当サイトでも株主優待のクロス取引手法の中でよく紹介している一般信用売建の銘柄数が断然の日本一。その他にもネット証券として多くのファンを持つauカブコム証券さんに突撃インタビューしてきました!

お忙しい中、貴重な機会を作って頂いたauカブコム証券さんに感謝いたします。

auカブコム証券さんは普段から利用させて頂いているので聞きたいことが豊富にありました。また、多くの方が知りたいであろう情報や、これから株取引を始めてみたいという方に、「何故、auカブコム証券をオススメするのか?」納得の行くインタビュー結果になればと思います。

auカブコム証券正面玄関

経済関連のTVニュースでもお馴染みのauカブコム証券さんの正面玄関です。
投資アドバイザーの藤井様に笑顔で迎えていただきました。

インタビュー前半ではauカブコム証券さんの特徴あるサービス、特に一般信用などの取り扱いなどについて、直接聞けることを強みに、より踏み込んで質問し、答えていただきました。

それではインタビューに行ってみましょう!


Q.まずはざっくりとauカブコム証券が他の主要ネット証券との違いで特徴のある部分を教えて下さい。

一番は銀行系をバックにつけているので安心してお取引頂けるということになります。銀行系をバックにつけているからこそサービスも充実できていることもあります。皆様から良く頂くお声として、「MUFGだから安心して取引できる」という声も多いです。

東京三菱UFJ銀行を使っている方は、auカブコム証券で株取引をしているという方が非常に多いのも頷けます。

Point!

銀行系のバックボーンがあるということで、他のネット証券に比べてアドバンテージがある模様です。auカブコム証券も東証1部上場ですので安心感がありますね。この後、インタビューで様々なサービスについて質問しますが信用力の違いで他社との差別化をつけたサービスができていることが分かります。


Q.株価変動リスク無しに株主優待を取得する方法は私も行っており年間でかなり得しております。auカブコム証券はその手法で一般信用取引売建銘柄数が多く必須証券だと思います。詳しい手法について整理して教えて頂けませんか?

株主優待クロス取り手法を説明

簡単に申しますと一般信用の売りと現物の買い付けを同時に行って、その両者を翌日決済するという方法です。詳しくは資料(※下記リンク参照)も用意しているのですが、権利付き最終日の寄り付き前に注文を出して、前場が始まる9時に買い/売りの両方が約定します。以上で、その日の取引は終了になります。次の日に一般信用の売りの決済として、現物の株式を品渡しするだけという簡単な方法となります。

「何故、買いと売りの注文を同時に出すのか?」疑問に思われる方が多いですが、それは株主優待権利日や決算日をまたぐと株価が下落する恐れがあります。その株価下落リスクを補填するために一般信用の売りを同時に行います。

また反対の決済時に、同時に反対決済するのではなくて品渡しという方法が使えるのですが、同じ銘柄で、同数の株数の現物の買いと信用の売りがあればこの方法が使えます。初心者の方は、この方法を知らない方も多いかもしれませんが、手数料の節約になりますので是非お使いください

信用取引を漠然と怖いと思っておられる方も多いようです。しかしここで取り上げている方法は株価の変動リスクを受けることがないので、非常にリスクの少ない方法です。まずはこういった取引から信用取引を試していただけると良いかと思います。

これを読めば分かるといった非常に分かりやすい資料を用意していただきましたので参考にしてください(PDF)
※非常に分かりやすい資料となっております。まずはこの資料を見て試してみると良さそうです。


Q.一般信用売建てに関して人気銘柄は時期により抽選になると思います。オススメの対処法などありますか?また多く申し込んだほうが当たりやすいのですか?

まず、「多く申し込んだほうが当たりやすいのか?」という質問ですが、抽選ですのでそれはありません。本当に抽選なので当たりやすくする方法はないです。ただし、事前に見ておくことをオススメします。前日だけではなく14日前からポジションを作ることができるので、事前に在庫を見ておくことと、後は欲しい銘柄の在庫がない場合は私どもにお電話頂ければ追加できる可能性が高いです。前日だと厳しいですが1週間前などに問い合わせ頂ければ部門の方で調達できるものは、どんどん追加していく体制を取っています。今は調達部門の強化を進めているのでお客様からの要望があれば動ける可能性が高いです。

もう一つは、実は当日になって追加される銘柄も多いです。当日というのは権利付き最終日のお昼頃となっております。こちらは一斉お知らせなどで情報が出るようになっています。先着順ですので一瞬で無くなってしまうというぐらい人気ですが、チェックする価値はあると思います。先日の9月末の優待時期ではANAなどは当日に追加されました。こういった銘柄は大人気であっという間になくなるので要チェックですね。

auカブコム証券

前日だけでなく、2週間前ぐらいからチェックすることが望ましそうです。また追加要望が非常に効果的ですね。


Q.一般信用売建ての株主優待クロス取引以外の活用方法を教えて下さい。

よく使われる方法が年末に税金の節税対策で使われる方法です。手法が変わりますが年間で利益が出ていた場合は税金を引かれてしまうので、12月の最終権利付き日よりも前に、ポジションでマイナスになっているものを建てなおすという方法がよく取られます。

Point!

一般信用取引の売建は逆日歩リスクがないので、損失のリスクを考えずに税金対策やヘッジ的な手法として様々なところで使えそうです。一般信用売建て可能銘柄数が最大auカブコム証券が一番活用しやすい事は間違いないです。


Q.信用取引開設で無料で使えるkabuステーションのフル板機能はオススメだと思いますが、kabuステーションでオススメの使い方があれば教えて下さい。

株パソでリアルタイム株価予測をチェック一番のおすすめはリアルタイム株価予測になります。フル板契約のある方のみの機能になりますが、毎日寄り付き前に東証が出している気配値のビッグデータを取り込み解析して、その日に一番売買が活発な銘柄をランキングで表示することが出来ます。あまりニュースが出ていない銘柄でも上位に出ている銘柄だと、正式なニュースで発表されてないにもかかわらず、個人投資家の方でも何かのきっかけがあるということが、寄り付き前から分かるようになります。

後は2Way注文機能などもオススメです。為替の取引と同じように価格が出ていてワンクリックで「買い」「売り」が可能になります。この機能を使うと為替取引をしているように高速で売買できるのでチャンスを逃しにくいと思います。あとは、やはり信用口座を持っていればフル板機能が全部無料になるというのは、他社様にはないツールの優位点ではないかと思います。

Point!

私はIPOの初値が付く前の寄り付き前から合致点(初値予測点)が非常に使いやすく重宝しています。リアルタイム株価予測は知りませんでしたが、インタビュー後確認すると、寄り付き前に狙える銘柄選定に役立つと感じました。


Q.信用取引ですがゴールド・プラチナプランは手数料無料や金利優遇でお得ですが、結構対象者はいるのでしょうか?

非公開になっていますが、実は適用されている方は多くいます。当社で多く取引すると、先ほどから有効性を挙げている株主優待のクロス取引でも手数料無料で行えるのでかなり使えます。その為、当社でかなり取引をして手数料が無料になるプランを維持しているお客様が多くおられる状況です。

適用になるまで1ヶ月かかりますが、そこを超えてしまえば手数料無料で信用取引が行えますので続けて無料期間になっている方が多いですね。

Point!

恐らく良く取引する人ほどauカブコム証券の活用方法を知っているのでしょう。さらにゴールドプラン・プラチナプランになれば手数料でも優遇されますので、慣れてくれば優遇プランを維持する価値はありそうです。


Q.貸し株サービスで最大10%の年率の銘柄があるなど凄く感じます。やはり一般信用のためですか?

貸し株サービスは力を入れている部分の一つではありますが、一般信用売建とは直接は関係ないです。少し難しい話になりますがネイキッド・ショート・セリングと言って機関投資家などが空売りをする方法がありますが、そういった場合でも規制などがあり、信用取引などで証券会社として現物でいくらか持っていないと空売りしてはいけないなどの決まりがあります。

貸し株金利パーセンテージが高い銘柄は、基本的に現物の株不足であったり、その中でも取引が活発になっているといった理由などがありますね。

Point!

私は良くIPO銘柄をチェックしていて、その銘柄がパーセンテージが高くなっていると感じていました。新規上場銘柄は取引が活発な中、まだ出始めて株不足な部分があるのかもしれません。


前半戦では私もよく利用しているauカブコム証券の得意とする部分、特に一般信用売建ての活用法や、どの辺りが凄いのか初心者にも使える物ということを紹介していただきました。

後半戦では他の部分についても幅広く聞いています。参考になると思いますので、是非後半戦もどうぞ!

auカブコム証券

私としては信用口座を開いて一般信用の使い勝手と魅力をまずは感じて欲しいです。フル板も無料で見れます。

後半戦はauカブコム証券さんの様々なサービスは、口座を持っている人の状況など多岐にわたって質問しています。

>>一般信用売建可能銘柄数は日本一、auカブコム証券さんに突撃インタビューしてきました(後編)