ランドコンピュータ(3924)のIPO新規上場情報

東証2部上場、業績は緩やかながら伸びあり。
インフラシステム系、東証2部がどう出るか？だが小型なので逆に強そう。

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

東証2部上場ながら、業種にそれほど地味さはない。
基本的に初値でだけでみると東証2部はマイナス要因だが、
日取りも悪くなく、それなりの注目度で上場しそう。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2016年3月度の単体予想EPSは165.64円。
想定価格1,710円から計算される予想PERは約10.32倍。

成長性は緩やかな状態で、強気の価格設定ではなく
非常に妥当もしくは、ディスカウントが感じられる。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約8.32億円（想定価格ベースOA分含む）の小型IPO、
上場市場は東証2部市場で主幹事は野村證券。

公募売出比3：１程度。野村證券で4000枚強だと抽選での当選は厳しい。

ベンチャーキャピタルからの出資は12,500株の1社とほぼ無いに等しい。
またストック・オプションの未行使残高もなく、売りリスクはかなり低い。
なお、上位株主へのロックアップは90日のみで価格による解除条項はない。

小型で売り側の規制が厳しいので、東証2部なれどセカンダリー勢に狙われる可能性はある。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

1971年設立とすでにオールド企業に近いが今になっての上場。
ハードよりもソフトよりで、まだまだ伸びしろはあるのかもしれない。

システム系の業種はIPOではマザーズなら、高騰間違い無し業種。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

結論としては東証2部という点でどう出るか？
関係なく、業種や割安感、需給面で初値高騰の期待もできる。

一方、思ったほどの初値でなければセカンダリーで狙われる可能性あり。
日程的に上場被りもなく、12月上旬の上場ラッシュ疲れもない時期なので、
予想としては東証2部でも絶好調初値で、セカンダリーが入りにくくなるまで
伸びてしまうのでは無いかと思う。

BBスタンスとしては普通にA評価とい期待が、やはり東証2部に不安感が残るので
そこを割り引いて考えてB評価の7点にする。基本的にはA評価レベル。

全体考察
総合得点は7点で、私のBBスタンスはB評価です