サイバーリンクスのIPO新規上場情報

売上利益とも緩やかに伸びを見せている。
POSシステム等のクラウドサービスとのことだが和歌山本社で微妙な感じも。
また携帯ショップ運営など事業があまり定まっていない部分は不安。

まぁ、小型なので初値に関しては大丈夫か？

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

ジャスダックスタンダードで地方本社の企業となるが
3月最初のIPOとなり後に控える大型上場の影響を受けなさそう。

それほど注目度はないと感じるが、上場時期が非常に良い。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2014年12月度の単独予想EPSは166.55円。
想定価格2,200円から計算される予想PERは約13.2倍。
そこそこの成長性を考慮すれば妥当な価格設定か？

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約6.33億円（想定価格ベースOA分含む）の小型IPO、
上場市場はジャスダックスタンダード。主幹事はみずほ証券。

ベンチャーキャピタルの推定保有株数は36千株。
ジャフコ系の保有が若干ある程度、ロックアップは掛かっていないが気にするほどでない。

主要株主にはロックアップあり、90日または1.5倍価格で解除

ストック・オプションの未行使残高は49千株。
行使価格は1,250円、こちらも数と金額含め気になるほどではない。

とにかく小型で公募株数2500枚のプレミア銘柄

需給面で見てまずは初値高騰は間違いないだろう。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

クラウド事業ということで人気業種。今後もクラウド化の波は後数年は持つだろう。
地方本社だが、実際のところ全国でこういった企業が元気になる方が個人的には望ましいと思う。

クラウドなんだから本社東京の必要はない。

携帯ショップの運営などからきており、業態も常に変化していきそうな予感。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

2014年の中でまずは一発目の初値問答無用銘柄。
ジャスダックスタンダード、地方企業でも気にすることはなさそう。

一方、取得が難しくセカンダリー相場はマネーゲームになりそうで上手く乗れるかが鍵か？

全体考察
総合得点は9点で、私のBBスタンスはA評価です