オウチーノのIPO新規上場情報

SBI主幹事、マザーズ・ネット系・超小型案件。
業績も伸びている。これは欲しいけど、枚数少ない。
業種的には競合も多い・・・。

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

インターネット広告代理業で、主に不動産関連情報を扱う。
ただ、これらのサイトはいくつかあるがその中でも一番利用度、認知度は低く感じる。

情報量以外の読み物系の充実を図っている模様で、
上場後どの程度知名度を伸ばせるかが焦点。

IPOとしてはマザーズ小型ネット系の三拍子銘柄で文句なし。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2013年12月度の単独予想EPSは135.62円。
想定価格3,130円から計算される予想PERは約23.1倍。

今後の伸びを考えると多少織り込まれた価格だが、
今のIPOはあまりお構いなしな部分があり、それが続けば初値は大丈夫だろう。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約5.01億円（想定価格ベースOA分含む）の小型IPO、
上場市場は東証マザーズ。主幹事はSBI証券。

軽量感は十分、ネット証券主幹事でも大丈夫だろう。

筆頭株主がベンチャーキャピタルで約40％を保有。
ただしロックアップが掛かりはよく、主な大株主にはしっかりと掛かっている。
ロックアップは180日間、または発行価格の1.5倍以上で売却可能。
V.C.は90日間の模様（解けたら売るのかな？）。

ストック・オプションの未行使残高は11.3万株程度。
講師価格帯は553円～1375円。ただし上場後1年間行使制限もあり。

基本的には大型の売り玉は上場後すぐは気にしなくていいだろう。
それよりも軽量感をいかして、初値や上場後すぐは大きく変動しそうな銘柄。

 ４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

個人的にはIPOとしては人気化しそうだが、すでに競争厳しく
どちらかと言えば他サイトのほうが充実感もあるため魅力には欠けると感じる。

あまり長くは持っておきたくない銘柄というイメージ。
なにか一つ、競合サイトとの違いがあれば良いのだが・・・

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

IPOや初値に関してだけ言えば文句ない銘柄。
主幹事もネット証券で、抽選配分に期待がかかる。

また根ガサ軽量銘柄で、1枚あたりの利益も大きくなりそうなのは嬉しい。
注目はやはりSBI証券の当落結果になるだろう。

全体考察
総合得点は8点で、私のBBスタンスはA評価です