ティビィシィ・スキヤツト(3974)のIPO新規上場情報

SMBCフレンド証券主幹事（2015年6月上場デジタル・インフォメーション・テクノロジー以来）
美容サロン顧客管理システムなどITC事業のネットサービス系。
枚数少なくプラチナチケット系。取得が極端に難しく需給バランスが大きく崩れそう。
業績下り坂だが、選択と集中をした模様。

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

２０１６年IPOの最終戦。幸い、同日上場もなくしかもやや空いた日程で、
最終IPOアノマリーが出そう。主幹事もSMBCフレンド証券とマイナーどころ。

また、業種もIPOでは人気どころとなる。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2017年10月度の連結予想EPSは104.18円。
想定価格1,340円から計算される予想PERは約12.86倍。

ややオールド企業で売上は頭打ち感ありも業種的に見れば
比較して割安感を演出している。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約3.35億円（想定価格ベースOA分含む）の小型IPO、
上場市場はジャスダックスタンダード。主幹事はSMBCフレンド証券。

公募売出比は7:4程度で公募が多い、枚数少なくプラチナ感あり。
オファリングレシオも低め。

50期を迎える企業というのもありベンチャー感はなし。
ベンチャーキャピタルからの出資も見当たらず、ストック・オプションもない。

既存株主も豊富だが180日のロックアップがしっかりかかっており、
上場時の売り圧力は皆無に近そう。

需給面では最終IPOというのもありマネーゲーム物色銘柄。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

美容系ICT事業でシェアトップの模様。良く言えば安定性あり、悪く言えば成長味に欠ける。
資金使途はソフトウェア開発資金に回すようで、さらにシステムシェアで強固にするか？

上流システム系は医療系特化などでもIPOで強く、美容系でも活躍するか？

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

2016年最終IPOはSMBCフレンド証券から。
意外にも詰まった日程から抜けるIPOとなるため、最終アノマリーで初値高騰しそう。

割安感や需給など初値高騰要因は多い。

ジャスダック銘柄で成長性がない点がどう評価されるかが不安点となる。

なんとなくオーバーシュートなドゥビドゥビ初値になる予感。

全体考察
総合得点は9点で、私のBBスタンスはA評価です