オークファンのIPO新規上場情報

優待の価値チェックに使わせてもらってます。
高増益中、枚数少なくプレミアチケットか？
日興の本年度初主幹事案件。

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

マザーズ・小型・ネット系の3条件揃いのIPO。
さらにマザーズへの上場も1ヶ月以上空いて注目度が高まる。
SMBC日興証券の第1号案件でさらに注目度は高そう。

5条件ぐらいポジティブな感触で注目度は高い

 ２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2013年9月度の連結予想ＥＰＳは123.73円。
想定価格2,280円から計算されるPERは約18.4倍。
尚、仮条件が強気設定で2,280-2,600円となっている。
2,600円なら予想EPSから計算されるPERは約21倍。

ネット系企業ではPERは高く出る傾向だが、数字上は割安設定ではない。
しかし成長途上の企業であり、上場時の判断としてはそれでももっと高く評価されるか？

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約8.39億円（想定価格ベースOA分含む）の小型IPO、
上場市場は東証マザーズ。主幹事はSMBC日興証券で本年度1号案件。

公募売り出し比は、公募が売り出しの約3倍。

既存株主上位陣にはV.C.が並ぶがその大半はロックアップ対象。
ロックアップ解除は180日間、または発行価格の2倍以上。

ストック・オプションの未行使残高も多い。
約21万株が残っていて400円～1560円で行使可能。
一番、残数が多いのは1560円。多少は気に留めたい。

結局既存株主は得する構造だが、それでも上場時は大幅買い超しが予測される。

 ４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

ヤフオクという人気サービスと手を組んだ業態で
上場することでさらに知名度を上げそう。

魅力という点では、単一サービスだけでは難しいと思うので、
今後、データ解析という特徴を他分野に伸ばせるのかが鍵となりそう。

上場時では大化けしそうな感触もあり、魅力ありとする。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

初値高騰に5条件（マザーズ・小型・ネット系・タイミング・主幹事第1号）ぐらい揃った銘柄に感じる。

是非とも、公募で手に入れたいがプレミア感も強い。
初値は2倍は普通に超えてきて、3倍辺りからの勝負になりそうか？


全体考察
総合得点は10点で、私のBBスタンスはS評価です