネス関連で業績がいいので人気化はするだろう。

あと数年はこの業界でも持つと思うが、企業としてはその先の
メディアプラットフォームなどにも先進的に対応していくかが鍵か？

会社の雰囲気的には、革新的に進みそうだが・・・一先ず上場ゴールの部分もあり。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

とにかく公募売出総数855万株と株が多い。
そして強気の価格設定は気になるところ。

多くの人に公募株が行き渡りやすいのは嬉しいが、IPOも続く中
そこまで暴騰する初値を期待するのは、やや期待し過ぎかもしれない。

ただしいずれにせよ、ロックアップ価格や1000円ターゲットまでは行きそうで、
複数枚取得が鍵になりそう。

全体考察
総合得点は8点で、私のBBスタンスはA評価です