セグエグループ(3968)のIPO新規上場情報

2014年連結化？で実質小会社のジェイズ・コミュニケーションのセキュリティ企業。
サーバのリリースやマイナンバー制などにも絡んでそう。
結構色々取り組んでいそうだが、絡まないとなかなか内容がわからない。

業績に関してはほぼ横ばいと言った感じ。だからジャスダックスタンダード上場なのか？

みずほ証券主幹事、プラチナ感あり。

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

セキュリティ・インフラ系のIT企業で、IPOでは人気が高い。
IPOラッシュ後の同時上場でスケジュール面では初値に厳しいが小粒IPOで大丈夫だろう。

ただセキュリティ系の企業も上場が増えて多少飽和感は感じられる。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2016年12月度の連結予想EPSは130.56円。
想定価格1,650円から計算される予想PERは約12.64倍。

連結後3期目ということだが、実質ジェイズ・コミュニケーションで低成長状態。
あまり期待されても困る感じだろうか？価格設定はそれを反映して低PERとなっている。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約3.98億円（想定価格ベースOA分含む）の小粒IPO、
上場市場はジャスダックスタンダード。主幹事はみずほ証券。

殆どが公募株で枚数も少ない。プラチナチケット系のIPO。

ベンチャーキャピタルからの出資も見当たらず、
ストック・オプションの未行使残数も少なめでまとまった売り圧力も少なそう。

需給面では最強銘柄となりそう。初値高騰ならマネーゲームか？

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

現状ではマイナンバー制度対応の需要が高く、成長が見込まれる。
やや組織力もある模様で、安定して仕事を受注できそうな魅力がある。

低成長なため公開価格が安めに設定されているのも魅力的。
低リスクと爆発力の両方が期待できる銘柄と感じる。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

なんといっても需給面で最強銘柄。
また事業もやや飽和感があるとは言えITセキュリティでまだまだ需要は高い。

初値に関してはラッシュ時期後半の同時上場で苦戦の可能性もあり、
さらに公募で取りにくいとなれば、初値売りの妙味は少し欠けるかもしれない。

現状では低成長で下手にマネーゲームにされるよりは、ちょっと安く初値が付いたなぐらいのほうが良いのかもしれない。ホームページのニュースも2016年1月からあまりなく11月に上場発表で動いてる感は少ない。

貰えるものならとりあえず欲しいので評価はA評価とします。

全体考察
総合得点は9点で、私のBBスタンスはA評価です