地盤ネットのIPO新規上場情報

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

地盤ネットの概要

市場：東M (サービス業)

事業内容：住宅地盤の調査、解析及び地盤品質証明サービスの提供

地盤ネットのIPO(新規上場)日程関連

仮条件決定日	2012/12/04 (火)
ＢＢ期間	開始： 2012/12/05 (水) ～終了： 2012/12/11 (火)
公募価格決定	2012/12/12 (水)
購入申込期間	開始： 2012/12/13 (木) ～終了： 2012/12/18 (火)
上場予定日	2012/12/21 (金)

地盤ネットのIPO(新規上場)基本情報

公募株式数	総計：784,000株（公募：384,000株 / 売出：400,000株）売出株式比率：51.0%
O.A.分	117,000株（O.A.=オーバーアロットメント）
発行済株数	5,284,000株（上場時、公募株数含む）
OR	17.1% （オファリング・レシオ、OA分含む計算）
想定価格	720円
仮条件価格	700～720円 (変動率：-2.8% ～0.0% 中立 )
公募価格	720円（想定価格との差：0円 / 0.0% ）
IPOの資金用途	知名度向上や拡販のための広告宣伝費及び収益拡大による売上債権増加に伴う運転資金として充当する計画

地盤ネットのIPO価格マトリックス（価格・吸収金額・時価総額）

	想定価格	公開価格	初値	現在値
株価	720円	720円 ±0円	1,412円 +692円	187円分割 4倍 (-664円)
変化率		0.0%	+96.1%	-47.0%
吸収金額	6.48億円	6.48億円 ±0.0億円	12.7億円 +6.23億円
時価総額	38.0億円	38.0億円 ±0.0億円	74.6億円 +36.5億円	43.2億円 -31億円

※左から右へ時系列的に並んでいます。増減比は左のカラム（行）に対するものです。

※吸収金額はOA（オーバーアロットメント）分を含んで計算しています。

日程・概要
割当
業績・株主
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地盤ネットの取り扱い証券会社と引受割合・シンジケート

主幹事証券

野村證券

幹事団と割当

証券会社名	割当数	割当(%)	抽選配分
野村證券	643,000株	82.02%	579枚
SBI証券	23,500株	3.00%	106枚
みずほインベスターズ証券	23,500株	3.00%	-枚
SMBCフレンド証券	23,500株	3.00%	24枚
エース証券	23,500株	3.00%	200枚
岡三証券（岡三オンライン）	15,700株	2.00%	16枚
丸三証券	15,700株	2.00%	16枚
三菱UFJモルガン・スタンレー証券	7,800株	0.99%	9枚
いちよし証券	7,800株	0.99%	1枚
(その他：野村ネット＆コール)

※抽選配分は過去の個人投資家への同一条件抽選状況をもとに、およその配分量を算出したものです。

企業データ

会社名	地盤ネット
所在地	東京都中央区日本橋一丁目７番９号
設立	2008年06月25日
従業員数	25人
監査法人	有限責任監査法人トーマツ

地盤ネットの概況（直近の経営指標、業績予想）

地盤ネットのストックオプション（新株予約権）の状況

データ未更新。2015年6月以降の上場銘柄に関して情報更新中です。

日程・概要
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地盤ネットの初値予想・評価・BBスタンス・初値結果関連

BB参加姿勢	評価： (B:やや積極的)
初値予想 (BB開始時)	1,080円（想定価格比: +360円/+50.0%）
直前予想 (上場前)	1,150円（公募比: +430円/+59.7%）
初値	1,412円（公募比: +692円/+96.1%）

※評価はＳ～Ｄまで、初値予想はＢＢ開始時と上場前直前に行っています。

・新規承認時の第一印象

不動産のような感触を得るが業種はサービス業。
昨今の地盤の不安から、需要の高まりがあり上場するまで成長。
地味な感じもするが面白い銘柄とも言える。

・ブックビルディング姿勢に対するコメント

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

マザーズ上場の地盤調査会社、昨今の防災意識の高まりに乗って成長した感がある。

その点で、まだ上場時では注目度は高いといえる。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2013年3月度の単独予想ＥＰＳは40.39(T社)。
想定価格720円から計算されるPERは約17.8倍。

急伸中のネット企業でもないのに、この予想PERの価格設定は割高感。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約6.49億円（想定価格ベースOA分含む）、
上場市場は東証マザーズで主幹事は野村證券。
吸収金額的には問題なし。

公募：売出比はほぼ半数ずつ。

残念ながら価格設定同様に売り側への縛りの緩さがヒドイ。

そこそこの保有があるV.C.へのロックアップはなし。
ただ大株主には90日間、1.5倍で売却可能のゆるいロックアップが掛かる。

ストック・オプションの未行使分は総数41.2万株ほどあり。
行使価格が100円と格安になっている。

既存株主にとって非常に有利な状況で、公募から参加する場合の判断は
慎重な対応が必要と感じる。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

しばらくは需要の見込みがあると感じる。
しかしながらこういった職種は需要があるうちはいいが、
その先の魅力にはかけると感じる。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

今の機運に乗ってうまく上場させる意図を感じる。
その点、既存株主に非常に有利な内容になっていて疑問を感じる部分も多い。

もちろん今の業績の伸びは絶好調なので、
公募からの参加でも十分大丈夫という見方もできるので、
IPOと防災意識の高まりに乗るというのは大いにありといえる。

全体考察
総合得点は6点で、私のBBスタンスはB評価です