エスキュービズム(3982)のIPO新規上場情報

オムニチャネル？（チャネルを問わずあらゆる場所で顧客との接点とのこと）。
販売や集客で新規性のある事業。
社名もエスキュービズムとカタカナでおじさんにはついていけない。

売上高が倍々ゲームで拡大中、急成長で期待感高い。

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

新しいことに果敢にチャレンジしていく精神が見える企業。
プレスリリースも積極的でトークイベントなどでも出てくることが多い模様。

いかにもIPOらしい企業で注目を集めそう。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2017年3月度の連結予想EPSは72.76円。
想定価格1,250円から計算される予想PERは約17.18倍。

新規ビジネス形態の期待度を考えると数値上割安感あり。
業績の伸びもしっかりで後押しする。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約5.31億円（想定価格ベースOA分含む）の小型IPO、
上場市場は東証マザーズ。主幹事はみずほ証券。

公募売出比は2:5程度で売り出しが多い。ただ、オファリングレシオは低め。

ベンチャーキャピタルからの出資は多めで株価が高ければ放出もあり注意。
ロックアップは1.5倍価格で解除となっている。初値でもちろん超えそうな情勢。
ストック・オプションの未行使残に関しては、あまり気にする量ではないとみる。

期待される中、供給が少なく需給面も抜群。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

オムニチャネルという次世代感があるビジネスで人気化しそう。
家電や中古車販売手法などいろいろな分野にまで、アイデアで勝負している。

それぞれには失敗も多いだろうが、大当たりと言うかビジネスを変える魅力感はある。
また、赤字企業という訳でなく、現状でも業績が伸びているところも評価したい。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

全面に渡って評価できる銘柄で、S級銘柄に指定したい。

ただ、3月上場で連日上場・同時上場に入ってくるなか、
初値の落とし所というものが難しくなっている。
初値高騰は基本と見られるが、そこからどこまで伸びるかは賭けと言ったところ。

今まで失敗を叩かれまくってきた日本なので、こういった企業が躍進することは
希望が持てて良いことだと感じる。

全体考察
総合得点は10点で、私のBBスタンスはS評価です