サインポスト(3996)のIPO新規上場情報

いちよし証券主幹事、マザーズ・小型・情報通信系の初値高騰三拍子銘柄。
人工知能搭載レジなどは注目されそう。

また想像以上に11月のIPOの数が少ない点を考慮するとスケジュール的にも後押し。

かなりの暴騰銘柄になりそうな第一印象。売上利益は緩やかな成長から、今期急成長。

ベンチャーキャピタルなどの出資も見えない。

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

マザーズ小型情報通信業の初値高騰三拍子銘柄。
AI活用のイノベーション、企業向けコンサル・ソリューションとテーマ性も高い。

日取りも単独上場で良く、注目度は自ずと高くなりそう。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2018年2月度の単体予想EPSは87.9円。
想定価格2,200円から計算される予想PERは約25.03倍。

売上利益ともに伸びているが成長性はある程度盛り込まれた価格設定。
直近の伸び率は加速しているので、それを考えると十分買える価格と感じる。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約7.84億円（想定価格ベースOA分含む）の小型IPO、
上場市場は東証マザーズ市場。主幹事はいちよし証券。

公募売出枚数3000枚程度のプラチナチケット。
オファリングレシオは低めで、既存株主にベンチャーキャピタルの名はなく
すでに上場時に大株主の売りがあるため追加売はなさそう。

一方ストック・オプションの未行使残は70円付近という価格で24万株あたりの玉がある。

気になる売りはストック・オプションの出方ぐらいで、ロックアップ解除でもあまり売りが出そうな雰囲気がない。
こうなるとかなり需給面では買いたくても売ってくれない状況になりそう。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

A.I.搭載レジは未来感を感じる。また金融系のコンサル・ソリューションに技術で提案すれば
話題の仕事を奪う企業となり期待したいところ。

先日のパークシャテクノロジーも期待されて高騰したが、同じ雰囲気でさらに金融関係でお金儲けの匂いがする。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

需給、新規性、業績、期待感など文句なしの銘柄。
価格設定もそれほど強気でないので明らかに買い需要が売り玉を大幅に上回る。
初根高騰は必至で、後はどこが落とし所になるのか？

3倍超えの初値は達成しそうな状況。
現状で見えているスケジュール感では更に高騰も可能性はあるが、
地合いの変化もあるので、BB時の予想ではS級3倍強初値とします。

全体考察
総合得点は10点で、私のBBスタンスはS評価です